※今回は読み物ではありません。 癇癪を起こした子供や発作を起こしたキチ○イのように、発狂したかの如く、ただひたすら実装石をグチャグチャにするお話です。 ………とにかく虐待がしたかった。 実装石という生物を、切り刻んで、握り潰して、すり潰して、捩じ切って、焼いて、苦痛と絶望の限りを味わわせて殺してやりたかった。 小難しい理屈はいらないし、他人に同意を求めることができるような理由もない。 俺は虐待派ではあるが、別に実装石が憎いわけではないのである。 ただ無性にやつらを酷い目に遭わせてやりたくなるだけなのだ。 ただ奴らがもがき苦しむ様を見ると無性にスッキリするというだけなのだ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 今回の虐待のために、俺は取り壊す直前の古いアパートを一軒丸々借りきった。 古アパートといってもそこそこ壁が厚く、多少暴れたところでレオ○レスのように隣の部屋の物音が聞こえない立派なものだ。 全部で六室あるそこを全て貸切にして、一部屋ごとに実装石の家族を押し込めて思う存分虐待してやろうというわけである。 アパートの家主は俺の友人のうえ実装石の虐待にも理解があり、しかも取り壊す予定なのでいくら汚しても構わないと言ってくれた。 そもそもここを取り壊すことになった理由が、ここで隠れて実装石を飼っていた愛誤派のせいであちこちに実装臭や糞の臭いが染み付き、他の住人がいなくなってしまったせいだというのだ。 家主にしてみれば、最後に実装石という生物に対してせめてもの意趣返しがしたいのだろう。 集めてきたのは、全員が元飼い実装だった。 工場産まれショップ育ちという生粋の飼い実装もいれば、親が死んで途方に暮れていた仔実装や蛆実装が拾われ、丹念に育てられて立派な飼い実装になった者もいる。 そして仔を産んで家族を成したもの、まだ成長しきっていない仔実装の姉妹もいれば、今まで生き残ってこれたのが不思議な蛆実装までいる。 いずれにせよ、愛誤派に甘やかされまくって糞蟲化したような者はおらず、どれも愛情深い飼い主によってきっちりと躾と教育を施された者ばかりだ。 なぜこのような連中を集められたのか。 それは、とある虐待派が流したとんでもない風説によるものだった。 その男は実装石を切り刻み、妙な実験をするのが大好きな虐待派で、今まで様々な商品や品種改良(?)した実装石を生み出したりもしたという。 そしてある日、男はとんでもない説をマスコミに向かって発表した。 曰く、『実装石を喜ばせる者は皆不幸になる』というものである。 今までにも『実装石と関わる者は皆不幸になる』という説はあった。 だが、それは一部の例だけを抽出して作り出された迷信のようなもので、統計学的にも真実とは言い難いものだ。 愛護派が実装石を虐待派から守るために作り出した説ではないかとか、逆に愛護派が実装石に興味を示さなくなるよう虐待派が流したのではないかと言われていて、どちらにせよ真実味はまるでなかった。 しかもその男の説は実装石を“喜ばせる者は”と限定しているあたり、どう見ても虐待派の都合で考えられたものといっていい。 もちろん普通であれば、そんな説を信じる者は誰もいなかったであろう。 だが、その男には様々な実績があった。 何より、男自身が『虐待でも愛護でもどちらでもいいから、実装石ともっと関われ』という信念の持ち主であり、無関心派が増えて実装石という生物がこの世からいなくなることを憂える人間であったことは、 雑誌のインタビューやそれまでの行動から多くの人間に知られていたのである。 そんな人間がいきなり自身のポリシーを覆すようなことを言い始めたのだ。 それだけで妙な説得力があるし、少なくとも鼻で笑うような人間はそう多くはない。 しかも男は自説を証明するための論拠として、自身の研究で発見したという『幸せ花粉』というものの存在を持ち出した。 実装石が『幸せ回路』と呼ばれる精神構造を有していることはよく知られているが、実装石は幸福を感じると体内で『幸せ花粉』という目に見えないレベルの極小物質を生成し、 それを決して閉じることのない三ツ口から霧のように吐き出すというのである。 そして人間がそれを吸い込むと、生きる気力や活力を吸い取られ、何かにつけて失敗が多くなって不幸になる—————これが『実装石と関わる者は皆不幸になる』という迷信の正体だと男は言った。 実際のところ、大勢の学者や医者が調べたものの、そんな成分は一切検出されなかった。 要は男が今の俺のように、幸せそうな飼い実装を虐待のターゲットにしたくなり、捨て実装が増えるようにと流した風説だったのである。 だが、この風説は男が思った以上の効果を上げた。 男が上手かったのは、根拠となるニセ物質に『幸せ花粉』という名前をつけたことだ。 『幸せ回路』や野良実装が花粉によって妊娠するという、実際に存在が認められている生態や生理にちなんだ名前をつけることで、無関心派や一部の愛護派に「もしかしたらありえるかも……?」と思わせたのだ。 元々実装石が常識を逸脱した数々の特性を持つデタラメ生物であったことも、この説を流布するのに一役買った。 しかも男は自身に十分な実績があることも自覚したうえで、マスコミの前で堂々と「幸せ花粉は、ありまぁす!」と叫んだのである。 もちろん一笑に付すものも多かったが、そもそも『自分は毎日幸せです』と大手を振って言える人間などどれほどいるだろうか。 愛護派の中にも「もしかしたら俺が不幸続きなのは……」と考える人間がいても不思議ではなかった。 それからしばらくの間、巷には捨て実装が多く徘徊するようになった。 自分の不幸の原因が実装石にあるのではと疑った人間はもちろん、実装石を飼っている家庭などには「万が一にも家族に不幸があれば……」と考える人も少なくなかったのである。 男は家族を持つ人間のそういう心理も見越したうえで、このような風説を流したのだ。 