俺の名前は「」 現在6ヵ月連続五月病の大学生だ 今日も大学に行かずにPCをしていると玄関を叩く音が聞こえる インターホンがあるのに押さない輩なんて決まっている 「久し振りにきたなぁ」 最近はめっきり来なくなっていたがどうも来たらしい そう ものみの塔信者が 玄関をあけ開口一番いってやる 「すいません、僕マリみてみてからカトリックになったんでものみの塔信者は今すぐ自害して切腹して撥ねちゃってください」 あれ? だれもいないじゃん 「デスデス!デスーン♪」 足元を見ると汚くて臭くてけがらわしい角元れいんもびっくりな実装石 ぽかんとしてると玄関に足をかけなんとかして部屋に上がろうとしている 「おいぃ!何してんだよ!」 これ以上部屋に上がりこまないように蹴ると実装石は段差から転がりおちぽかんとこちらを見上げた後に激昂した 「デスーーーー!!デスデス!!」 転んだ状態のままこちらに手を向け必至に何かを訴えている そして終いには四つん這いになりペスペスと地面を叩き泣き始めた 一体全体なんなんだよ?? 「情けないデス!!!この高貴な私の奴隷のくせにご主人さまの言うことを聞けないなんて…全部私の教育が足りなかった所為デス??どうしてニンゲンは私の言うことがわからないデス?そこまで馬鹿なんデス?」 そして急に立ちあがりこちらを見るといきなり俺の脚に殴りかかってきた 「再教育デス!!もう一度ニンゲンに私の奴隷になるようにしつけてやるデス!!!!」 もちろん一度も実装石の躾など受けていないし奴隷にもなったことはない 意味がわからないことだらけだ でも一つ分かるのはこいつが相当な糞蟲ってことだ 「どれ、こいつがどんだけ糞蟲か調べてみるか」 俺はリンガルのボタンをいじり糞蟲測定機能を軌道させる 「ふむ、糞蟲度5J ゴミだな…」 この機能最近開発されたばかりの機能で実装石の糞蟲度を数値化できるスグレモノだ ちなみに単位はJ 単位のJというのはもちろんジェニファーラヴヒューイットのJだ 抵抗しない俺に勘違いしたのか実装石はますますヒートアップする 「今すぐそこで土下座するデス!!土下座して永遠の忠誠を誓う証に私の高貴で美しい糞を食らうデス!!何をしてるデス!!今すぐデス”!!!感謝の言葉も聞こえないデス!!ニンゲン!!!!」 この頭も悪いし糞蟲としても標準的で虐待するにもつまらない実装石をどうしようかと思っていたらリンガルのモニターに異変が生じた 「な…なに!!糞蟲度が上がっている!!7!8!まだあがるのか!!3B!!3Bだと!!」 モニターには3Bと表示されている 未間違いではない ちなみにBとはJの上の単位で10Jで1Bになる もちろんB=バーブラストライサンドだ 驚愕している俺の脚元では一向に土下座をしない俺に対し怒りを通り越した感情をもった実装石がブリブリと糞をまき散らし血涙を流し必至に俺の脚を叩き続ける 実装の手には血すらにじみ出ている 自身が傷つくことも顧みないほど相当な怒りを感じているようだ こいつは本当に俺の事を奴隷だと認識していたのか? 「なぁ?どうして俺の事を奴隷だなんて言ってるんだ?おれは一度もお前に会ったことはないぞ」 「デ?何を言ってるデス?ニンゲン?頭がいかれたデス?昨日さんざん泣いて私に謝ってきたデス」 「はぁ??泣いて謝った?おれが?」 「誤ったのはお前じゃないデスでもニンゲンなんて全部同じ穴の糞デスゥ♪昨日のニンゲンはもっと小さかったデスーン♪」 「それじゃぁ奴隷はそいつであって俺じゃないだろ?」 「デ?何を言ってるデス?さっき言ったこともわからないデス?ニンゲンの頭は蛆ちゃん以下のぷにちゃんデスーン糞ニンゲンに分別はないデス昨日の糞も今日の糞も同じ糞デスー だって糞なんだから分別はいらないデスわかったデス?」 俺はその言葉聞き玄関のかけてある、あの皮靴とか履くときに使うプラスチックのベラみたいなので実装石の顔面をはたいた 「デベ!!」 即地面に倒れる実装石 「デ?デデ?」 何が起きたかわかってないのだろう 「デシャァァァァァl!!!!!」 ようやく自分の身に何が起きたのか理解したらしく四つん這いになり歯をむき出し俺に威嚇してくる 「どうだよ?痛いだろぉ?昨日のニンゲンどうだか知らんがまぁ昨日の糞も今日の糞も同じなんだろ?やってみろよしつけてみろよ」 「もう許さないデス!!今すぐお前をころしてやるデス!寛容な私にも限度があるデス!!その顔を殴ってやるから今すぐ顔を近づけるデス!!」 「あれれ?お前は結局殺すのもニンゲンに物を頼まないと出来ないのかな?かなぁ?糞を殺すのにも一人で出来ないなんて糞以下だね?」 思いつく限りのむかつく言い方をしてみたかな、かな。 「デジャァッァァァァァッァァ!!!!!いい度胸デズァァァッァ!!!私の強さを教えてやるデスァァァァぁ!!」 パシッ 実装石が何をするよりも前に俺はベラで頬をはたく パシッ パシッ パシッ 尻もちをついた形で必至に顔をかばうがガードの上から俺は連打連打! 「わるかったデス…私が悪かったデスゥだからもうやめるデスゥゥ」 ここにきてのようやくの謝罪だ 俺は一瞬手を止める チラッ 一瞬攻撃が来なかったからか実装石が手の隙間からこちらを一瞬見上げたそこに一撃 パシッ 「デェェェェ??なんでデス?私の演技は完璧だったデスゥゥ」 仰向けに倒されながら泣き始める 「こんなはずじゃなかったデス」 なんとか体制をうつ伏せにし致命的なダメージを逃れようとするが俺は構わず打ち続ける 俺の攻撃はまだ終わらない だって俺の冒険はまだまだ続くのだから!! 終わり