アピールポイント いきなりだがすごく虐待がしたい 令和も6年目の今日この頃、昔と違って下手に公園などで虐待しようものなら即ネットで顔バレするという世知辛い時代。 虐待派は各々の家に引きこもってチマチマと実装石をいたぶる毎日を送っていた。 ちなみに頭のおかしい愛護派は時代の変化に適応できずに苦境に立たされている。 公園に実装石を捨てる愚かな飼い主も激減した。 そもそも無断遺棄は動物の管理条例などに抵触しまくる重大な犯罪行為である。 特に実装石はその地域の衛生状態、景観、動植物の分布図などに多大な悪影響を与えるとして、 地方自治体の徹底的な駆除管理によって引き抜き潰されることで増殖を食い止められ、 一応ながら一定の成果を挙げていた。 それでも多少は公園に野良実装が生息している辺り、実装石の生き汚なさには頭を抱えるばかりである。 そんなわけで、公園で醜い生にしがみついている野良実装を拉致してブッコロそうと考えた。 今回のテーマは『面接』で行こうと思う。 「で、君たちの中から1匹だけ選んで、そいつを飼おうと思ってるわけ。 ウチの飼いになりたいやついる?」 『デエエッ!ワタシ!ワタシが飼われたいデス!!』 『チュゥウ〜ン♪ワタチを飼ってチャア♪』 『デスゥー!!こんなチャンス2度とないデジャ!ワタシを飼うデース!!』 大中小さまざまな野良が俺の周りにデチャテチャと集まってくる。 こんなご時世でもまだこれだけの野良がいるもんなんだな。 しかしまあどいつもこいつも五月蝿えしきったねえなあ… こんなのを可愛がる奴は相当なイカレポンチの変態だよな… とりあえず狙い目は元気があって、未来の希望に燃えてそうな若いやつがいい。 善良でも糞蟲でもオールオッケーさ! 「若くてやる気のある奴は誰でも良いよ。ただし1匹だけを慎重に選びたいから、俺ん家に来て面接を受けてもらう」 『デデッ?メンセツってなんデスゥ?』 「簡単に言うと自分の得意なことや自慢できることを俺に見せるってことよ。 俺がコイツは優秀な奴だと思ったらめでたく飼い実装。ダメだったらお帰り願うけどな」 正しくはこの世からお帰り願うわけだが 「どうする?自信のある奴はこのケースに入ってくれ」 実装用の大型ケースを車から降ろすと、野良どもがワッと一斉に殺到した。 まったく単純な蟲どもだ。 自分達がどんな目に遭うかも知らずに… -- 「ゼッケンはみんな着けたな?それじゃアピールタイムの始まりだ。エントリーNo.1前に出ろ」 『ハイテチ!いっしょうけんめいがんばるテチ!』 家に着いた俺は実装どもに番号付きのゼッケンを与えた。流石にこの多さでは1匹1匹ずつ見分けるのは困難だからな。 とりあえず1番目は元気のいい返事をした仔実装である。 見たところ糞蟲では無さそうだが… 「では、チミの得意なことはなんだい?」 『ワタチはおうたを歌うのがとくいテチュ!ママもオネチャたちもワタチのおうたをほめてくれたテチャ!』 「へえ、お歌ねえ…。じゃあここで歌ってみ」 『ハイテチ!』 〜大好きなゴシュジンさま〜 作詞:ワタチ 作曲:ワタチ テちぃ〜♪(大好きな、ゴチュインさまへ♪) テちゅ〜♪ てちゃ〜ん、てちゅて〜チュ〜♪(おおきなおおきなおうちテチュ♪ ゴチュインさまとワタチのおうちテチュ♪) テッテロて〜♪ テッテロちゅ〜♪(あめもかぜもへっちゃらですごいテチ♪ あついのもさむいこともないテチ♪) テッテロち〜♪ テッテロちゃ〜♪(いつもゴチュインさまといっしょテチ♪ ごはんも遊びもいっしょテチ♪) テッテロちぃ〜♪ テッテロて〜♪(ゴチュインさまの言う通りにしたら楽しいことがあるんテチ♪ 言うこときいたら褒めてくれて嬉しいんテチ♪) テチュン!(ゴチュインさま、わたちを飼っテチ!) …俺は気付いたらギリギリと歯軋りをして、リンガルをありったけの力で握り潰していた。 