結果、男は実装石の研究者としての名声は失ったものの、引き換えにたくさんの躾済み飼い実装を入手できるようになった。 そして、俺たち虐待派もまたその恩恵に与ったというわけである。 俺たちにしてみればその研究者様々だ。 おかげでこうして、存在自体がくっそムカつく飼い実装を地獄に叩き落してやれるのだから。 実のところ、このアパートに集められた連中は、厳密には“捨て”実装ではない。 実装石を捨てたくなった飼い主にネットで呼びかけ、あくまで譲渡という形で引き取ってきたものだ。 しかもこの一週間、愛護派を装ってたっぷりと可愛がってやったため、皆すっかり俺を『新しいご主人様』として認識している。 だが、それもいよいよ今日で終わりだ。 この一週間溜まりに溜まったフラストレーション、ストレス、リビドーの全てを解放してやるから覚悟しろ。 今日のために用意したアイテムの数々が入ったゴルフバッグを担いで玄関を上がる。 このアパートは『め○ん一刻』のように部屋が分かれていて、一階と二階にそれぞれ三部屋ずつ並んでいる。 さて、どの部屋から行くか………やはり最初は一号室から順番でいいかな? ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ————— ギィィィィイ……………バタン! ————— 一号室に入室し、扉を閉めてカギをかける。 これでもう、この部屋からは誰も逃げられない。 「あ、ご主人様デス。お帰りなさいデスゥ」 「おかえりなさいデス」 「デスー」 「ゴシュジンサマ、キョウのゴハンはなんデス?」 「ワタシたちはもうおナカがペコペコデスゥ」 「レッフーン♪」 親実装と、すでに成体となっている仔が四匹、仔実装に変態できずに三十センチ超えの大蛆になってしまったのが一匹。 この家族は特に裕福でも貧乏でもない、ごく普通の家庭から貰ってきた。 親実装と仔実装だったときにはそれなりに可愛いと思えたらしいが、さすがに成体五匹ともなるといまいち可愛げに欠けるうえエサ代も嵩み、大蛆などはもはやキモいとしか思えなくなってきたのだろう。 そんな折に例の風説が流れたため、貰い手がいないか募集していたのである。 親実装は飼い実装らしく分別を弁えているが、仔のうち下の二匹は躾も行き届いていないのか、若干糞蟲じみた言動も目立つ。 まずは手始めに、こいつらをテンションMAXで思い切りブチ殺してやろう。 「メシは作ってやるが、準備に時間がかかる。とりあえず先に遊んでろ」 俺がそう言うと、実装石の親仔は部屋の中をめいめい勝手に歩き回って遊び始めた。 大蛆を抱き、「ボェ~♪ ボェ~ゥ♪」とウシガエルのような汚い声で歌う親実装。 スポンジボールでキャッチボールをする上の姉妹。 使い切ったガムテープの芯を転がして遊ぶ三女。 猫じゃらしをブンブンと降りながらテクテクと歩き回る四女。 俺はこの家族と飼い主ごっこを演じている間に持ち込み、部屋の隅に立てかけておいた木刀を掴むと、それを後ろ手に隠しながら四女へと近づいていく。 そして四女が俺の前を通り過ぎようとした瞬間、鋭い足払いをかけて四女をうつ伏せに転ばせた。 「デスァッ!?」 さらに木刀の切っ先を転んだ四女の背中に向け、床の畳を貫かんばかりの勢いで振り下ろす。 ————— ズン! ————— 「デギャァッ!?」 木刀の切っ先というのは真剣や模造刀のように尖ってはおらず、角が丸めてある。 それでも人間の力で脆弱な実装石の体に突き立てれば、肉が裂け、弾け飛ぶ。 四女の背中はぱっくりと裂けて背骨が砕け、傷口からエメラルドのように輝く偽石が見えていた。 突かれた場所に偽石がなかったのは幸運だったが、もしかしたらこれで即死していたほうがこいつにとっては幸せだったかもしれない。 なにせ四女の胴体には木刀の横幅分の大穴が開き、わずかに残った脇腹の肉と皮でようやく上半身と下半身が繋がっている状態なのだ。 「デ……デゲェェェェ………」 床に木刀を突き立てた音と四女の悲鳴で、他の四匹+一匹が思わずこちらを注視する。 そして目の前に繰り広げられた光景を見て、驚愕の表情を浮かべながらパンコンした。 「デ、デェェーッ!?」 「な、なんデス? どうしてゴシュジンサマがミドリコちゃん(四女の名前)にヒドイコトをしてるデスゥ!?」 「ゴ、ゴシュジン……サマ?」 「デェェーッ!? ミドリコぉぉーっ!? ゴ、ゴシュジンサマどうしてデス? どうしてミドリコにこんなことを……」 その質問に対して、俺はただ一言こう言い放った。 「……先生は止めよと申しておらぬ」 この台詞に特に意味はない。 ただ『現実に実装石が存在したならこんな感じで殺してやりたい』と思っていた漫画のシーン(シグ○イ仕置編)を再現し、その台詞を真似してみただけだ。 だがそのせいで、こいつらには何がなんだかさっぱり理解できないだろう。 それでいい。 俺はこいつらに一切の言い訳も遠慮もせず、ただリビドーの命じるままひたすらブッ殺すつもりなのだから。 「次、藤木」と言いたくなるのを抑えつつ、神経が根こそぎ断たれたせいで下半身が用を成さなくなった四女の傍に座り込む。 「どうだ、痛いか?」 「痛いデス! イダイデズゥゥーッ!!!」 飼い実装として大した苦労もせず、甘やかされて糞蟲化しかかった身にはこの痛みはキツいだろう。 実にいい気味である。 「そうかそうかw それは何よりだ。じゃあ、とどめを刺して救ってやろう」 「デゲォェ?」 俺は木刀の切っ先を四女の口の中に突っ込むと、そのまま体を吊り上げて壁際へと移動させた。 「デボォェェェ!」 「ゴ、ゴシュジンサマ、やめてくださいデス! ミドリコが死んじゃうデスゥーッ!」 いや、だから殺す気なんだって。 まだ気付かんのかこの脳内お花畑は。 四女の口に木刀を引っ掛けたまま、壁に押し付けてさらに押し込んでいく。 「デゲェロォォ!?」 