タイトル:【虐】 10年前のスレ投下スクを完結させました
ファイル:仔実装スイの受難.txt
作者:おーるどきゃく 総投稿数:5 総ダウンロード数:5845 レス数:4
初投稿日時:2020/01/01-15:32:39修正日時:2020/01/01-15:32:39
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 3話までスレに投下した短編でした。
 当時のタイトルは「仔実装の尻」です。




仔実装の尻

ウチの仔実装スイをを花粉で妊娠させようと思う。
まだ仔実装だが無理矢理妊娠させれば、
親指実装という頭でっかちの奇形が生まれるらしい。
受精準備にスイを裸に剥く。
「テ、テェェ…」
顔を赤く染めもじもじするスイ。
こんなチビでもいっちょ前に照れているらしい。
ちょっと癇に障る。
床にころんと寝かせ、足を大きく広げる。
「テェ、テチュ〜ン…」
恥らうように顔を振り、切なげに鳴くスイ。
尻にある総排出口のすぼまりは、とろとろとした粘液をたらし始めている。
「テェ…テェ…」
足をもぞもぞと動かし、
スイは期待に耐え切れないように腰を左右に振り出した。

こんなドチビのくせに欲情してやがる。気持ち悪い。

準備していた花を置くと代わりにマイナスドライバーを手に取った。
それをおもむろにスイの尻穴にずぶりと刺す。
「テッチャアー!」
がしがしと尻穴をほじる。ほじる。ほじってほじってほじりまくる。
「チュアチュアー!」
やっぱ妊娠はまた今度な。なんかムカついたから今日は尻ほじりの刑。
総排出口から血が溢れ出す。
そりゃ鋼鉄の棒で内臓かき回してるんだから血も出るだろうさ。
「テェエーン!テェェエーン!」
スイが泣き出したがほじるのは止めない。
スイの尻穴は血と糞と粘液がまじってぐちゃぐちゃだ。
欲情仔実装の気持ち悪さに思わずやりすぎてしまった。

妊娠計画はとりあえず中止だ。
なんとなくムカついたのでスイにはペナルティを受けてもらう。
ビールジョッキに逆さにスイを突っ込むと、
広がった尻穴に花を一輪さしてやる。
そこに水を注ぎ、実装花瓶の刑執行完了。
「テボブ…ゴプゴプ…」
理不尽かもしれんがこれが俺の実装石の飼い方だ。
嫌なら飼い実装止めていつでも出て行け。
「ゴゴプ…テチャーン!ゴブ!」
スイがジョッキの底で泣いていた。

続く。




仔実装の尻2

ウチの仔実装スイをを花粉で妊娠させようと思う。
また受精準備にスイを裸に剥く。
「テ、テェェ…」
顔を赤く染めもじもじするスイ。なにを照れているんだこのバカは。
やっぱり癇に障る。
床にころんと寝かせ、足を大きく広げる。
「テェ、テチュ〜ン…」
恥らうように顔を振り、切なげに鳴くスイ。
尻にある総排出口のすぼまりは、とろとろとした粘液をたらし始めている。
「テェ…テェ…」
スイは腰をもじもじ左右に振り出した。盛んに内股をすり合わせている。

ドチビのくせにまた欲情してやがる。この淫乱さはやっぱり気持ち悪い。

準備していた花を置くと代わりに電動ハンドドリルを手に取った。
ぎゅいーん。鋼鉄の螺旋がうなりを上げる。
「テテチュ!」
スイが慌てた。
今から自分の尻になにが突き立てられるのか理解したようだ。
しかし慌ててももう遅い。
スイの柔らかくぷっくり膨らんだ尻穴を、
鋼鉄ドリルで蹂躙してやることは決定事項だ。
ドリルの切っ先を尻穴に当てる。ぎゅいーん。
「テェエーテェン!テテェーン!」
スイが悲鳴を上げた。
肉を巻き込み、骨を削り、ドリル刃がスイの体内へと侵攻してゆく。
血がどくどくと溢れ出しその痛みにスイが泣き叫んだ。
「ティェェエーン!テェェェーン!」
だが実装石の生命力を自分は良く知っている。
腹を穴だらけにされたって翌日には治っているのだ。
「テチャアー!チュアー!」