そのまま、目の前で立ちすくんで耳障りな雑音を歌い続けていた糞仔蟲に駆け寄って、叩き潰してやりたい衝動に駆られた。 しかしガマンだ。まだ1匹目なんだ。悔しいけどしょうがないんだ。 あゝ、いけねえ。最初からこんなのズルいからチクショウ。 俺は額にピキピキと青筋を浮かべながらもなるべくヒクつく笑顔を崩さないように心がけ、 震える手でスマホの実装アプリを新たに起動した。 そして、 「よく歌えたねぇ…じゃあ、キミはこっちね」 と、待合室に使う実装ケースに仔蟲を招待した。 『テッチュウン!ごセーチョーありがとうございまチた!』 「うん…」 ふぅう…よく耐えた俺、えらいぞ俺 「じゃあ次ね…エントリーNo.2前へ」 『ハイデスゥ!!』 お次は成体の実装石だ。 これまた非常に元気がある個体だな。 「それじゃ、チミの得意なことは?」 『もちろんダンスデスゥ♪』 …なんだかイヤな予感がしてきた… 〜実装ダンス(アダルトversion)〜 実装ダンスでデスゥ〜ンデスゥ〜ン♪ ゴシュジン様と一緒にデスゥ〜ンデスゥ〜ン♪ 目の前で生尻を露わにし、排出口を見せつけながら尻をフリフリと右に左に蠢かすバカ実装 …俺は何を見せられているんだ… Ji⭐︎ssou! Ji⭐︎ssou! デ・スゥ〜ン♪ デ・スゥ〜ン♪ 片手でクパクパと排出口を開閉するバカ実装 …もしかしてこれ笑うところ? De De De suuuun♪(パチン⭐︎) 気味の悪いシナを作りながら、片目をウインクしてセクシーポーズをキメるバカ実装 『ふううー…!ひさしぶりに踊りまくったデスゥ…!』 「…あ、終わったの…?そう…」 いま何時だろうか? 俺はいつの間にか、シグルイで伊良子が藤木に討たれそうになっている場面を見ている三重様のような曖昧な表情をしていた。 どうやら極度のストレスは人間の感情を喪失させるらしい。 その後も 『ワタシはこの世界が嫉妬する自慢の髪をアピールするデスゥ♪』 だとか 『このワタシの白雪姫も裸足で逃げ出す美貌こそ最大の長所デスゥ〜♪』 だの 大言壮語のオンパレードをかまし続ける実装石たち。 俺はもはや笑顔など作れるはずもなく、 チベスナのようなしかめ面からハシビロコウのようなガン見顔に変わる頃には、 既にの最後の順番まで来ていた。 『ワ…ワタシは前のひとたちのようにお歌もダンスも得意じゃないデス』 「ほう、では何が得意なの?」 最後の成体実装は随分と控えめな気性のようだ。 俺の質問に対して実装石はオズオズと答え始めた。 『ワタシは得意なことの代わりに、命よりも大切な赤ちゃんたちがいるデスゥ♪』 …………は? 『そうデス。ワタシのオナカの中には、とうとい命の光が輝いているのデス… きっと、ゴシュジン様のお気に召す愛らしい仔を産んでみせるデス♪』 そういえばコイツ両目とも緑色だったな。 飼うのは1匹だけだっつったのに、まさかガキもろとも俺に寄生する気か…? 俺の疑問をよそに親実装は幸せそうに笑みを浮かべると、頬を薄くピンク色に染めながら己が体を抱いて身を捩った。 『ゴシュジン様とワタシの仔たちデスゥ…(はあと)』 その瞬間、この糞蟲の末路は決定した。 こうして、永遠とも思えた晒し会場はついに終わりを迎えた。 いやあ長かったなぁ〜 そしてこれからがお待ちかねのお楽しみよ!! 「じゃあさっそく結果発表はじめようか。No.1前へ〜」 テッチュ〜ン♪ No.1と呼ばれた歌い手仔蟲は既に飼い実装気分なのだろう。 自分が選ばれたと思って喜色満面である。 だが残念だったな。すぐにそのニヤケ面を凍りつかせてやるよ。 「結果発表。俺様の家で不快極まる騒音を撒き散らした罪は万死に値する。よって死刑」 『テ?』 ブヂッッッ 『テヒャエッッッッ!?』 仔蟲は何を言われたかわかんないといった顔をしたがもう遅い。 