タイトル:【愛→虐】 お金・・・お金が要るの・・ 最終回です
ファイル:屋根裏部屋で3.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:4280 レス数:2
初投稿日時:2006/06/29-16:58:31修正日時:2006/06/29-16:58:31
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                              「屋根裏部屋で3」







今日は月に一度、父親が別荘に訪れる日、みどりは朝からそわそわしている。

みどりの父親は、最近仕事が忙しく毎週これなくなっていた。

ただ買い与えた実装石が、みどりの遊び相手になっている事を、ヨネから良く聞かされている。

本当は毎週みどりに、会いに行きたいのだが、体力的にもつらくなってきていた。


玄関のドアを開けて別荘に入った父親に、みどりは抱きついてきた。

『みどり!元気そうじゃないか』

みどりの病気は子供の頃に掛かる、先天性の気管支喘息、
最近は喘息も落ち着いて、快方へと向かっている。


『パパ!パパ! お部屋に行きましょう』

『みどり、いっぱい話す事があるんだ』


抱きついて甘えるみどり、大好きな父親にだけは、
みどりも子供らしく振る舞い、可愛らしさを見せる。


ただ横で見ているヨネの心は違った、みどりの変りっぷりに、
このまま大人になって行くみどりが、不安でたまらなかった。

ミリにとっても、父親の来る日だけは、みどりからの虐待の無い日、
父親のいる土日は、みどりも優しくしてくれる特別な日だった。


父親が使う部屋にみどりは、父親と入っていった。



玄関に残ったヨネは手を叩いて、ミリの視線をこちらに向ける。

『はいはいミリ・・今夜の準備をするわよ』

「はいデス!今日は特別な日デスゥ」


みどりは久しぶりに会う父親に、色んな事を話した、
勿論ミリを虐待している事や、盗みが見つかって、
ヨネに徹底的に叱られた事は、隠してある。


『どうだい実装石・・ミリは、何か変な事は無かったかい』


父親は未だに実装石の事は、信用していない、
人間と同じことが出来る実装石、あまり好きにはなれなかった。


『ミリ?ミリが何、変な事って』

『いや・・お手伝いはちゃんと、出来ているかなっと思ってね』

『パパ・・・パパには感謝しなきゃ』


感謝?・・最近ここに来れなくて、悪い気がしてるのに、なんだろう。


『あのねミリの事・・』

『最初は仔犬が、良いって言ったけど』

『ミリが来てくれて毎日が、楽しいの』

『いつも一人だったけど、話し相手が出来たんだもん』


さすが高い金を出しただけあるな、
父親はミリを見る目を少し変える。


『ミリは良い子よ、ヨネの手伝いも出来るの』

『毎日一生懸命、働いてるわ』


父親は今度ミリと話でもをして、
自分もミリを、理解しなければと思った。


『そーかー、それじゃー今度ミリにも、
 ご褒美に何か買ってきてやるか』


金の匂い!!
みどりの目が、あやしく光った。


『あのねーパパー』

『なんだい・・みどり』

『ミリのお洋服ボロボロなの』

『服かーそー言えばミリが、ここに来て一年近くになるな』

『それでね、今度みどりがミリのお洋服を・・』


父親がみどりの言葉をさえぎる


『よーし!!今度来る時はミリの服や、
 小物、色々と買って来るかー』


ちょっちょっと待ってよ・・おい!・・おいー!!
パパが買ってきても、私には何も残らないじゃない。

別に糞蟲の服が欲しいから、言ってんじゃーねーよ、
私の欲しいのはゲンキン!! 金! 金! 金よこせって、