「ラ○ガとフ○ガが地獄で待っているぞ……」 この台詞にも特に意味はない。 ただ(中略)漫画のシーン(北斗の○カサンドラ編)を再現し、その台詞を真似してみただけだ。 どうでもいいけどこのシーン、ライ○とフウ○が地獄に堕ちたこと前提で喋ってるのが酷いよねケンシ○ウ。 そりゃ弟を人質にされてたとはいえ、数々の罪なき拳法家を殺してきたんだから天国行きはないにせよ、その直前に泣きながら「安心して眠れ……悪の炎は俺が消す!」とか言ってたのは何なのと。 閑話休題 顔面のど真ん中をかき分けるように木刀が突き刺ささったところで、四女の腹に開いた大穴の上のほうから偽石がころりと、ぶら下がった下半身のほうへと落ちるのが見えた。 そして先ほど見たような輝きがすっかり失せて黒ずんだ偽石は、次の瞬間 ————— パキン! ————— という音とともに粉々に砕けた。 「おほっ♪ 偽石砕けやがったwww そういや体内で砕ける音はしょっちゅう聞いてるし、取り出したのを自分で砕いたこともあるけど、目の前で遠隔パキンするのは何気に初めて見るなあ」 中心で ●( )○ のように分割された無様な顔で、四女の両目が白濁していく。 A 「あっははははははは! たンのシィ~♪♪♪ さ~て……次は誰をやるかな?」 振り向くと、残った四匹はガタガタと震えながら腰を抜かしている。 どうやら俺が虐待派であり、自分たちを傷つける存在であることをようやく理解したようだ。 ただ大蛆だけは知能が足りないのか、状況が理解できずにただレフレフと鳴いている。 よし、次はこの大蛆だ。 蛆の頭を掴み、持ち上げてテーブルの上に置く。 そして総排泄孔にア○ンアルファを数滴垂らし、ぴたりと圧着させた。 これからすることで蛆が軟便を漏らさないようにするためだ。 「デェェッ! なにするデス? ウジちゃんを返してデスゥゥーッ!」 親実装が足にまとわりついてくる。 親実装にとってこの大蛆は一人立ちできていない、今でも自分が“母親”でなければならない唯一の存在なのだ。 とはいえそんなに大切な存在なら、なぜ産まれたときにちゃんと授乳をしてやらなかったのか。(蛆実装は母親から授乳、特に初乳をもらえないと頭部内に栄養嚢が形成されず、仔実装に変態できなくなる) 仔実装になれない蛆実装の寿命(一~二ヶ月)から考えると、おそらくこの親は上の四姉妹が成体になってからこの蛆を産んだものの、上の姉妹のようにいつか自分の手を離れていくのが嫌であえて蛆のままにしたのだ。 自分のエゴでこいつを蛆実装に固定しておきながら、今さら何を勝手なことを抜かしていやがるのか。 俺は親実装を振りほどいて大蛆を床に下ろすと、自分も膝立ちになって木刀を大上段に構える。 そして裂帛の気合とともに、その腹に向かって真っ向から切り下ろした。 「チェストォォォォォォァ!!!!!!!!!!」 ————— ドボォ!!! ————— 「レビュオェ!?」 腹部を打たれた大蛆が口から血と糞汁が混ざったものを吐き出す。 蛆実装は普通なら指で圧するだけで潰れてしまう脆い存在だが、ここまでの大蛆ともなると皮膚の耐久力は成体実装とさして変わらない。 それに加え、かけた気合の大きさとは裏腹に俺が木刀を叩き込む深さを絶妙にコントロールしたおかげで、大蛆の体は破裂することなく内臓にのみダメージが通ったのだ。 「イェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!! オェアァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」 さらに大蛆の腹に何度も木刀を叩き込む。 怪鳥が嘶くがごとき奇声を発しながら、肺の空気がなくまるまで何度も、何度も。 これぞ薩摩示現流『トンボ』(横に寝かせた丸太を、それこそキチ○イのごとき奇声を上げながら滅多打ちにする修行)である。 ————— ドム! ドム! ドムッ! ドボ! ドムォ! ————— 「レブッ! レボォェ! レビュ! レビェ! ゲブェオェ!」(パキン!) 体が破裂しないように絶妙の手加減を加えていたとはいえ、骨と内臓をグシャグシャにされた大蛆はたまらず偽石を崩壊させて絶命する。 「イェェィ!」 とどめに手加減抜きの一撃を首に振り落とすと頭がもげ、まるでチャックを開けてしまった水枕のように、潰れた大蛆の中身が床にばしゃりとぶち撒けられた。 「デェェー! ウ、ウジちゃぁぁーん!?」 親実装が発狂せんばかりに頭を抱えて絶叫する。 残りの三姉妹はみな腰を抜かしてがちがちと震え、歯の根が合っていない。 「よっしゃあああ!!! 次行くぜぇぇ!!!」 すっかりテンションの上がってしまった俺は、木刀とともに壁に立てかけてあったギター(フライングVモデル)を引っ掴む。 そして長女エメリーの頭を鷲掴みにすると、その顔面をピック代わりにしてギターをかき鳴らし始めた。 もちろん人間がパフォーマンスでやる『歯ギター』と違ってちゃんとした音など鳴らないし、エメリーの顔面はギターの弦でグジャグジャと擦りおろされる。 「サツガイせよぉ!!! SATSUGAIせよぉ!!!」 「ゲジュエジュブジュアベジャブ……………!」(パキン!) 頭が半分ほど削られたところでエメリーが絶命する。 前もってサーチャーで調べておいたことだが、エメリーは偽石が頭部にある個体だった。 顔面をゴリゴリと削られていくうちに弦が偽石に達し、こぼれた偽石が弦と振動を感知する磁石部分との間に挟まって砕けたのである。 「エメリーぃぃぃっ!?」 再び親実装の悲痛な叫びが室内にこだまする。 俺はそれを無視し、フライングVの角を次女のテチコの脳天に叩きつけた。 「実装石など皆殺しにしてくれるわーーーっ!!!!!」 ————— メキメキィ!!! ————— 「デプァ………!」 テチコの頭が凹み、頭部そのものが胴体に半分ほど埋まる。 こうなっては偽石が砕けていなくても絶命は時間の問題だ。 