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■繭[説明追加]
実装石はごく希に(蛆実装の場合は頻繁に)緑の繭となり、新たな形態を得て生まれ変わる事がある。
繭化のトリガーは個々の強い願望であり、どんな能力や姿を望んでいたかで羽化後の形態が決定する。
主な羽化後の形態は人間の女性(主人の人間にもっと愛される為)だが、知能は大体の場合実装石の頃とあまり変わらず、過剰な期待は禁物である。

蛆実装が繭になりやすいのは、幼い故の単純な知能が雑念の入り込む隙を作らせない為だろうと思われる。
羽化後の形態のほとんどが単なる仔や親指であるのは、憧れが「同族(主に姉などの家族)のようになりたい」という一点にほぼ集まる為であろう。

実装石の望んだ己の理想像というものは悲しいかな、知性の限界故に漠然としたものが多く、単純に「大きくなりたい」「強くなりたい」といった程度の願望から繭化した者は実装さんになるのが関の山である。
強大な意思力と確固たるビジョンを持った者だけが、真なる姿へと変貌する事が可能なのだ。

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>紫外線を当てると、真っ黒で5本足のタコ実装が誕生する。
>それを食べた者は体中から触手が生えてショック死する。
>愛・超乞食[著]

この説明の出所は、実装虐待保管庫『実験2』(スクリプトあぷろだup0150.txt)と思われる。
ブラックライトを白熱灯と間違えて数日間当て続けたところ、実装石のフォルムとはかけ離れたクリーチャーが孵る。
これを公園の野良実装に食わせると、数分後に身体から何本も触手が生え、ショック死により全滅した。

実装石の繭はカオスの塊の様な代物である。
無闇に手を出せば碌でも無い結果を招くだけなのだろう。
[2007/07/01-12:13:10] [編集][削除] / 評価(12)
実装石は時折「繭」を作る事がある。
蛆実装や仔実装が成体に成る時に作るパターンが大半だが、極希に成体も繭を作る事がある。
もっともすんなりと蛹から蝶になるわけでなく、「実装さん」と呼ばれる超人型や「超常石」と呼ばれる超能力型、果てまた某ベルセルクの使徒紛いな異形が出てくることもあり、実に傍迷惑なビックリ箱ともいえる。
もっとも、殆どの場合は、一回り身も心もふてぶてしくなった実装石が出てくるだけだが。

本来望まれた、有るべき姿に孵る事もあるそうだが、定かではない。
ただ、そうなってしまったら最早実装石では無いのかも知れない。

(実装虐待保管庫『実装虐待用語集』より引用)
[2007/06/21-20:27:41] [編集][削除] / 評価(15)
本来あるべき姿に羽化したケースも、稀ながら報告されている。
だが人間が「翠星石になれ〜」と念じても、出てくるのは
バイオハザードに登場する敵も真っ青のクリーチャーだ。
また何もしなくてもクリーチャー誕生というケースもある。

天国を見るか地獄に行くか。
それは貴方の運にかかっている。
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明治、大正の頃から蛆実装の作り出す繭から取れる糸は

絹糸のような触り心地から「緑絹」と呼ばれ高級品として扱われている

(ただでさえ蛆実装の繭化の確率が低いので収穫量が少ない)

もちろんほかにも「赤絹」「蒼絹」「黄絹」「桃絹」も存在するが

中でも「薔薇絹」は一反2000万円以上もする超高級品で

「世界一高い布」として30年以上もギネスブックに載っている
[2010/01/26-22:40:15] [虐待師]著[編集][削除] / 評価(9)

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