ぎゅいーんどりどり。腹腔内を荒らしまわり、
ついにドリルの先端がスイの胸を突き破った。
鮮血が迸り、ドリル刃を目の前にスイが絶叫した。
「テッチャーア!」
これはやりすぎか。スイの尻穴はドリルに刻まれぐずぐずになっている。
妊娠計画はまた中止だ。
手当てと罰を兼ねてビールジョッキに逆さにスイを突っ込む。
血まみれの尻穴に花を一輪さしてやる。
そこにビールを注ぎ、今日も実装花瓶の刑執行完了。
アルコールが沁みるだろうが消毒にはなるだろう。
「テボブ…ゴプゴプ…」
理不尽かもしれんがこれが俺の実装石の飼い方だ。
嫌なら飼い実装止めていつでも出て行け。
「ゴプ…テチャーン!テゴブ!」
スイがジョッキの底で泣いていた。

続く。




仔実装の尻3

ウチの仔実装スイをを花粉で妊娠させようと思う。
また受精準備にスイを裸に剥く。
剥こうと思うんだが思いのほか抵抗する。
「テッチュ!テッチュ!」
2回も尻に鉄棒突っ込まれて痛い目見たから警戒してやがる。
そんな時は優しく頭を撫でてやるのだ。
顔を赤く染めもじもじするスイ。今度は照れてやがる。単純だ。
そんなところがまた癇に障る。
床にころんと寝かせ、足を大きく広げる。
「テェ、テエエエ…」
すると怯えたように鳴き、体を強張らせるスイ。
尻にある総排出口のすぼまりもぷっくりともりあがり固く閉じたままだ。
「テェ、テェチ…」
もう一度撫でてやる。
ついでに尻穴もやさしくつついてやる。
「テチュ〜ン…」
たちまちスイの声が甘ったるいものへと変わる。
総排出口から粘液をしたたらせ、スイは腰をゆっくり振り始めた。
ムカつく。また欲情しやがった、この淫乱仔実装め。

準備していた花を置くと代わりに爆竹を手に取った。
ぬるぬるの尻穴に爆竹を1本差し込む。
「テチューン」
導火線点火。
パァン!
スイの尻が爆ぜた。
「テッ…」一瞬固まるスイ。その後号泣。
「テェエエエエエーン!」
こら暴れるな、第2弾を尻に突っ込めないだろ。
開いた尻穴に今度は3本の爆竹を詰める。導火線点火。

パパパァン!
スイの尻穴で火薬が炸裂し、火花が散った。
「テェェ、テェエテェエーン!」
尻をひくひく痙攣させながらスイが泣き叫んだ。
口からほんわりと白煙が上がる。
皮のめくれ上がった尻穴は開ききり糞が漏れ出している。
その糞をティッシュでキレイにふき取ってやった。
気を取り直して第3弾いくぞ。
嫌がって泣き喚くスイを押えつけ、無理矢理尻に10本の爆竹を詰める。
さらに口にも5本押し込んだ。
「フェエエン!フェエエエン!」
スイはじたばた暴れて抵抗するが、
爆竹を抜けない深さまで差し込んでやった。
両手をあわせていやいやと首を振りながら、こちらを見つめるスイ。
もう止めてほしいという懇願だろう。
でも導火線点火。

パパパパパパパパパパァン!
上下責めしていた爆竹が一度に爆発する。
「フェエエエエーッ!」
スイの声にならない絶叫。尻肉どころか下半身と顎が吹き飛んでいた。
「……ッ!……!」
妊娠計画はまたまた中止だ。
手当てのためにビールジョッキに逆さにスイを突っ込む。
吹き飛んだ下半身にシャレで花を一輪さしてやる。
そこに栄養剤と日本酒を注ぎ、今日も実装花瓶の刑執行完了。
アルコールが沁みるだろうが消毒にはなるだろう。
「テボブ…ゴプゴプ…」
理不尽かもしれんがこれが俺の実装石の飼い方だ。
嫌なら飼い実装止めていつでも出て行け。
「ゴプ…テチャーン!テゴブ!」
スイがジョッキの底で泣いていた。