「デヒィィーッ!? タ、タスケテデスゥゥーッ!」 三女のテチミが腰を抜かしたまま、四つんばいで這いずって逃げようとする。 それを追い、さらに脳天にギターを振り下ろす。 「そこは『あ、あれはクラ○ザーさんの四十八のポリ殺し技の一つ、非常なるギターだぁ!』だろうがぁ!!!」 ————— ぐしゃん! ————— 「ペギュェ………!」(パキン!) 実装石に知りもしない漫画(デト○イト・メタル・シティ)の台詞を真似してツッコめというのはさすがに酷な話だが、テンションが上がりきってしまった俺にそんな道理は通じない。 テチミは次女のテチコと同じように頭部を凹ませ、首が半分胴体に埋まった状態で絶命した。 こいつのほうだけ偽石が崩壊したのは、恐怖のあまりすでに精神が限界だったのだろう 「テチコ! テチミぃっ! ………デェェーン! ゴシュジンサマ、どうしてデス? どうしてこんなヒドイことをするデスゥ?!」 「知るかバカ! そんなことよりオ○ニーだ!」 ————— ドゴォ! ————— 「デボェア!」 意味不明の台詞を吐きながら、親実装であるミドリを壁に向けて蹴り飛ばす。 「よぉし……とどめいくぜぇ! 地上最強の奥義でなぁぁ! 『集英拳奥義・二葉亭○迷』!!!」 ————— ドグシャァ!!! ————— 「ギュベァ………!」(パキン!) この技を知っている人は相当の漫○太郎マニアであろう。 偉大なる漫画家である彼のデビュー作、『エス○レーション』に登場した知る人ぞ知る必殺技だ。 ただ鉄槌(ゲンコツの小指側をハンマーのように振り下ろす技)を脳天に叩き込むだけなのだが、食らった相手は教室の床を突き破って胸近くまで埋まるという、中国四千年の歴史を持つ奥義である。 実装石であるミドリは作中よりも酷く、下半身はおろか頭までがバキバキに砕け、縦にプレスされた空き缶のようになって死亡した。 「フゥゥ~ッ、スッキリしたぜ」 某漫画の『柱の男』のように呟きながら部屋を見渡す。 見るも無惨な姿に潰れた実装石の死体が五つ、どれもつい数分前まで自分たちを幸せな飼い実装だと信じて疑わなかった連中である。 これだ。 今回はテンションが上がりすぎて顔を潰してしまったが、こういう実装石が唐突に不幸に見舞われ、一気に地獄へと叩き落されたときの顔が最高なのだ。 死ぬ直前までミドリが見せていた「どうして?」という目、その「なぜ自分たちがこんな目に?」という顔が最高に嗜虐心を刺激し、愉悦で満たしてくれるのだ。 「おっと、まだあと五部屋もあるんだからこれで満足しちゃもったいないな。このままのテンションを保っていかないと」 次の二号室にいるのは愛誤派に甘やかされすぎて糞蟲化した家族である。 有無を言わせず一気に全員ブチ殺してやろう。 そう考えた俺は、一号室の押し入れに隠しておいたゴルフクラブ—————室内で振り回しても天井に当たらないよう、シャフトを短く切り詰めたドライバーを持って二号室へと向かった。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「“スポーツ”の時間だゴラァ!」(ドゴォ!) 「デヒィッ!?」 いきなりドアを蹴破って部屋の中に入る。 その瞬間、部屋の中にいた六匹の実装石(親と仔実装五匹)が一斉にこちらを向いた。 「な、なんデス。ドレイニンゲンデスか。びっくりさせるなデスゥ」 「ワタチタチをオドロかせたバツとしてステーキとコンペイトウを持ってこいテチ!」 こいつらは全員糞蟲なのでいかにも“らしい”台詞を吐いてくるが、そんなテンプレ台詞は無視して一匹ずつブチ殺していくことにする。 「つ~○じ風舞~うティ~グ○ンドで♪ ね~らうはグ~リンのタ~ゲ~ット~(実装石)♪ っとくらあ」 歌いながら足を肩幅に開いてアドレスし、上体に極限まで捻りを加えてクラブを振りかぶる。 「ワイは猿や!!! プ○ゴルファー猿や!!!!!」 叫びながらクラブを振り下ろし、床スレスレを振りぬく! ————— ぱちゅん! ————— 次の瞬間、部屋の壁に赤と緑の染みが出現した。 ドライバーで打たれた仔実装の一匹が、壁に激突して水風船のように爆ぜたのだ。 クラブのソール(底面)を床に擦ってしまったなら、ゴルフでいうところの『ダフった』打ち方になってしまい、その場で糞蟲の体が爆散して糞が飛び散ってしまうだろう。 下半身をピン、上半身をボールに見立てて打つのがコツだ。 あまりのヘッドスピードに、残った五匹は何が起こったのか以前に家族が一匹減ったことにすら気づいていない。 間髪入れず、二匹目の仔実装を打つ! 「チャァ~~~~~シュゥゥ~~~~~メェェェーーーーーン!!!!!」 「テチャアッ!?」 ————— ぱちゅん! ————— 先ほど仔実装が激突したのとはすぐ隣に、またも赤と緑の染みが出現する。 ただ、今度は打たれた仔実装が悲鳴を上げたせいで残りの四匹が壁のほうへと視線を向けてしまった。 その隙を突いてもう一度振りかぶる。 「タイガァァァーーーチャァァァァジ!!!!!」 ————— ばちゅん! ————— 三度目のスイングで三匹目の仔実装が染みに変わる。 今度は最初から壁のほうを向いていたため、残りの三匹は仔実装が飛んでいき、破裂する瞬間を目撃した。 「「テヂャァァァッ!?」」 ようやく何が起こったかを理解した仔実装の姉妹が悲鳴を上げる。 振り返ったときにはすでに家族の半数が死んでいて、残っているのはすでに二匹の仔実装と親実装だけだ。 そのうちの一匹が慌てて俺に背を向けて逃げ出そうとするが、俺はすでに四打目の体勢に入っている。 「逃がすかぁっ! ライジングゥゥ………イン○クト!!!!! ————— どぱかぁん! ————— 逃げる背中にドライバーのソールが激突し、低い弾道を描いて仔実装が宙を舞った。 だが逃げる方向へと狙いがずれたため、仔実装は壁ではなく窓のほうへと飛んでいく。 ——— パリィン! ——— 仔実装は窓ガラスを突き破り、外の庭にある木の枝に突き刺さった。 あちこち刺々しい枝が口から総排泄孔までを貫通し、下手に潰されるよりも苦痛が大きかっただろう。 「デ……デッギャァァス!!!!! やめるデスゥゥゥ!!!!!」 親実装が半狂乱になりながら俺の足にしがみつき、手をポフポフと叩きつけてくる。 鬱陶しいのでドライバーのヘッドで頭を小突いて転ばせた。 親実装を無視して最後に残った仔実装に向き直ると、すでに三メートルほど離れた場所まで逃げている。 だから逃がさねえって。 仔実装を追わず、尻餅をついている親実装に向き直り。ドライバーを構える。 成体実装は背が高いのでどうやって打とうかと考えていたが、転んでいるこの高さならちょうどいい。 「これぞ○家棍法術奥義『纒○狙振弾』!!!!!」 生来目の見えない拳法家のようにドライバーを思い切り振りぬくと、親実装の頭がちぎれ飛び、逃げる仔実装の背中に直撃した。 「テゲェッ!!!」 ——— パキャァン! ——— 親実装の頭を背中に喰らった仔実装はその勢いで吹っ飛び、再びガラスを突き破って飛んでいく。 そして先ほど死んだ姉妹と同じように庭の木の枝に突き刺さり、百舌の早贄と化した。 ※纒○狙振弾 棍法術最強の流派として名高い○家流に伝わる最大奥義。 この技の創始者・宗家二代“呉 竜府”(ご りゅうふ)は正確無比の打球で敵をことごとく倒したという。 この現代でいうゴルフスイングにも酷似した打撃法は、運動力学的観点からいっても 球の飛距離・威力・正確さを得る為に最も効果的であることが証明されている。 ちなみにゴルフは英国発祥というのが定説であったが、最近では前出の創始者・呉 竜府の名前でもわかるとおり 中国がその起源であるという説が支配的である。 (民○書房刊『スポー○起源異聞』より抜粋) 「ふう、なかなかいい汗をかいたな」 弾丸と化した親実装の頭のほうはあらぬ方向へ転がって、天を仰いだままの両目が灰色に濁っている。 頭部を失った胴体は、首の部分から噴水のように血を噴き上げていた。 パンツはモリモリと盛り上がり、息の根が止まってもまだ大量の糞を漏らし続けているのが笑えるところだ。 「うーん、これまたなかなかスッキリする内容だった。やはり糞蟲は問答無用で〆るに限る」 俺は実に爽やかな気分で二号室を後にした。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 三号室の扉を静かに開き、靴を履いたまま入室する。 ここにいるのは再び善良な実装石だ。 一匹の仔実装が十匹もいる蛆実装の面倒をただ一石で見ているという、実に姉妹思いの“オネチャ”である。 ————— がちゃり ————— 「あ、ゴシュジンサマ。おかえりなさいテチ」 部屋に入った俺を出迎えたこいつこそ、蛆実装たちの姉であるテッチィだ。 「ただいまテッチィ、いい仔にしてたか?」 「はいテチ。ウジチャンたちのおフクのセンタクも終わったテチ」 こいつはとても面倒見のいい姉で、俺のいない間に蛆実装たちの服を全部洗ってやるのが日課になっている。 小型のボウルに入れた水で洗濯し、洗った服を昼から夕方にかけてのに陽にあてて乾かすのだ。 「よし、じゃあご飯の前に手を洗ってこい」 「はいテチ!」 テッチィがトコトコと歩いていく。 その先には、いつも食事の前に手を洗わせている水の入ったタライがあった。 「~♪」 テッチィが上機嫌でタライの水に手を突っ込む。 「………? なんだかこのおミズ、ヌルヌルするテチ。それにヘンなニオイもするテチ………いったいなんテチ?」 (ふふん、気付いたか) これでは汚れが落ちないと思ったのか、テッチィはなおも水に深く手を突っ込んでゴシゴシと擦る。 そしてしばらくすると、突然テッチィの動きが止まった。 「………テ………テテェッ!?」 テッチィが自分の手をよく見ると、皮膚が肉から剥離して浮き上がり、ぶよぶよになった皮が手の先に垂れ下がっていた。 「テ………テテ………テ……テッチャァァァーーーッ!?」 テッチィが恐怖のあまり叫び声を上げた瞬間、俺はポケットに入れておいたマジックペンの先端で足を払い、テッチィをタライの中に落とした。 ————— どぽん ————— 「テボッ!? テブァ! テボアァッ!?」 テッチィの全身が液体まみれになったところで、頭巾の先端をつまんでタライから助け出してやる。 そしてそのままテッチィを運び、蛆実装たちのいる場所から少し離れた場所に下ろしてやった。 「テ………テェェ………イタイテチ………カラダじゅうがイタイイタイテチィ………」 イゴイゴと蠢くテッチィの体はあちこちの皮膚が垂れ下がり、まるで映画『○ボコップ』で毒液をかぶったオッサンのようにスプラッタな姿になっている。 まぶたの皮膚までが垂れ下がり、目もよく見えなくなっているようだ。 俺がタライに入れておいたのは、トイレやパイプの詰まりを解消するための塩素剤だった。 詰まった髪の毛など、人間のタンパク質を溶かすアレだ。 しかも市販のものよりも濃度を高くしてあるので、実装石の皮膚などたちまち溶けてご覧の有様である。 「テェェ………ゴシュジンサマ………た、たすけテチィ………」 不気味な姿になったテッチィがふらふらと助けを求めてくる。 「あ? 俺はお前みたいなブサイクを飼っている覚えはないぞ。テッチィはどこに行った?」 「………テ! テェェ………ゴシュジンサマ………ワタチテチ………ワタチがテッチィデチィ」 「知らん知らん! お前のような化け物は知らん!」 「テ………テェェン………」 俺に見放され、テッチィは泣きながら部屋を彷徨う。 そしてよく見えないであろう目であたりを見回すと、妹である蛆実装たちのいるほうへと歩き始めた。 「テェェ………ウジチャン………ウジチャン………」 今や血のつながった家族だけが唯一の希望なのだろう。 テッチィは垂れ下がった足の皮膚をズルズルと引きずりながら、まるで亡者のように歩いてゆく。 