タイトル:【虐】 続々々々々々・ 実装小話   盗人実装の末路       
ファイル:小話......⑦.txt
作者:kobeUS 総投稿数:45 総ダウンロード数:1225 レス数:3
初投稿日時:2019/04/19-12:22:59修正日時:2019/04/20-18:43:12
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           続々々々々々 実装小話 その9       盗人実装の末路

 ワタシは、公園の段ボールハウスに住んで居る実装デス。
 子供は3匹居るデス。
 最初は10匹居たデスが、次々と死んで逝ったデス。
 次女は、公園に来たニンゲンに御愛想をして殺され、3女、4女は、ワタシの留守の間に言いつけを破っておうちから出て、同族に喰われたデス。
 6女は、野良犬に踏み潰されて殺され、7女は、野良ネコの爪で切殺され、8女はアライグマに噛み殺されて、9女は、カラスに連れて行かれたデス。
 全て餌を取っておうちに帰って来た時、ワタシの目の前で起こったデス。
 ワタシは、自分がどれだけ無力か解ったデス。
 でも長女、5女、10女の蛆、3匹の子供を命に代えても絶対に守らないといけないデス。
 幸いに残った子供達は、利発で言う事も良く聞き、用心深い子供デス。
 ワタシは、長女を連れて何時も餌を取りに行くデス。
 今日も、公園の近所のスーパーのゴミ捨て場、上手く行けば、スーパーのバックヤードの戸が開いている時もあり見切り商品なんかを持って帰って居るデス。
 今日は、パン、ウインナー、牛乳、パックのジュース等が手に入ったデス。
 長女に手伝って貰ってコンビニ袋に入れておうちに持って帰るデス。
 慌てずにそれでいて急いでバック—ヤードから退散したデス。
 おうちに帰れば、2匹の子が大人しく待っていたデス。
「ママァ〜!このパン甘くて美味しいテチ!ほっぺが落ちそうテチ!」
「妹チャ、このジュースも飲んでみたら良いテチ、とっても甘いリンゴの味がするテチよ」
「レフー!ママ、ウインナーも美味しいレフー」
「本当に美味しいデス!ママもお姉ちゃんも、あなた達がいるからこうやって頑張れるデス」
「そうテチ!妹チャも早く大きくなってごはんを一緒に探しに行くテチ!」
 美味しい食べ物を囲んでこの一家の段ボール箱から楽しい笑い声が聞こえた。

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「くっそー!又やられたぜ!これで3回目だ!売り物じゃ無しに廃棄商品だから良いようなものの、汚い実装に入って来られたら困るぜ!
 廃棄商品の袋を破って汁がこぼれているし、不潔だしよぉ〜!糞忙しい時に何時の間にか実装が盗みに着やがる。裏口の戸を閉めてやるか!」
「でも店長、社長から裏口は、開けて置かないと業者が来た時困るので、昼までは、開けて置くようにと言われていますよ」
「社長がそう言うんだから仕方ないが、廃棄商品を取りに来るのは、午前中と決まっているからな、多分同じ実装が盗みにきているのだろう。
 90Lのゴミペールを買って来てその中に入れよう」
 90Lのゴミペールを2つ買って来て、廃棄商品は、一旦その中に入れて、チェックが済めば早急にゴミ箱倉庫に入れて置く。そう言う風に支店内の従業員に周知徹底した。

 翌日。
 開店前に見切りされた廃棄商品を全てゴミペールに入れて、確実に蓋をした。更に実装の身長に合わせた板をバリケード代わりに出入り口に置き、バックヤードに侵入出来ない様にした。
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 ワタシ達は例によって、いつものスーパーに御飯を取りに行った。
「デデ!入口に蓋がして居るデス!これじゃあごはんを取れないデス!」
「どうするテチ!これじゃあ~妹達に何も持って帰ってやれないテチ!」
「困ったデス!」
 すると長女が......。
「ママ!あれを見て一杯パンを置いた有るテチ!」
「長女!よく見つけてくれたデス!パンを出来るだけ一杯もって帰るデス!」
 ワタシ達は、バックヤードの外に置かれた特売品のパンを、コンビニ袋に一杯押し込んでその場を去った。

 その日は、スーパーの売り出しで、店長を含む従業員全員は、売り場の補充やレジの対応に追われて走り廻っていた。
 更に元々狭かったバックヤードに全ての商品が置けずに、パンは、出入り口前にあった台車に置きっぱなしだった。
 