続く。




仔実装の尻4

ウチの仔実装スイをを花粉で妊娠させようと思う。
また受精準備にスイを裸に剥く。
剥こうと思うんだが思いのほか抵抗する。
「テッチュ!テッチュ!」
2回も尻に鉄棒突っ込まれたうえ爆竹を破裂させたりしたものだから、
飼い主に対してすっかり警戒心を持つようになりやがった。
そんな時は優しく頭を撫でてやるのだ。
それでも頑なな態度は変わらない。
「テチー!」
身体を小さく丸め、服を奪われないように抵抗を続けるスイ。
生意気な奴め。ムカついた。
小さな両腕を掴みポキンポキンと折ってやる。
「テチャアー!」
スイは悲鳴をあげるが知ったことか。
ついでに両足も根元から折る、またパキンポキンと乾いた良い音がした。
ぐらぐらになった両足を乱暴に開く。
総排出口を丸出しにされてまたスイが小さな悲鳴を上げた。
「テヒィッ」
これまで何度もいたぶられた尻穴は表面が少しただれていた。
花を片手に持ったところでスイの態度が変わった。
「テチューン♪」
媚びてやがる。
怯えているのは先ほどから止まらないスイの身体の震えからわかる。
これはつまり「許して」という懇願か。
この卑屈で図々しい根性が実装石の嫌な所だ。
少し調子を合わせて尻穴を優しく撫でてやるとスイは嬌声をあげた。
「テッチューン♪」
腰をこちらの指に擦り付けてくる。
ムカつく。また欲情しやがった、この淫乱仔実装め。

準備していた花を置くと代わりにはんだごてを手に取った。
ずぶり。
発熱したはんだごてはスイの体内を焼く。
「テヒィーッ!」
先ほどまでの媚は何処へやら。
スイの小さな喉から不似合いなほどの絶叫が迸る。
折れた手足でもがきながら懸命の抵抗しようとするが、無駄なこと。
深く総排出口に突き刺さったはんだごてはそう簡単には抜けやしない。
ジリジリと体内を焼かれスイはぴくぴくと痙攣を始めた。
口から薄く白煙が昇りだす。
腹を押してやるとほのかに暖かかった。
「テヒ……テヒ……」
もはや悲鳴も出せないらしい。
それでもノーリアクションはつまらないので、
内蔵を焼きながら反応の良い場所を探る。
「テチキョーン!テチコーン!」
突然スイが奇声を上げて大きく跳ねた。
はんだごてに刺さったままビクンビクンと痙攣をする。

あ、ここに偽石があるな。焼いちゃマズい場所だ。
急いではんだごてを引き抜いた。
スイはぐったりしたまま動かない。
下腹部から焦げ臭い匂いがするし、実際に尻が焦げている。
「テヒュー……テヒュー……」
かすかに呼吸音が続いてるから、まだ生きているようだ。
実装石はタフな生き物だ。適切な手当をすればまた回復するだろう。
手当てのためにビールジョッキに逆さにスイを突っ込む。
そこに高級栄養剤を注ぎ込んだ。
尻まで完全に栄養剤に漬けて、上に蓋を載せて固定した。
外見では内蔵の火傷具合がわからないし、偽石も少し焼いてしまった。
火傷の患部は冷やしたほうがいい。冷蔵庫に入れとこう。
「テボブ…ゴプゴプ…」
理不尽かもしれんがこれが俺の実装石の飼い方だ。
嫌なら飼い実装止めていつでも出て行け。でも今日は休め。
「コプ…コプコプ」
スイがジョッキの底で泣いてるかどうかはわからない。
多分泣いてる。

続く。




仔実装の尻5

ウチの仔実装スイをを花粉で妊娠させようと思う。
また受精準備にスイを裸に剥く。
剥こうと思うんだが必死に抵抗する。
「テチチィッ!チュワ!チュワ!」
さすがに4回も尻に異物を突っ込まれて死にかけたから学習したのだろう。
飼い主の姿を見ると怯えるようになった。
ケージ内でも距離を取ろうとするし、
捕まえようとする手をポムポム叩いて暴れるのだ。
「チュワ!チュワー!」
大騒ぎする元気があるのはここまでだ。
掴まれた瞬間、スイは身体をこわばらせて急におとなしくなる。
「テチュ……、チュ……」
謝罪のように手をあわせ、小さく首を振る。
大きすぎる力の差が理解できても嫌なものは嫌なのだ。
飼い主を機嫌を損なうのは怖いが、
それでも僅かに意思を伝えようとしている。