そしてレフレフと鳴く蛆実装たちの前に跪くと、その一匹を抱き上げた。 「ウジチャン………」 「……レ? レッヒャァァァァァァァァ!!!」(パキン!) 抱き上げられた蛆実装は、テッチィの姿を見た瞬間偽石を崩壊させて死んだ。 そりゃあこんな気持ちの悪い姿を見せ付けられたら、マンボウなみに死にやすい蛆実装などひとたまりもないだろう。 そして近くにいた蛆実装たちは、死んだ姉妹の悲鳴に気付いてテッチィのほうを見てしまった。 「「「レフャァァァァァァァ!!!」」」(パキン!パキン!パキン!) 「オ、オバケレフゥゥーッ!」(パキン!) 「コワイレフ! コワイレフゥゥー!」(パキン!) 「テ、テェェ! ちがうテチ! オネチャテチィ!」 「「「レヒャァァーッ!?」」」(パキン!パキン!パキン!) 実装石にとって何より大切な容姿を失い、自慢の指を失い、主人を失い、最後にすがり付こうとした姉妹の絆さえもあっさりと否定される。 それどころか自分のせいで、大事な妹たちが次々に死んでいくのだ。 その絶望たるや、想像を絶するものに違いない。 「あっはははははは! こりゃいいわ! くやしいのうwww ピカを受けたら地獄じゃのうwwwww」 大笑いしながら某ヒロシマ少年の物真似をする。 「レフ~?」 よく見ると、状況を理解する知能のない蛆実装がまだ一匹残ってレフレフ鳴いていた。 うーん、今のテッチィが“恐ろしい容姿をしている”ということも理解できないのかな? まあいい、先にテッチィのほうにトドメを刺してやるとしよう。 ゴム手袋をしてテッチィの頭を掴み、宙に持ち上げる。 「わ、わしはこれからピカの毒をとり去る実験を開始する」 そう言いながら上蓋を切り抜いて穴を開けた一斗缶を用意し、砂場から集めた砂鉄を少量入れる。 さらにアルミ缶を細目ヤスリで削って作った金属粉をその三分の一ほど混ぜ、理科の実験で使うような小さな五徳を底に置いて、そこに網を敷いて満身創痍のテッチィを寝かせた。 「ゴシュジンサマ? なにしてるレフ? ウジチャンもはいりたいレフ」 状況のよく分かっていない蛆が命知らずなことを言う。 「だまれっ! この実験は危険なんじゃ! あそびじゃないぞ!」 おお、こいつの間抜けな台詞のせいで図らずも『はだ○のゲン』のワンシーンが再現できたではないか。 褒美にこいつだけは生かしておいてやってもいいかもしれない。 実際、俺が今からやろうとしているのはかなり危険な遊びである 『テルミット反応』というのをご存知だろうか? 細かい粉末にしたアルミニウムに金属酸化物を混ぜて火をつけると、まるで噴火するように爆発するというものだ。 本来は還元性と高熱により目的の金属融塊を下部に沈降させ、純粋な金属を得るための冶金法なのだが… それを使って、漫画の中では政○さんの妄想にすぎなかった“実験”を本物っぽくしてやろうというのである。 とはいえ、これはマジで危険な化学反応なので絶対に屋内でやってはいけない。 俺は庭に通じる戸を開けると外に出て、この日のために作っておいたレンガ製のカマドの中にテッチィの入った一斗缶を置いた。 この反応を起こすと、薄い一斗缶などたやすく破れて中身が飛び散るおそれがあるためだ。 万が一に備えて消火器の準備も万端である。 「チィィ………」 網の上で力なく鳴くテッチィに直接火が触れないように気をつけつつ、ゴミ拾い用の金バサミで挟んだマグネシウムリボンに着火して一斗缶の中に放り込む。 そして少し下がって消火器を構え、数秒後————— ————— ボムッ!!! ————— 「うおっ!?」 「レヒィッ!?」(パキン!) もの凄い音とともに一斗缶が噴火し、中から真っ赤に焼けた金属と緑の液体が噴き上がった。 粉々になった“テッチィだったもの”が、びちゃびちゃと音を立てて上から降ってくる。 レンガで囲っておいてよかった。 一斗缶だけでは破裂してこっちまで危険だったところだ。 「ふぅ……テンション上がるどころか逆に冷静になっちまうほどの威力だったな。おーこわ、おーこわ」 カマドの中に消火器の中身を軽くぶち撒け、火の始末をする。 中を見ると一斗缶は四方の角が裂けて軽く破れ、底には穴が開いている。 置いていた五徳も高熱で足の部分が溶けてしまっていた。 これでは実装石の体など一たまりもなかっただろう。 「どうじゃ! わしはきれいな体になったじゃろう!」とは到底言えない状況だ。 というか、結果がどうなるかよく知りもしない“実験”をぶっつけ本番でやるもんじゃないな。 「さて、残った蛆は褒美に逃がしてやろうか。(取り壊しの決まっているアパートの庭に放されて生き延びられるかどうかは知らんが)………って、あれ?」 ケージの中を見てみると、一匹だけ生き残っていたはずの蛆実装が両目を白濁させて死んでいた。 「ありゃ……爆発音に驚いて死んじまったのか。せっかく生かしておいてやろうかと思ったのに、残念だったな」 口ではそう言うが、どうせ生き延びる可能性はゼロに近いとふんでの気まぐれだ。 こいつがここで死のうが庭で野垂れ死のうが俺にはどっちでもいい。 それよりも、前々から実装石を殺すのにやってみたかった実験が上手くいって俺はご満悦なのである。 「うーん、混合粉末の量はもうちょい少なくてもよかったかな? これ以上多くしてたら危険だったかもしれん」 実のところ、俺は実装石を直接攻撃で虐待するだけでなく、こういう実験じみた方法で殺すのも大好きなのだ。 次はシンナーを使ってみようか、それとも友人の町工場で窒素のレーザー加工機でも貸してもらおうか。 また別の虐待に思いを馳せてウキウキしながら三号室を出ると、俺は次の獲物が待つ二階への階段を軽い足取りで上っていった…… 後編に続きます。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- あとがき 新年一発目からなんてもん書いてんだと思った皆さん、皆さんのほうこそ正常です。