言ってんだよ!! あー・・なに・こいつ。


『パパ・・あのねーミリにも色々好みが
 あるかもしれないし、私が決めたいなーなんて』

『ほらミリも女の子だし、同姓の私の方が』

『センスとか近いしミリだってその方が』

『って ちょっとパパ! 聞いてるー』


父親は既に上の空である、みどりの大好きな実装石の為
カタログを手配しなければ、そうだあの時の実装ショップ。

父親はカード入れから、ショップの名刺を取り出し部屋を出て行った。


父親の部屋にはみどりが、へたり込んでいる。

そー言えば昔から父親は、自分で決めたら、娘の意見も聞こえなくなる。

この別荘に移る時も、みどりが田舎なんか嫌だって、
死ぬほど抵抗したが、まったく聞いてはくれなかった。


『そ−よね、よく考えりゃこーなるわ』

『フフフ・・・』

『金渡して買って来いなんて、子供に言うわきゃー無いもんね』


みどりは床に置いてある、父親の鞄をベッドに投げつけた。


『チクショー!!使えねーんだよ、ちくしょうが!!』


鞄を何度も踏みつけたが、自分の足が痛いだけだった。



廊下に出たみどりに、父親が嬉しそうに言う


『実装ショップに電話したらな、今すぐ宅急便で送るって』

『明日の午前中には届くそうだ』


みどりは無表情に答える。

『・・・そう・・』

『なんだ・・みどり嬉しくないのか、ミリの服が届くんだぞー』

『ほらみどり、喜べ!!やったー!!やったーー』


父親は万歳をして、娘に同じようにしろと態度で即した。

作り笑いで、何度も万歳をさせられた、
みどりの口元のあたりが痙攣している。

この男は何でも大げさだ、たかが糞蟲の服を買う程度に、
何をはしゃいでいるのだ、何がそんなに嬉しいのか?

『・・・・・・』


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その日の夕食の話題は、ミリの服をみどりが、
お願いした事が中心になった。

父親は娘の優しさが嬉しくなり、
お酒の量も増えていった。

嫌がっていたが、ここに連れてきたのは間違いじゃない。
犬猫ではなく、実装石を与えて良かった。


『ミリ明日、オマエの服が届くぞ』

『既製品だがブランド品だぞ』

『みどりに感謝しろよミリ』

「嬉しいでデス旦那様」

「ミリはこれからも、みどり様の為にがんばるデスゥ」

「みどり様、嬉しいデスゥ」

ミリは思った、あの時の事は嘘じゃなかったんだ、
いつも苛められても、みどり様を信頼してきて良かった。

また嘘なのかも、と思って疑った自分を恥じた。




ひとしきり楽しんで、みどりはミリと自分の部屋に帰っていった。

バタン!!


ドアが閉まり前を歩くミリの頭を、みどりが蹴飛ばした。


ガスッ!

「デスーーー」


前のめりに倒れるミリは、顔をフローリングの床に打ち付けた。

倒れたまま振り返ると、みどりはうんこ座りになり無表情に話し出す。


『今日はパパがいるから、躾は簡便してやる』

『パパの買って来る服もヨネの手前、着る事を許してやる』

『パパが帰る日まで手を出さない、約束する』


何で蹴られたか、分からないミリを残し、
みどりは部屋の奥へ、ゆっくりと歩いて行く。

押入れの奥から黒い箱を持ってきた。


『自由の無い糞蟲にも、少しは自由を与えてやるわ』

みどりは黒い箱を開けてミリに見せた。


『選べ・・』


黒い箱には今まで見た事の無い、拷問道具が入っていた。

棘のいっぱい付いた棍棒、束になった千枚通し、色んな形のナイフ、
はさむ所がギザギザになった万力、変な形のペンチ、
他にも色々と使い方も分からない道具が入っていた。


