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女児は、少しがっかりした様子で、スプーンから落ちそうなほど揺れるプリンを、慌てて自分の口に入れる。 次の瞬間、女児の口の中に、噛み潰された蛆実装の、臭い肉汁の匂いが、ムワッと広がる。 「レフェェェェェ!!」 ジュウの絶叫が女児の口の中から聞こえてきたのは、それとほぼ同時だった。 ジュウが生まれたのは、公園の中にある公衆便所の大便器であった。 実装石に支配され、管理や清掃が放棄された公園の大便器だ。 生まれてからは、生ごみをえさとする母や姉妹の糞を食べ、ドブの水を飲んで成長してきた。 家はゴミ捨て場から拾ってきた野菜の段ボール箱。 服はいつも漏らした糞尿で濡れていた。 服の洗濯など、自分でしたことはもちろんなく、そんな知恵を持ち合わせない 母親にも、一度もしてもらったことはない。 女児は、そんなジュウが紛れ込んだプリンを、口いっぱいにほおばってしまったのだ。 彼女は、ポロリとスプーンを取り落とし、口中のプリンと、しっぽが噛み潰された蛆実装を吐き出した。 「レフェ!」 いきなり吐き落とされて頭を打ち 「レフェー、レフェー」 と痛みに転げまわるジュウ。 一方の女児は、白目を剥き、肩を震わせながら手で口を押さえ、よろよろと二、三歩歩いた後、意識を失って倒れた。 その口と鼻穴から、多量の吐しゃ物が吹き出る。 「きゃぁぁぁぁ!」「うわぁぁぁ!」 両親の悲鳴が響き渡った。 ウェイターが慌てて医務室に電話をかける。 直ちに医師と看護士が駆けつけ、女児の気道に詰まった吐しゃ物を排除した。 女児は意識を取り戻したが、むせび、涙を流しながら嘔吐を繰り返す。 「もう大丈夫です、しかし、念のため病院で検査を受けたほうがいいでしょう。」 医師が、女児の背中をさすりながら、両親に声をかけた。 突然のことに青くなっていた両親だったが、ほっと胸を撫で下ろす。
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