俺は蟲の喉元を素早く摘み、ブチっと声帯を喉ごと引きちぎった。 『〜〜〜〜ッッッッ!?』 声にならない絶叫をあげ、喉からプシュプシュと鮮血を噴き出しながら悶える仔蟲ちゃん。 もうお歌歌えないねえ。 俺はさっさと蟲を摘むと、窓を片手でパァンと開けて仔蟲を外に放り投げた。 『ッッッ!?!?』 足から着地した仔蟲はプチトマトがグジュと潰れるような音を立て、下半身が丸潰れとなった。 あの様ではもう歩行も不可能だろう。 まあ、ここが一階で良かったじゃないか、二階だったらお前死んでたぞ 『〜〜〜〜〜〜ッッ』 「お前はそこで乾いてゆけ」 既に仔蟲の命運は決したので、さっさとエントリーNo.2に行こうと考える。 まだまだ数が多いのでちゃっちゃと済まそう。 『デッ!?デデッ!?』 「次、エントリーNo.2結果発表。俺様の視界に酔っ払いのゲロ以下の汚物を見せてくれた罪は重い。 よって死刑」 『デエエッ!?…デギャアアアアッッ!?』 糞蟲の片耳を摘んで宙に浮かべる。あまりの痛さにイゴイゴ蠢いて苦しむが、 俺の受けた精神的苦痛はこんなもんじゃない。 「汚物は消毒しねえとなあ」 『デギャギャギャギャ!?』 ビリビリと服を破り、ボキボキと手足の関節を捻り折っていく。これでもう一生ダンスできないねえ。 両手足を潰され、痛みでイゴイゴモゾモゾとウジのように蠢く糞蟲。 仕上げにナイフで左の尻たぶに『糞』右の尻たぶに『蟲』の字を刻み込み、排出口に電動ドライバーをブチ込んだ。 去勢タイムのはじまりである。 ギュイィイィィン…(弱) ちょっと弱めにやるのがコツだ。そうすることで長く苦死んでくれる。 『デギャァアーーーーッ!?』 「よし、次。エントリーNo.3…ってアレ?」 ケースを見ると他の実装石はすっかり怯え切ってしまっていた。隅の方で寄り添いあいガタガタと震えている。 恐怖で糞を漏らしてる奴もいるな。 流石に俺が虐待派であることに気づいたようだ。 「もう気づいたかもしれないけど、俺はお前らの最も得意な部分をブっ潰すのが好きなんだよね。 No.3は世界が嫉妬する髪が自慢だったよな?」 『デヒッ!?に、逃げるデジャアッ!…デッ!?デデッ!?デジィイイイ!?』 逃げようとする糞蟲の後ろ髪をむんずと掴み、宙にぶら下げる。 糞蟲は糞と涙を駄々漏らしながらデジャデジャともがいている。 ダメだろ勝手に逃げたら、お楽しみはこれからなんだから。 「はい、ぶーちぶーち」 『デギャアア!?か、髪!!ワタシの髪ィイイイイ!?』 なるべくゆっくりと力を込めて、ゴワゴワの髪を引き抜いてやる。 抜かれる痛みよりも自慢の髪が無くなることの方が恐ろしいのだろう、より一層暴れるが所詮は実装石。 逃げ出す手段など皆無である。 「かゆいところございませんかぁー?」 『デギギギギギギ…!!』 引っ張りながらわざとグリグリと回して焦らしてあげる。 いつもながらこのミヂミヂ感はクセになる。実装石が苦痛と恐怖で歯を食いしばり、 額に青筋を浮かべ涙を流し続けるサマを見ているだけで思わずニッコリしてしまう。 「でも残念、お別れだよぉ?」 『デッッ!?』 一瞬だけ髪を掴んでいた手の力を緩める。 苦痛から解放されたことで、実装石の顔に安堵が訪れるが… 「ハイわっしょい!!!」 ブッッヂンッッ 『デジャギャアアアアーーーーッ!?』 わっしと髪を鷲掴みにして勢いよくブチ抜く。 髪抜きはこの感覚がたまんねえんだぁ…。 抜いた髪束の先端には毛根と一緒にブツブツと肉片がくっついている。 これを見るだけでゾクゾクしてくるのだ。 首が一瞬ガクンとなりながら髪をブチ抜かれた実装は、血涙を流して絶叫し続けた。 『髪!!ワタシの髪ィィイイイーーーーッ!? デッギャアアアアアアア!!!』 「あーうっせえ!!ハゲが勝手に喋くってんじゃねぇーぞお!?