 怖いことしないで、痛いことしないで。

元は花粉で妊娠させるだけのつもりだったが、
脱線を繰り返したせいでスイにとっては毎回拷問になってしまった。
そしてスイはすっかり臆病なビビリ仔実装に育ってしまい、
飼い始めた頃の人懐こい、そして可愛がればすぐに発情するような、
変にマセた性格はもう殆ど残っていなかった。
試しにこの状態で服の裾をめくると、
「テチャチャアー!」
と悲鳴を上げる。
服をめくられる→尻を破壊される→大怪我。
文字通り身体で思い知ったから、
今では花粉用の花もビールジョッキも見るだけで怖い存在のようだ。

それがどうした、だからなんだ。
スイの服をめくり、パンツを脱がせ、足を大きく開かせる。
「テチ!テチ!テチ!」
総排出口めがけて近づいてくる花からスイは目が離せない。
恐怖に怯えてるのは、止まらない身体の震えと流れる涙からも明白だ。
でも今日突っ込むのはただの花だから。尻穴裂けたりしないから。

しかし花の先端でつついても、
緊張しているスイの総排出口は固くすぼまったままだった。
しかたないな。マッサージしてやるか。
ゴムの指サックを嵌めると総排出口まわりを優しくなでてやる。
そうしてしばらくすると、
「テ、テェェ…」
顔を赤く染めスイがもぞもぞと腰を動かし始めた。
「テェ、テチュ〜ン…」
恥らうように顔を振り、切なげに鳴くスイ。
総排出口のすぼまりがヒクつきながら粘液をたらし始めている。
自分でやっといてなんだが、
こんなチビ仔実装が欲情してる姿はちょっと引く。
いやかなり引く。
なのでそこからは事務的に動いた。
無造作に花を総排出口に突き立て、
そのままズボズボと雑な出し入れを繰り返す。
粘液で花がふやけてきたあたりで引っこ抜いた。
これで十分すぎるだけの花粉は中に入っただろう。
花ピストンを受けたスイは仰け反り状態で痙攣していた。
「テェ……テェ……」
呼吸を荒くして恍惚に浸ってるのが気持ち悪いので、
強めのデコピンを大股開きしたままの尻穴めがけてぶち当ててやった。
「テチュエ!」
べちゃっと湿った音と同時にスイの身体が跳ねる。
敏感になってる部分を力いっぱい引っ叩かれたから痛いのだろう。
転がったスイは股間を押さえて泣き出した。
「テェーン!テェーン!」
そんなに泣くほどのことかよ。どこも怪我してないだろう。
とはいえ、ハードなプレイで体力消耗してるだろうし、
妊娠には母体の健康管理が必要だ。

ビールジョッキに逆さにスイを突っ込む。
広がった尻穴に御褒美は何も無し。今日はもう十分に可愛がっただろう。
そこに栄養剤を注ぎ、いつものお約束に戻るのだ。
「テボブ…ゴプゴプ…」
理不尽かもしれんがこれが俺の実装石の飼い方だ。
嫌なら飼い実装止めていつでも出て行け。
「ゴゴプ…テチャーン!ゴブ!」
スイがジョッキの底で今日も泣いていた。

続く。




仔実装の尻6

スイは妊娠した。
約半月ほど腹を膨らませた後に、親指実装を4匹産んだ。
スイは羊膜を舐め取り、4匹の親指実装の姿をこちらに見せてくれた。
「テチュ!」
母になった自覚を示すようにスイが嬉しげに鳴く。
「レリュー」「テチー」
3cm程度の小さな実装石は、生まれてすぐに甲高い声で鳴き始めた。
まだ親に抱かれる前の親指実装達を回収する。こいつらの出番は終了。
プチプチと手で押し潰し、血肉をティッシュで拭うとゴミ箱に捨てた。

「チュワァーッ!!」
スイが絶叫した。

当初の目的どおり、妊娠したし親指実装も生まれたし、
これで予定は完了した。
親指実装を育てる気など初めから無いし、
そもそも飼育準備もしていない。
「仔実装を花粉で妊娠させてみた」
という思いつきでしかなかったのだ。
理不尽かもしれんがこれが俺の実装石の飼い方だ。
嫌なら飼い実装止めていつでも出て行け。