ミリと黒い箱をゲージに投げて、みどりは言い放つ。

『パパが帰る日までには選んでおけよ、糞蟲!!』

そー言うとみどりは、さっさと明かりを消して寝てしまう。


ミリはなぜみどりが、怒っているのか理解できない、
約束通り服も買ってくれた、父親もみどりを褒めていた、
父親と一緒に食事をするみどりも笑っていた。

自分が一体何をしたのか、自分の落ち度は何なのか、
実装石のミリは考えたが、まったく分からなかった。


明日になれば、また優しいみどりに、戻ってくれるかもしれない。

明日になれば自分の悪い所を、教えてくれるかもしれない。

明日になったらとにかく謝ろう、許してもらおう。

色んな事を思いながら、ミリは浅い眠りについた。





朝になりミリはみどりを起こした、殴られる物と覚悟をしていたが、
みどりはミリを気にかける事もなく着替えをする。


ミリはみどりに土下座をして謝った。


「みどり様きのうは、すいませんデス」

「ミリの悪い所は直すデス」

「ミリの事を嫌いにならないで欲しいデス」


みどりはミリを無視して、ドアの方へ向かった。


「デッ!デーーー!!」


ミリはみどりを走って追いかけ、足にしがみついた。


「待って欲しいデス、ミリが悪い所は直すデス」

「悪い所は躾けて下さいデス」

「みどり様、ミリは!ミリは!」

『フン』


みどりはミリを振り払い、下に下りて行った。


「デーーーーーース!!」


みどりは屋根裏部屋では、ミリを無視したが、
父親やヨネの前では普通に振舞った。

ミリはそんなみどりの態度が、不安で堪らなかった。

お昼前にミリの服が到着して試着する、生地の感触はさすがにブランド品、
今までの服とはまったく違っていた、フリルまで付いて、とても可愛いものだった。

みどりも一緒に喜んでくれているが、
ミリはみどりの目が、笑っていない事を目の奥に感じた。





お昼が過ぎみどりの部屋を、ミリは日課の掃除をしている。

体を動かして仕事をすると、嫌な事が少し忘れられて、気分が軽くなった。


するとみどりが、部屋に上がって来た。

ミリはみどりの事が気になっていたが、軽くお辞儀をして仕事に戻った。


『ミリーお話があるの』


みどり様が自分の悪い所を教えてくれる、そう思ってミリは走って行く。


「みどり様、ミリの悪い所を教えて欲しいデス」

『色々考えたんだけど、今回は許してあげる』


ミリは何を許すのか、分からないが、とにかく謝る。


「うれしいデス、みどり様ありがとうデス」

「これからも悪い所は躾けて欲しいデス」


『感謝しなさいよ、あなたの為に服まで買って上げたんだから』

「ありがとうデス、ミリは一生の宝物にするデス」

『ミリ!感謝してるのね』

「デッ・・もちろんデス」

『感謝してるのよね』

「デスゥ?」


『ミリ・・あなたに頼みたい事があるの』


その瞬間、ミリの血の気が一気に引いた。



今までの仕打ちは、ここに至るまでの準備だったのだ、
断れない環境にミリを置いて、何かをさせる為の落とし。


『ねっミリお願い』


ミリは返事をしなかった、と言うより返事をすれば、酷い事が待っている、
返事をしてはいけない、本能がそう訴えている。


『ミリ!!返事をしなさい』

『ミリ!!』

みどりは、ミリの耳を摘んで持ち上げる

『ミーリー・・・』


「デスゥ・・」


「頼みってなんデス」

どうせ抵抗しても、しつこいみどりの事、返事をするまでやめないだろう。


『さすが私の下僕、話が分かるわ』


『お金・・・お金が要るの・・』


またか・・・ミリは過去にヨネから、みどりの為にお金を盗み
体の骨が何本も折れるほど、凄まじい折檻を受けている、
今度やったら殺されるかもしれない。

またお金、ミリはがっくりと肩を落とす。
この女の学習能力は何なんだ毎度毎度、理由はお金、
お金が欲しいなら、父親に直接言えばいい。


「何でお金がいるデス」


『理由なんか無いわよ、お金がほしいの』


本当に理由など無かった、みどりはただ金が欲しかった、ただそれだけである。


「ヨネ様からはもう無理デス」

「みどり様も分かってるはずデス」


『そーなのよ、不思議な事に、