死ねハゲコラ!!」 バギャムッッ 『デバフッ!?』 喚く実装をサッカーボールキックで家の外に叩き出した俺は、引き続き面接官を務めることとした。 顔が自慢の実装は、鮫肌の卸金で念入りに顔面をすりおろしてやった。 仕上げにタバスコを振りかけてやったら悶絶死した。 足の速さが自慢のヤツはミキサーに無理矢理突っ込んで脚をスムージーにしてやった。 足臭成分100%スムージーはそのまま口の中に流し入れてやったら窒息死した。 頭の良さをウリにしたヤツは、脳天をハンマーで叩き割ってやったら、 耳からピロピロと脳をうどんのように零してデヒャデヒャと笑う廃実装になった。 これはこれでなかなか笑える姿である。 「で…チミが最後に残ったのよね?ママさん?」 『デヒィイイイイ…!』 殺しに殺したり糞蟲どもも、残るはこの妊婦実装のみとなった。 あろうことか産まれてくる産廃を自分と俺の仔などと宣った不愉快極まりない糞蟲だ。 たたじゃ済まさねえぞ?おいい? 『ゆ…許してくださいデスゥ…ワタシにはお腹にダイジな仔たちがいるんデスゥ! まだ死ねないんデスゥゥゥ!!』 「チミはバカか?今まで何を見てたんだ?許すわけないじゃーん?んー?」 『デェエエエ…』 俺の無慈悲な宣言にうなだれる妊婦実装。 自分の末路をある程度理解したらしい。 ぬー、しかしこのまま死を覚悟されるのはいただけないな。 せっかくのラストなんだからもっとこの糞蟲には醜い生に執着してもらわないと。 「ん〜そうだねえ。それならチャンスを与えてやってもいいよ?」 『デデッ!?』 俺の甘言に顔をパアッと明るくする妊婦実装。 まったくなんて単純なんだろうか。 気分は蜘蛛の糸を垂らされたカンダタといったところだろうな。 「いいかよく聞けよ?チミにはもっと別なアピールをしてもらう。 今考えられる中で最高のパフォーマンスをやれ。できなければ胎のガキもろともブチ殺す」 『デヒィイイイイッッッ!?』 ブチ殺すというワードに戦々恐々する妊婦。 しかしこちらとしても最大限のチャンスを与えてやったつもりだ。 まあ単純に、ギリギリまで追い詰めた実装が何をやらかすか面白そうだから期待してるだけなんだが。 「んで、どうすんの?やるの?やらないの?」 『や…やるデスゥ!!ゴシュジン様にワタシのありったけを見せてあげるデス!!』 おーおーやる気十分じゃねえの。 いいぜえ、窮鼠猫を噛むならぬ窮実装人間を噛む、または火事場のクソ力ってやつを見せてもらおうじゃねえか。 「じゃあ早速見せてみな…テメエの命懸けの『本気』ってヤツをよぉお!?」 『やってやるデスゥ!!!』 すっくと立ち上がった妊婦実装は右手でスカートの端を掴み、 左手を顔の横に軽く当て クリッと首を傾げながら… 『デッスゥゥウ〜〜〜〜ン♪』 媚びた。 「……………」 えっ 『これがワタシのとっておきデスゥウ〜ン♪ このかわいさを見ればゴシュジン様だって考え直して、ワタシを飼うはずデス♪ 我ながらカンペキすぎて怖いデスゥ〜♪』 クネクネと身をくねらせ、掴んだスカートの中身をチラリチラリと俺に見せつけてくるバカ。 つーかウンコ漏れて緑色になってんじゃねえか…オエッ。 『どうデス?ゴシュジン様ァア〜ン、妊婦ボテバラのエモいわれぬ色香にメロメロデスかァア〜ン?』 「……」 『でも…まだダメデスよ?ホンバンはベッドの上でデスゥ〜♪キャッ♪デス♪』 ドゴォオアッ!!! 『デボォオオオオッッッ!?』 俺の放ったヤクザ・キックは、糞蟲オブ糞蟲の正中線を正確に射抜き、部屋の壁までストレートに吹っ飛んだ。 そのまま壁に激突した糞蟲は、ズルズルと床に垂れ落ちる。 『デ…デボッハ…ジ…ビャ…』 「ふぅううう〜……ヤベェよぅ…久しぶりに…『キレ』ちまったぜぇ〜? こいつはもう…シラフじゃやってけねえなぁあ〜」 俺は冷蔵庫の中身をガチャガチャと漁り、とっておきだった芋焼酎の瓶を取り出し、 ゴキュゴキュとラッパ呑みを始めた。 