石川県で未曾有の震災があったその頃

「マイナーであんまり知られてないけど石川県は実装石の楽園だという設定があるテチィィィ！」
「何だっテチィィ！その楽園が大変テチィィ！すぐに救援に行くテチィ！」

テッチ　テッチ　テッチ　テッチ

「道路が陥没してるテチィィィ！」
「後ろの奴押しちゃだめテチィィ！　　　テブッ」
「陥没が埋まったテチィ。レッツゴウテチィ」

テッチ　テッチ　テッチ　テッチ

「土砂崩れで道が分断されてるテチィィィ！」
「後ろから来るなテチィィ！来るなアァァァ！　　テベッ」
「土砂が押し出されたテチィ。さあ行くぞテチィ」

テッチ　テッチ　テッチ　テッチ

「橋が落ちてるテチィィィ！」
「だから後ろから押すなテチィ！　と言っても無駄テチね　テビャッ」
「実装石で水がせき止められて海が割れ道ができたテチィ。さあ行くテチ楽園へ！契約の地へ！」
「ちなみに石川県にはモーゼの墓があるテッチ」

テッチ　テッチ　テッチ　テッチ

そのころ　本当の救援隊
「何か知らんが、実装石の死体で道が出来てるぞ。これなら被災地まで一直線だ！」

こうして、迅速な救援活動により、被災地の被害は最小限に収まった。

余談ではあるが、生き残った少数の実装石と大量の実装石の死骸は、
大分県の筑後川の水を上空から散布することにより溶けて消えてしまい、死臭や糞臭の被害は最小限に収まった。

さらに余談であるが、筆者は石川県民である。被害の少ない地域のためこのような駄文も書いていられるが、
被害のひどい地域の方には惻隠の情を禁じ得ない。読者諸兄には是非とも義援金の寄付をお願いする次第である。