「テッチュ!テッチュ!」
怒り心頭のスイは出ていく気のようだ。
実際もう用は済んだし、おまえはよくやったよ。
引き止める理由も無いので玄関のドアを開けてやった。

ドアの向こうは真っ暗だった。時間は夜10時過ぎ。
冬の寒気が流れ込み、スイの足が止まった。怒気は冷えたようだ。
「テチュ……」
恐る恐るこちらを振り返るスイに向かって手を振った。
あちらへどうぞ、いってらっしゃい。
「テチューン……テチューン」
スイが情けない声で鳴いている。鳴いているがまだ泣いてない。
まだどうにかなると思っているのだ。
実のところ、スイは性格が素直で飼いやすく、
キツい躾や罰をほとんど与えていない。
尻を破壊した以外はかなり可愛がって育てたほうだと思っている。
現に、スイの髪は長く艷やかだし、服も綺麗なままだ。
こういう実装石が不本意に住処を出ていく場合、
大抵ハゲハダカになっているものだが、こいつに何一つ失った物はない。
しかし性格的にはひ弱で、根性や執念には欠けるところがあった。
案の定、ギブアップは早かった。
「テチュン、テッチュン!」
スイがこちらに駆け戻ってきた。ズボンの裾にしがみつき震えている。
箱入り育ち仔実装が何のアテもなく家出は無理だったようだ。
掴んで抱き上げるとスイは安堵の声を上げた。
「テェテ♪テェテ♪」
手のひらに頬ずりするように甘え、頬を赤らめるスイ。
表情のわかりにくい実装石の顔でも、喜びが溢れていた。
抱き上げたまま、一歩ドアから出てもスイはまだ笑顔のままだった。
二歩踏み出したところでも、まだ事態を理解出来ていなかっただろう。

十分な広さの場所に出て、スイを掴んだまま大きく振りかぶった。
「テテテテチッ?!」
困惑した鳴き声。
スイは割と賢い子で察しも良かったからおそらく気づいたはず。
抱き上げてくれた飼い主の腕は、弾を発射台に装填しただけだったことに。
投石機をイメージして、力いっぱいフルスイングでスイを放り投げた。
「テェェェェーーーン……」
自分でも綺麗なフォームが出来ていたと思う。
スイは予想よりも高く遠く飛んでいき、一瞬だけ月明かりに照らされ、
弧を描きながら闇に消えた。エコーのかかった泣き声も一緒に消えた。

さようならスイ。




後日、明るい時間にスイを投擲した方向へ散歩に出た。
確かこっちの方に、と周囲を探してみると、
フェンスに囲まれた私有地の藪の中で、
小さな緑色の布が木の枝に引っかかっているのが見えた。
できるだけ近寄って確認すると、葉の落ちた枝に串刺しになっていた。
髪も服も傷んでなかったが、
尖った枝の先端が尻から胸までを貫いて刺さっている。
ちょうど2話でドリルが貫通した箇所とほぼ一致していた。
せっかく髪も服も無くさずに済んだのに、
一箇所弱点があると集中攻撃受けて倒れるんだ。
伝説や神話の英雄も葉っぱ一枚分の急所を刺されて死んでるもんな。
よかったなスイ。英雄みたいだぞ。




終わり。





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10年ほど昔にスレに投下したものを、最後まで書き終えました。
3話〜4話を書くまでに10年の空白時差があり、文体や内容に不一致があります。
「小さなピチをネグレクト」と同世界の同人物が主人公です。
時系列はピチの後にスイを飼っています。

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スパムチェック:スパム防止のため1236を入力してください
1 Re: Name:おーるどきゃく 2020/01/01-19:18:56 No:00006157[申告]
10年前のパスワードが不明なため、関連スク一覧にリンクを追加できませんが、

2047「笑う飼い主と仔実装・前編」
2048「笑う飼い主と仔実装・後編」
2185「小さなピチをネグレクト」

が同作者の関連スクになります。
2 Re: Name:匿名石 2020/01/08-05:30:09 No:00006165[申告]
10年経っていようと作品を最後まで書いてくれたことを嬉しく思います
完結させてくれるのは素直に嬉しい
スイへの執拗なまでのケツ穴破壊と産ませた仔のあっさり虐殺にワロいましたw

今後も未完作のオチを気まぐれでもいいから書いてくれる作者さんが現れるのを望みます
3 Re: Name:匿名石 2022/09/15-19:59:11 No:00006541[申告]
魅力的な仔実装書く作者さんだ
4 Re: Name:匿名石 2023/07/26-14:58:54 No:00007628[申告]
親指を即潰したの素で驚きました
連載形式で天丼続くと飼い主側にも愛着あるのかと錯覚しますね…
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