こうすることで倫理観の鎖を容易にぶっちぎることができるのだ。 そして… 「んんップはあッッッ……〜〜〜〜キタキタきたぁああああアアアああああ!!!!」 「ポォウッッッ!!マイコゥ!!」 アルコール度数25度の上質な酒気が身体中を駆け巡る! お兄さん酒羅んモード解☆放!! 「オルァアアアアッッッ!!!」 ドムッッッ 『デジャギャエッッッ!!!』 膨らんだ目障りな腹目がけて蹴りを入れる。 「オルァッ!!オラオラオラまだこんなもんじゃねえぞボケコラカス!! 死ねコラ!死ね!! 死ね死ね死ね死ね死ね!!!クソが死ね!!!」 『ゲッ!?バッボッビャッ!!アッビェエエバビュッ!!』 ガスガスガスと蹴りを入れる入れる入れる。 ひたすらに蹴りまくる。 糞蟲は壁を背にしてるために逃げることすらできずに、俺の蹴りの集中豪雨を受け続けた。 「死に晒せゴラァアアアア!!!」 ドグチャァアアッ!! 『ゲビャバッッ!!』 下痢グソのような音の断末魔を上げる糞蟲。 しかしまだまだ…まだこんなもんじゃねえ。 まだこいつのアピールに対する『結果発表』がまだなのだ。 「生きてるな糞蟲〜?これから貴様に対して面接の結果発表をするぞ? 心してよーく聴いとけよ〜?」 『ジッ…デビッ…ジィイ…』 イヤイヤと首を横に振る。 おそらくだが、俺の次のセリフがこいつにとっての死刑宣告にあたるからだろう。 そんなに察しがいいのにどうしてあのような媚びに走ったのか理解に苦しむ。 「結果発表。貴様の髪の毛一本であろうとこの世に残すことは、世界に対する冒涜とみなす。 よって親仔ともども死刑」 ズポッ 『エビュッ』 芋焼酎を実装の口の挿入し、強制的に呑ませる。とにかく呑ませる。 死に水にしては上等すぎるだろう? ちなみに妊婦の飲酒は基本的にNGであるが、糞蟲に遠慮なんぞ不要である。 「はいイッキ!イッキ!!イッキ!!!」 『ゴビュッボッ!?オボッ!エボオオオオオオオッッーーーーッ!!』 嚥下し始めて十数秒…すでに人間基準であれば相当に危険な呑み方を実装に強要している。 糞蟲はたまらず逆流したゲログソもろとも焼酎責めにあい、 焼け付くような喉越しと脳を侵すアルコールに、文字通り死ぬほど酔いしれた。 「はいお疲れ〜ッ!全部呑んだね!ご苦労サマ!!」 『エボッ!ウッ!ウッ!ウッピグッ!!』 焼酎一本分を詰め込んだ腹は、妊婦も相成ってかなりの大きさに膨らんでいる。 糞蟲は急性アルコール中毒に陥ったようで、先ほどからビグンビグンと痙攣している。 「美味かった?黒霧島だよ?ねえ美味かったよね?ねえ?」 『オブッ…!デボブッ!オロ…ロ…』 「美味いか不味いか訊いてんだよゴラァアアアアああああ!?」 ドッゴォオオオ!! 『デブボバァアッッッ!!!?』 再び渾身の力でボテ腹を蹴り飛ばす。 焼酎だか血液だかゲロだかウンコだか内臓だかようわからんものを口とケツからブッ放し、 きりもみ回転しながらまたしても壁に激突する。今度は顔面から行った。 ズルズルとゲロクソの跡を引きながら床に突っ伏すと、今度は違った反応を見せてくれた。 『オア…オ…オッッッッ!?』 「あん?」 『オ…オボロロロロロロロロロロロロロ…』 リバース(本番)である。 『ロロロロロロロロロロ…エボロロロロロロロロ……』 うーわ汚ねえ。酔いが一発で覚めちゃった。 やっぱり焼酎一本分は奮発し過ぎたカナー? 糞蟲のゲロをよく見ると、ちんまい手足や目ん玉などが散見する。 どうやら胎のクソガキどももめでたくゲロとしてこの世にバースできたらしい。 良かったね♪ 「ハッピバースデートゥーユー♪ ハッピバースデートゥーユー♪」 『エロパッロロロロロロオロロロロロロロロロロロロロ……!』 