 今日も大漁デスゥ〜!そう言いながら家路を急いだ。
 おうちに持って帰ると、みんなで食事タイムデス。
「お......美味しいテチ!何テチこの美味しさは......」
「デスゥ〜!お外に置いてあったパンを取って来たデスが、こんなに美味しいのは初めてデス!」
「ママとお姉チャは、凄いテチ!天才テチ!」
 廃棄商品では無く、出来立てのパンは、今迄食べたのと比べ物にならない位、美味しかったのだ。
「でも、子供達、こんな美味しいパンは、滅多に食べられないデス!贅沢を言っては駄目デスよ!」
「ハイテチ!」

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 その頃スーパーでは......。
「あ......あの糞蟲共ぉ〜!今度は、売り物のパンを大量に盗んで行きやがった!許さん!罠を仕掛けて捕まえてやる!」
「でも店長!以前虐待派の友人聞いた話ですが、実装石って、巣毎、一網打尽にしないと、残った家族も同じ手口で食べ物を盗みに来るって言っていましたよ」
「じゃあ!如何すれば良いんだ?」
「あえて、廃棄商品を盗ませて、後を着けるのですよ。巣を突きとめて家族全員天誅を食らわせてやりましょう」
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 翌日の早朝、バックヤードの外にあえて大量の廃棄商品を置いた。
 店長は、午前中に出勤契約していないパートさん数人に、無理を言って午前中だけ出勤して貰った。
 これで人員の確保が出来た、自分と作戦提案の部下は、防犯カメラを廃棄商の方向にセットして見張っていた。
 すると、午前7時30分に2匹の実装がやって来て、廃棄商品を手際よく次々にコンビニ袋に入れた。
「此奴らが、犯人だ!間違いない!実装にしては、手際が良過ぎる。後を着けて仔実装もろとも皆殺しだ」
 そう言って、店長と部下は、トングを持って実装の後を着けた。

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 実装も少しは遠慮すれば良いのに卑しい性格が出たのか、殆どの廃棄商品を袋に押し込んで持って帰った。
「今日も大量に食べ物を持って帰れたデスゥ〜!」
「そうテチ!妹チャ達も喜ぶテチ!朝早くに出かけたので未だ妹チャも寝ているテチ!」
「じゃあ!多く持って帰って喜ばしてあげるデス!」
「でも、重たいテチね!」
「我慢するテチ!一杯もって帰ったら家族が笑顔になるデス!」
『重くても娘や妹の笑顔が見れるならどうって事無い』
 そう思うと今日も2匹の足取りも軽やかだ。
 この時間は未だ、5女と10女の蛆は、寝たままの状態、これだけ多くの餌を以て帰るのは初めてだ。
 早く帰ってビックリさせてやろうと思っていた。
 親子は、公園の端っこにあるおうちを目指した。

「店長、どうやらあの端っこにある段ボール箱ですよ」
「じゃあ、あの2匹を始末するか」
「あれだけの量でしたら子供も居るはずです。ちょっと考えが有るんですけどね。ちょっと耳を貸して下さい」
 部下は、店長に自分の思いついた事を耳打ちした。
「ほ~う、それは面白いじゃないか、じゃあやってみるか」

 店長と部下は、2匹の実装の前に出て前を塞いだ。
「お前ら、何時も店の商品を盗みやがってぇ〜!始末してやる!」
「デ.....ニンゲン!ワタシ達も生活が有るデス!盗られる様な所に置くのが悪いデス!」
「五月蠅い!この泥棒実装目!」
 そう言って、親実装が持っているコンビニ袋を思い切り蹴っ飛ばした。
「デ......デスゥ〜!これは、5女と10女が大好物のウインナーとパンが入って居るデス!止めてデス!」
「他人の物を盗んで置いて何生意気な事を言いやがる!これはお前らには渡さん!」
  騒ぎを聞いて、他の段ボールから「何事デスゥ〜」と実装達が出て来た。

