タイトル:【観察】 実装石保護センター6
ファイル:実装石保護センター6.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:442 レス数:1
初投稿日時:2023/02/23-17:14:12修正日時:2023/02/23-17:14:39
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実装石保護センター6

「痛いテチュ!苦しいテチ!!」
風呂からでて、服を選んでから数時間後。
寝てばかりだった仔実装が苦しみ出した。
これはどういうわけか?
「きっとあの紫色のお服になにかされてたんテチ・・・」
ミミはパンツ1枚の姿で苦しむ仔実装をみつめた。
顔や体にブツブツ、激しく涙している。
毒ではない何かの病気か?比較的に頭のいいミミだったがそれが何かまではわからなかった。
「テププププ・・・きっとハズレを引いたということテチ。オマエは死ぬんテチ」
いつもの緑の服を選んだ仔実装は苦しむ同胞を見て嘲笑する。
「アタマを使えばわかることテチ!怪しそうなお服を選ぶとそういうことになるんテチ!」
勝ち誇る仔実装、しかし他の仔実装は誰も乗ってこなかった。
「アナタも怪しくないお服を選んだからきっと大丈夫テチ」
ミミの肩をポンと叩く仔実装。ミミは苦笑を返答とした。
「オベベェ!!グボボォ!」
しばらくして今度はミミが嘔吐した。
「テェ!?これはどういうことテチ!?」
勝ち誇った仔実装は嘔吐しているミミをみて狼狽えた。
さっきのトラップで死んだのは一匹。トラップは一つだけではないのか?
何より比較的普通のお服を選んだはずのあの仔にもトラップが!?
この仔実装に状況を把握は難しかった。
「だ、大丈夫テチ?ミミちゃん大丈夫テチ?」
モモは具合が悪そうなミミに駆け寄り背中を摩る。
「モモちゃん、ダメテチ。きっとこれはビョウキテチ。ワタチに近寄っちゃダメテチ」
「で、でもミミちゃん辛そうテチ・・・」
モモは悲しい表情でミミの背中を摩るのをやめた。
「そうテチ!オマエタチはビョウキテチ!ワタチに近寄るんじゃないテチ」
そういうとこの仔実装は三匹から離れ水槽の端にへばりつき、バンバンとガラスを叩き始めた。
「おーい!バカニンゲン!ワタチをここから出すテチ!コイツラビョウキテチ!」
「カワイイワタチにビョウキが移っちゃったら大変テチ!早くするテチ!」
ニンゲンの手が仔実装に近づく。
ニンゲンは仔実装の耳をつまみあげた。
「イダダダ!!もっと優しくするテチ!このバカニンゲン!!」
バタバタともがく仔実装。
つまみ上げられた後、小箱に納められて封される。
「なんなんテチュ!?出すテチ!!」
箱に入った仔実装が生きて箱から出ることはなかった。


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1 Re: Name:匿名石 2023/02/24-03:04:26 No:00006870[申告]
ほんのり糞蟲風味の仔蟲は監禁死か…
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