 ヨネの前じゃみんな、ばれちゃうのよ』

『だからね今回は、ターゲットを変えるの』

「ターゲット?」


『うん今回のターゲットはパパよ』


「デッ、パパ??」

『だーかーらーパパから頂くのよ』

「デッ」

「デッ」

『うん』

「いやデス」

『駄目!』

みどりは首を、ブンブン振って抵抗した。

『だーめー』

「デギャーーーーー!!」

「絶対嫌デス!!ミリは絶対嫌デスーーーー!!」

みどりは答える

『仕方ないわミリ、もう決まった事なんだから』

「夢です! デギャー!夢デス!これは夢デス!!」

『パパはお金持ちだから一万円を、一枚抜いた位じゃばれないわ』


ミリは奇声を上げて後ずさりするが、みどりにベッドの端まで追い詰められる。


『もー話を聞きなさいって』

『今回は作戦があるの、絶対に上手くいくわ』

うそだ!この女の作戦なんて、ろくな事はない、
短絡的で深く考えの無い、いつもの行き当たりばったりの作戦だ。

大体この女と一緒に何かをやって、成功したためしがない、
何でいつも自分を巻き込むのだ、やりたければ自分一人で
やればいいじゃないか、なんでいつも自分なんだ。

ミリはベッドの足にしがみついた、この手を離せば終わりだ。


『ちょっとー離しなさいよ、このー』

「嫌デス!絶対離さないデス!!」

「デッ デッ デジャーーー!!」


『今度はミリにも、ほんの少しだけど、分けてあげるからさー』

「お金なんて実装石はいらないデスーー!」

『今日やんないとパパ帰っちゃうでしょ!!』


何なんだこの女は、どんなに痛めつけられても我慢できる、
どんなに惨めでも、自分は平気だ、殺されても覚悟は出来ている。

しかし人間の信頼を裏切る行為だけは、絶対出来ない、
この女は自分が主人と言うだけで、裏切り行為をしろと言う。
絶対に裏切れない、しかも相手は旦那様だ。

ミリの高級実装としてのアイデンティティーが崩れていく。


『いい加減にしなさい!!また躾をするわよ』

「デジャー!何を躾けるって言うデスー」

「ミリは言われた事は、ちゃんとやってるデス」

「ミリの悪い所を言ってみろデス」

『生意気ねー糞蟲の分際で!!死にたいの』

「デッ!!殺すがいいデス!!殺すがいいデス!!
 いっそ殺すがいいデス!!デジャーーー!!」

「いやデス!! いやデス!! 絶対いやデス!!」


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所詮は実装石、人間の力の前では非力だった。

みどりに抱えられ、ミリはじたばたと手足を動かし、
抵抗したが、疲れて大人しくなり、みどりの顔を見た。

たまに見せる優しい顔だ。

『何も失敗するって、訳じゃ無いでしょ』

みどりは優しく話す。

『私はあなたのご主人様よ、ご主人様の命令は神の命令、
 絶対の命令に、あなたは逆らえないの』

もう騙されない、失敗した時の事を、この女は最初から考えている、
全ての罪を自分に被せて、成功しても自分には何も無い、
ミリは目を見開き、前を見据え、唇を噛んだ。

みどりはミリを抱えて歩いていく。

下の階に下りてミリに、みどりは今回の作戦を説明する。

『もちろん盗むのはミリよ』

「デスゥ・・」

『私がパパと遊んでる間に、パパの背広の内ポケット』

『そこに必ず財布が、入ってるから』

『盗むのは一枚だけよ』

『分かったわね』

『返事は!ミリ』

「デスゥ・・」

やっぱりだ、作戦と呼べるほどの物ではない、
所詮子供の、考えそうな事である。

分かっていたが、みどりの話を聞いて、
ミリは自分の死を覚悟した。

明日には自分はここにいない、みどり様の世話や
お話が出来なくなると思うと、悲しくなってくる。

ガチャリ

その時、トイレのドアが開いた。

『何の話だい、みどり』

『ヨッヨネ!いつからそこに』

『それより何の話を、しているんだいみどり』

ヨネはみどりを、睨みつけて聞いた。

抱えたミリをヨネに投げつけ、みどりは逃げ出した。

玄関のドアを開けている間に、ヨネがみどりの襟首を掴んで、引きずり倒す。

『キャー』

ヨネは無言で、みどりを引きずる。

ヨネを見上げて、みどりがお願いをする。