 店長は、トングで親実装を捕まえて地面に叩き付け動けない様にする為、足を蹴飛ばした。
「デボウ!痛い!痛いデスゥ〜!」
 足を押さえて転げ廻る親実装の横で震えている長女をトングで掴み上げ、地面に叩き付けた。
「チボウ!」
 長女も即死は、しなかったが、ぐったりして虫の息だ。
 続いて、部下は実装の家の中を覗くと、中に五女と10女の蛆がすやすや眠っていた。
「こいつ等、生意気に寝ていやがる、この親実装がこのガキ共の為に多くの餌を盗んでいやがったのか!」」
 そう言って、段ボールを思い切り蹴飛ばして2匹を外に叩き出した。
「レ.....」蛆は叩き出されたショックで死んでしまった。
 5女は、痛い体をさすりながら「10女チャ......10女チャ.....10女チャが死んじゃったテチィ~!」
 そう言って泣き出したが......。
「他石の事を心配せず、自分の心配をしろい!」
 店長はそう言って、トングの尖った所で5女の足を突き刺した。
「テ......テッチャァァァァァ〜!」
 トングの先は足を貫通してしまい......5女は足を押さえて転げ廻って苦しんだ。
「二.....ニンゲンさん、御飯を盗ったのは悪かったデス!許して下さいデス!せめて子供だけは助けて下さいデス!」 
「ああ、お前ら2匹は許してやるよ。だが、このダンボール箱に居た仔実装、此奴は黒幕だ!俺がとどめを刺す!」
  そう言って、持っていたトングで仔実装の首を挟んた。
「痛いテチ!やめてテチィ!首がちょん切れるテチィ!」
  痛みに手足を《バタ!バタ!》させて暴れたが、《ブチッ!》「デパッ!」遂に首を撥ねられてしまった。
  首の無い下半身は痙攣していな。
「5女ぉ〜!何て事を、何て事を!酷いデス!酷いデス!」
「情けを掛けてやる!痛い思いをさせたからお前とその仔実装は殺さずに置いてやるよ!」
「ニンゲンさん長女だけは許してくれるデスね!」
  親は、せめて長女だけでも助かったと思い、胸をなでおろした。
 『良かった!この状況で、長女だけでも助かって!』
  と胸を撫で下ろし一安心した。
  だが、その喜びは、つかの間だった。
「しかしよぁ〜!俺は許しても周りにいる、お前同族はどうかな?」
「じゃあ!店長あれを言って下さいよ」
「おい!周囲に居る実装共、よく聞け!この家族は、俺達ニンゲンの食糧を黙って持って行った不届き物だ!
 俺達が、虐待派ならこの公園の実装を全員殺してやる所だが、俺達は虐待派でもない。
 しかし!この家族を生かして置いたら又、同じ様にニンゲンの怒りを買うだろう!
 今度はお前達にも被害が及ぶかも知れん!災いの種を摘むなら今だぞ!この家族を殺せ!殺して喰った者には、この食糧をやる!」

 部下は店長に実装達は、共喰いをすると言う事を教えていたのだ。
「デ......ニンゲンさん!そそ......そんな、そんなぁ〜!」
 長女も5女も怪我をして動けない。自分も上半身を起こすのが精一杯だ。万事休す。

 公園の実装達は、親子を取り囲む様にして......。
「朝っぱらから、本当に五月蠅いデス!寝ていた子も起きてしまったデス!」
「ニンゲンに目を付けられてこの公園が実装駆除の対象になったらどうする積もりデス!」
「ワタシ達は、朝早くからあちこちのゴミ捨て場を廻っても少ししか餌を取れないデス!」
「自分達だけ甘い汁を吸いやがってデスゥ〜!」
「ワタシ達の餌になるデスゥ〜!」
 公園中の実装が、一斉に親子に襲い掛かった。
「デ......デジャァァァ〜!」
「テチャァァァァ〜!」
 親子全員は、同族に貪りながら喰い殺された。
 当然、死んで動かない6女と蛆も跡形も無く喰われた。
「うわっ!本当に気色悪いなぁ~吐き気がするぜ!」
 更に公園の実装達は、親子が盗んで来た食糧の奪い合いを始めた。
「噂以上に醜い奴等だなぁ〜!」
「店長!役所にこの公園の実装が店の物を盗んで困ると連絡しておきました。明日にでも駆除に入るそうです」
「そうか、この公園の実装も全滅だな!ザマァ〜見やがれ!」


*今回も愛くるしい仔実装のピクシブ挿絵を参考にしています。

FIN




   
 

  

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1 Re: Name:匿名石 2019/04/19-13:33:41 No:00005903[申告]
愛らしく幸せな絵(上げ)からの無残な最期・自業自得風味(落とし)

参考絵が可愛いほど文章の虐待描写がコクを増すわ

今後の作品も楽しみだ
2 Re: Name:匿名石 2019/04/20-00:15:15 No:00005904[申告]
真の虐待派は実装石だった・・・?
3 Re: Name:匿名石 2019/04/20-20:17:23 No:00005908[申告]
この後、ダンボール箱から放り出されます。
仔実装は、ニンゲンによって首を
切断され殺害。その死体も親、姉と一緒に
同族に喰われる無残な結末を迎えます。
虐待感を増す為に少し訂正しました。
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