「ハッピバースデーディアゲロ蟲ー♪ ハッピバースデートゥーユー♪」 『ロロロロ…ロ…ロ…』 ベシャッ ようやく体内の全てをゲロとして吐き終えた糞蟲は、仔と肉と内臓とゲロの海に顔面から沈んでいった。 しっかし臭えな!! まさにこれこそ実装石!!! 我ながらこりゃやりすぎたなガハハハハハ!! 残りの休日全てが掃除に変わった瞬間だったが、不思議と爽やかな気分であった。 臭 おまけ 「そういや外の糞蟲どもはくたばったかな…?」 窓の外を見やって辺りを見回すと、ちょうど目の前に庭に投げ捨てたNo.1と蹴飛ばしたNo.3が転がっていた。 No.3は蹴飛ばされた衝撃で内臓をぶち撒けてくたばっていたが… 『ヂィィ…』 なんとNo.1はまだ息があるではないか。 下半身が潰れて虫の息だが、残る力を使って懸命に這いずっておるわ。 上半身だけで這いずる姿はなんかテケテケみてーだな。 『チュゥ…?』 No.1と俺の目が合う。 その瞳は涙で潤み、口はカチカチと震えている。 既に死が近づいていることに気がついている模様だ。 『テチュゥゥゥ…』 No.1は手を伸ばして俺に助けを求めた。 自らを害した者に命乞いするとは見上げた根性だ、ご褒美をやろう。 ボロン ジョボボボボボ… 「ふぅう…糞蟲をブッ殺すとションベンがしたくなる!」 『……テェェ…』 仔蟲の頭に黄色いションベンが降り注ぐ。 うー出る出る…アルコールの作用が効いてるなこりゃ。 仔蟲の目からみるみると光が失われていく。 「まだ生きてるか?」 『……チ』 ピッピッとよく振った後にマイサンをしまい、仔蟲の様子を伺った。 仔蟲はションベンと臓物と己が糞に塗れてえらい事になっていながらもまだ生きていた。 しかしこの時、我が小水と糞蟲の糞と臓物が超反応を引き起こし、猛烈な臭気となって俺の鼻腔を襲った! 「あ、ヤベこれキッツゥウエボロシャアアアオロロロロロロロロエロロロロオオオオ……」 俺は酒の勢いも相成って凄まじい勢いでリバースをしてしまった。 当然眼下には仔蟲もいるわけで… 『デヂュヂィィィィィィィィィィィ………』 仔蟲は断末魔の呻き声をあげ、ビクビクと痙攣しながらゲロの海に沈んでいった。 激臭
1 Re: Name:匿名石 2024/03/02-10:36:44 No:00008838[申告] |
最も得意な部分を潰すのいいね
しかし中々に辛抱強く根気強い男だ その反動か最後のキレ散らかしようも凄いが |
2 Re: Name:匿名石 2024/03/02-12:17:29 No:00008839[申告] |
エントリーNo.1の仔がかわいかった |
3 Re: Name:匿名石 2024/03/02-12:25:30 No:00008840[申告] |
スレで言ってたぶち殺したかった歌の元ネタってポチか
可哀想 |
4 Re: Name:匿名石 2024/03/02-17:58:03 No:00008843[申告] |
山実装の妊婦に酒を飲ませる料理とかあったら美味そう |
5 Re: Name:匿名石 2024/03/02-21:21:52 No:00008844[申告] |
面接結果発表のカタルシスの為とはいえ
お粗末お下劣な芸や戯言を一通り浴びせられる苦行感 |
6 Re: Name:匿名石 2024/03/02-23:03:04 No:00008845[申告] |
自分だったらNO.2でもうブチ切れる自信がある |
7 Re: Name:匿名石 2024/03/03-02:31:11 No:00008847[申告] |
よく最後の奴まで我慢した!感動した! |
8 Re: Name:匿名石 2024/03/07-17:47:35 No:00008866[申告] |
かわいい仔だったのに汚物塗れで最悪の死を迎えちゃった… |