『ヨネ、お願い今日はパパが来てるから』

『旦那様が来てるから、なんだい』

『パパに見られると、ヨネも困るでしょ・・ネッ』

『フン!今日はね旦那様は、オマエの主治医に、合いに行ってるよ』

『帰りは遅くなるから、夕飯は要らないそうだよ』


ヨネはそのまま、みどりを引きずって、台所に入っていった。

みどりの悲鳴が暫くの間響いた。


『ギャッ』『ヒッ』


『もう勘弁して』

バシッ

『二度としないから』

パシーン

『ミリにも謝る』

『いい子にするから』

バキッ!!

『ハーハーまったく』

『こんなもんじゃ、すまさいよ!!』

ガシャーーン

『絶対許さないよ!!』


ガチャーーーン!!

ガッ!ガッ!ガッ!ガンッ!


『ひーーーーーーーーーーーーーー!!』







ドアが開くとうなだれた、みどりを引きずって、ヨネは屋根裏部屋へ消えた。



ミリは終わるまで膝を抱えて待っていた
一部始終を見ていたミリは、つぶやく。


「人間も実装石と同じデス」


「絶対的な力の前には無力デス」


「みどり様は糞蟲デス」


「糞蟲になったら、もう戻れないデス」


「糞蟲は絶対、反省なんかしないデス」


「糞蟲は同じ過ちを、繰り返すだけデス」


「糞蟲がご主人様なんて最悪デス」


「糞蟲の癖に、いつもミリを苛めるデス」


「糞蟲が死んじゃえば、どんなにか楽デス」









「糞蟲なんか、死んじゃえばいいデス」








「デスゥ・・」







ミリは顔を上げてたち上がると、階段を上っていった





屋根裏部屋の、物置を開けると、
みどりが顔中を腫らして、
鼻血を出してうなっている。


『ちくしょー。。。ヨネなんてヨネなんて、たかが家政婦の癖に・・・』

『血が出てるわ、まったく加減を知らないんだから・・』

『痛い・・・ツツツ』



倒れてうなっている、みどりの顔をミリは、
自分の服で拭いて上げる。

「みどり様・・・もう懲りたデス?」

『・・懲りるって何がよ』

『今回は・・・たまたま』

『次はうまくやるって』


ミリはため息をついた。


「デース・・・」



『何よあんた糞蟲の分際で』


『糞蟲は糞蟲らしく・・・・・』



『よいしょっと』


みどりはミリを、抱え上げてつぶやく。


『・・・あんただけよ、ミリ・・・』


『パパもヨネも子供の、私には構ってくれない』


『ミリがいるから、何でも出来るの』


『ミリが来るまで、みどりはずっと一人だった』


『ミリは私の味方だよね』


『いつでも私の事だけを見てね』


『あなただけよ・・ミリ・・』


ミリにとって、みどりは糞蟲そのものだったが、
どうしても憎みきれないでいる。


たまに見せる優しさが、そうさせるのか、
実装ショップの教育が、刷り込まれているのか、
もしかしたら、それが人間と実装石の、間にある
つながりなのかも知れない。


これからもミリは糞蟲みどりに、振り回されるだろう。

今日は、みどりもミリを苛めないだろう、

ミリにとっての特別な場所、屋根裏部屋の物置で、二人は一緒だった。







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最終回です、世界は別荘のみの狭い空間。

パパが来てたからマイルドです。

最後まで落としっぱなしってのもなんかね。

また同じネタかって言われそうです。
しつこい話が好きなんで。

糞蟲みどりの学校編とか考えたんですが。

実装、関係なくなりそうでやめました。















 

















 





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1 Re: Name:匿名石 2014/09/24-07:28:26 No:00001376[申告]
実装石殺せよ
2 Re: Name:匿名石 2018/11/28-15:53:14 No:00005680[申告]
つまらん、同じこと繰り返してるだけじゃん
進展も進歩も何も無い駄作
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