頭おかしいのは作者のほうです。 いやー、最近どんどん保管庫が賑わってきて嬉しい限りです。 愛護系の作品も増えてきましたが、私自身愛護作品も大好きですよ? 作中でも書いたように、あくまで「ああー、この実装石を潰してえ!」という衝動を湧き上がらせてくれるという意味ですが。 今回の作品では、そうやって溜まりに溜まったリビドーを思うがままに全解放させていただきました。 作中でやってたモノマネの元ネタは台詞やタイトルから伏字部分を抜かしてもググれるように配慮したつもりですが、知らない方やググっても楽しめなかった方には申し訳ありません。 次回はこの続きになりますが、さらにその次の作品は今までの集大成的な作品にする予定ですのでご期待ください。 最後に、作品投稿のスパンがかなり開いてしまっているのも申し訳ありません。 最近少し別のものを書く趣味がありまして、実装作品だけを書いているわけではなくなってしまったもので…… ペースが落ちるとは思いますが、これからも作品は投稿していきますのでご容赦ください。
1 Re: Name:匿名石 2017/01/09-15:20:28 No:00003609[申告] |
待ってたぞコラwwww読者様を待たせるなんてとんだ糞蟲だなwwww
飼いなんぞ愛誤派ごと全部ブッコロセー!!! |
2 Re: Name:ジグソウ石 2017/01/09-15:37:02 No:00003610[申告] |
米1
ウェーイwww松も開けたけどあけおめですwwww 今年もこんな感じでいくんでよろしくお願いします |
3 Re: Name:匿名石 2017/01/09-19:14:52 No:00003614[申告] |
この疾走感!
超高速鈍器スイングで俺も続きたくなっちまうぜ! |
4 Re: Name:匿名石 2017/01/09-19:30:54 No:00003615[申告] |
やっぱり実装石は虐殺してなんぼだな
何と楽しくすっきりすることか |
5 Re: Name:匿名石 2017/01/09-21:13:39 No:00003616[申告] |
問答無用のこの勢いwwww
そして奏者(作者)と観客(読者)のこの一体感、素晴らしいライブだな >“スポーツ”の時間だゴラァ! 元ネタこれか 「時間だ」でググるだけで検索予測で出るのがすげえw |
6 Re: Name:匿名石 2017/01/09-22:58:58 No:00003629[申告] |
>その方が殺される実装石の側も悲劇性が出て愛しく思える
男の言い草、実装にとっては完全にとばっちりだしなw |
7 Re: Name:匿名石 2017/01/09-23:31:27 No:00003631[申告] |
パロディネタはこのぐらいがいいと思う
このぐらい盛ってないと逆にただ淡々と殺処理するだけになって面白くない |
8 Re: Name:匿名石 2017/01/09-23:49:34 No:00003634[申告] |
作中で
>ただ『現実に実装石が存在したならこんな感じで殺してやりたい』と思っていた漫画のシーンを再現し、その台詞を真似してみただけ って言わせてるぐらいだし、このノリノリっぷりから見ても 作者さん自身の中にパロネタでやってこそな部分があるのかも |
9 Re: Name:匿名石 2017/01/10-11:16:54 No:00003646[申告] |
逆転ネタってニンゲン側がやられて同情がわかないようなクズなのはもちろん
実装側のキャラが善良かつ濃いやつじゃないとカタルシスがないからなあ ただの悪事というほどのことはしてないだけのお花畑飼いじゃあ足りないわ |
10 Re: Name:匿名石 2017/01/10-12:44:43 No:00003651[申告] |
後編でポチ出てきそう |
11 Re: Name:匿名石 2017/01/10-15:56:56 No:00003652[申告] |
ほーいいじゃないかこういうので良いんだよこういうので
愛護飼いスクとかほんまヘドがでるわ |
12 Re: Name:匿名石 2017/01/10-17:31:58 No:00003655[申告] |
ん~微妙
やってることは残虐なのに 実装石側の描写が薄いせいで悲哀も悲惨さもカタルシスもない 実装スクっていうよりただ暴れてる人スクって感じ あとパロディのせいで全体的にギャグにしか見えないのもマイナス 現状、唯一の虐待派作者だから次に期待したい |
13 Re: Name:匿名石 2017/01/12-17:26:04 No:00003693[申告] |
ポチを姿焼きにしてジソミソを添えて男に食わせろ |
14 Re: Name:匿名石 2017/01/12-17:56:55 No:00003694[申告] |
>>03655
お前は何様だ編集様か評論家様か糞蟲が |
15 Re: Name:匿名石 2017/01/12-19:12:02 No:00003695[申告] |
流石にポチは出てこないだろう
現行作品で他作者と喧嘩するのもアレだし それ以上にまだ誤解や事故でポチが不幸な末路を辿る&死後の世界でも救われない可能性があるものを 先走って本家の最期よりぬるい虐殺したら飼い虐待の名折れだからな |
16 Re: Name:匿名石 2017/01/12-20:27:30 No:00003696[申告] |
明らかに相互の作品のファンがそれぞれの作品をダシに言い争い始めてるし……
こうなるから早いうちにマナー悪いやつは追い出すべきだったんだ |
17 Re: Name:匿名石 2017/01/13-07:05:31 No:00003709[申告] |
他作品を出汁にして作品書いてるジグソウが悪い。 |
18 Re: Name:匿名石 2017/01/13-07:12:08 No:00003710[申告] |
>>3709
ふざけんな糞蟲が!ジグソウ氏が引退したどうすんだよボケ!! |
19 Re: Name:匿名石 2017/01/13-08:44:41 No:00003715[申告] |
いや他作品を自作内で貶めるのは明らかに最悪のマナー違反
まあこの程度なら「有名作品とたまたま名前が被った」程度でギリギリ言い訳が立つが 100歩譲って読者が好き嫌いを語るならともかく、作者が自ら「(他人の愛護作品を読むことで)怒りが湧いてきてそれをぶつけられる」なんて発言してるんじゃほぼアウト |
20 Re: Name:匿名石 2017/01/13-10:49:43 No:00003716[申告] |
結局よ実装石を題材にスク書く奴もそれを読む奴も溺れた犬を叩きたい奴ばっかなんだよ
この作者は特にその傾向が強いだけ まーサクラはまずかったなー後編でポチ出す前ふりのつもりで完結してる作品からのネタだったんだろうが旧作ファンはまだまだいるんだよ で? 自分が溺れた犬になった気分はどうだ? ん? |
21 Re: Name:匿名石 2017/01/13-11:51:02 No:00003717[申告] |
ああ愛護スクの大御所ハイヴェン氏のサクラの実装から持ってきたのかよ
そりゃまずいだろテチもサクラも愛護スク好きのバイブルみたいなもんだからな ぽっとでの新人の短編作品ならいざ知らず ファンの多い作品や名作と名高い旧作からネタを持ち出すのはそれこそ戦争になるぞ |
22 Re: Name:匿名石 2017/01/13-12:40:42 No:00003721[申告] |
普通に面白かったわ
煽ってるクソ愛護派はスルーしてどんどん虐待スク投下してほしい |
23 Re: Name:匿名石 2017/01/13-13:12:45 No:00003722[申告] |
いつもはお前らが煽ってくる糞蟲のくせに
自分らがドブに落ちたら今度はスルーしろか 溺れた犬を叩くくせに自分が溺れたら叩くな助けろかよ 本当に糞虐待派は自己中糞蟲しかいないなジグソウナイト君? |
24 Re: Name:匿名石 2017/01/13-13:39:31 No:00003723[申告] |
溺れた犬とかドブに落ちたとか突然何この人こわい |
25 Re: Name:◆Q8ffyaYxEg 2017/01/13-13:41:54 No:00003725[申告] |
感想用の場所で作品への感想以外を書くのが最大のマナー違反です
注意してください |
26 Re: Name:匿名石 2017/01/14-01:05:09 No:00003795[申告] |
ジグゾウさん頑張ってくださいよ。 |
27 Re: Name:ジグソウ石 2017/01/14-15:24:39 No:00003802[申告] |
>管理人様
拙作が荒れる原因になったようで、お手数かけて申し訳ありません かなり昔の作品だったので引用は問題ないかと思ったんですが…そこまで神聖視されてる方もおられるとは、配慮が足りませんでしたね 気分を害された方にもお詫び申し上げます 自分もベクトルが違うだけで愛護作品が好きなことは好きなんですよ? 今回はリスペクトの方向性を間違えてしまったといいますか… こうなってはやはりそのまま置いとくわけにもいかないので、件の内容を削除して改変させていただきました 二階で使うはずだったやつのネタを一つ前にスライドさせ、空いた部分には別の新しいネタを入れるつもりです (ちなみに後編にはもちろん現行作者さんのキャラクターが出てくる予定などありません) 自分の原点は実装への愛憎が入り混じった、好きであるがゆえに虐待したいみたいな感情がベースですので、本来私には愛護作品を嫌悪するような気はさらさらないんですよ 私にとっての実装への愛=虐待なだけであって、愛護であろうと消えて欲しくなどないのです 作中では愛護を嫌うキチ○イばっか書いてますが、それも虐待派の人を喜ばせるために書いている作品なのでそうしているだけであって、気に入らないなら今までどおりスルーしていただければ… 最初に書いた未公開の長編作品(全17話ぐらいあります)がありまして、そのラストを見ていただければ分かっていただけると思うんですけどね いずれ忙しくなって作品を投下できなくなったときとか、引退を考えたときにでも公開させていただきます |
28 Re: Name:匿名石 2017/01/14-18:01:04 No:00003805[申告] |
俺は過去を忘れて幸福回路であばばばばになってる実装に真実を思い出させてぶっ殺す展開は好きだったよ
|
29 Re: Name:匿名石 2017/01/14-18:15:32 No:00003808[申告] |
蛆は儚い… |
30 Re: Name:匿名石 2017/01/15-18:37:54 No:00003828[申告] |
元の実装石に過去を思い出させて強制出産ですり潰すネタも好きだったし
それがどこかのしあわせなかいじっそうに腹を立ててでもいいと思うんだけどね |
31 Re: Name:匿名石 2017/01/16-12:13:46 No:00003849[申告] |
ジックスも虐待のカテゴリーだと思うので飼い実装をレイプだ |
32 Re: Name:匿名石 2017/01/24-21:58:38 No:00003997[申告] |
とにかく笑った!
面白かった! こういうノリと勢いのあるスクはいいね! |
33 Re: Name:匿名石 2017/02/05-13:23:31 No:00004183[申告] |
ポチの虐待スクもお願いします |
34 Re: Name:匿名石 2019/03/07-21:03:29 No:00005784[申告] |
ウジちゃんを大蛆まで育てた元飼い主すげえな |