タイトル:【虐】 仔実装達の好きなもの
ファイル:仔実装達の好きなもの.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2910 レス数:6
初投稿日時:2023/02/25-21:21:29修正日時:2023/03/03-16:05:17
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思ったより長くなったデスゥ…

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今日も日差しの眩しい朝が来た。

シャッターが開けられ、室内に眩いばかりの光が満ちていく。

ケースの中にいる一匹が光で目を覚ます。

テチテチ言いながら顔見知りの店長に挨拶をする。

店長もそれを見てニコっと笑い、店内の準備をし始めた。

そうこうする内にケースの中の他の姉妹も起き出す、それがいつもと変わらない平和な一日の始まり。

彼女達が売られている一日の始まりだ。



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店内の準備が出来始めると店長が店内の音楽をつける。

姉妹達とってその音楽が大好きだった。

ゆったりとして時間の流れるのがゆっくり感じられる。

食事の容器入れられたフードをテチテチ笑いながら、食べ水を飲む。

そうすると大体開店時間になり、ゆらりと客達が入店し始めた。

そこからは姉妹達のアピールタイムであった。

姉妹達は歌や踊りが大好きだ、今日もケースの前に5匹集まり歌や踊りでアピールする。

彼女たちはこのショップの商品であった、ショップで生まれしっかりと躾けをされる。

そうして躾もされ、愛らしい仔実装5匹セットになった商品になっていた。


テテーチ、テテッチューン♪ テッチューテッチュウー♪ テッチーテッチー♪ テッチューン♪


歌いながらダンスをする。

両手を頬につけ腰をフリフリ、その場で回って1回ジャンプ。

その後は皆で手を取り手を前後しながら自分達も前後、最後はそのまま輪になりくるくる何度か回り

フィニッシュはケースの前に向かっておあいそをする。

そのダンスは他の仔実装達より上手く、実装石達を目当てで無い客も足を止めて見る程でもあった。

特に長女が一番踊りが好き、次女が歌が好き。

ケースにはそんなような説明が書いてあり、それぞれ姉妹が何が好きかが説明のように記載してあった。

そうして大好きな音楽が流れる中、音楽に合わせて歌ったり踊ったり、ケースの中にある遊び道具で遊んだり…。

それが彼女たちが過ごす平和なショップでの一日である。



その日の夕方、一人の人間がショップを訪れる、何処にでもいそうな青年だった。


「こんにちは、いい仔入ってますか?」

「…ああ、久しぶりだね前の仔はどうだい?」

「ええとてもいい仔”でしたよ”」

「…そうかい、いつもありがとうね」


そんな挨拶をして顔馴染みだろう男が、ショップの実装石エリアを回って見る。

そこで目に付いたのはあの5匹の姉妹達。

男と目が合い、テチテチ嬉しそうに大好きなショップの音楽に合わせて歌や踊りをする。

それを見て、男も嬉しそうに笑い眺めている。

テッチューン♪

最後のおあいそも決まり、男も楽しそうにニッコリ笑った。


「店長すいません、この仔達欲しいんですけど」


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支払いを済ませて、仔実装達は綿の詰められた箱に入れられる。


「お前達いい仔で頑張ってな」


店長がそう最後の別れを彼女たちに告げる。

嬉しそうにコクンコクンと頷く仔、別れたくないとばかりに泣き出す仔、箱の中はこれからの実生に向けて様々な顔を見せる。


箱を持って、店を後にする男。

店長がなんとも言えない顔で男の後ろ姿を見ている。

デスンデスンと泣いている声が聞こえた、ショップでまだ売れ残っている彼女達のママである。

成体になって売れ残っているのだが、頭のいい個体だったのでショップの手伝いもしている珍しい実装石だった。

彼女もまた別れを惜しんでいるが、1匹も売れ残らず喜んでもいた。

その顔を見てまたなんとも言えない顔をする店長、それを見て泣き顔でどうしたのかと尋ねる実装石。


「いやなんでもないよ、……可愛がってもらえるといいんだがね」




家に帰り、箱が開けられる。

薄暗かった箱に光が入り、眩しそうにする仔実装達。

1匹1匹手に乗せられ、大事そうに水槽に運ばれる。

そこはベッドや遊び道具もあり、ショップとは比べ物にならないくらいにしっかりした飼育環境であった。

その様子に仔実装達はワッっと一瞬歓声をあげるが、すぐにハッとし水槽の前に並んで男に挨拶をする。


「ゴシュジンサマ、飼ってもらってありがとうテチ!」

「「「「ありがとうテチュ!」」」」

「これからずっと仲良くよろしくお願いテッチィ♪」

「「「「テッチュ~~ン♪」」」」


これもショップで躾けられた挨拶であった、男は5匹全員しっかり挨拶出来た事に関心する。

5匹全員を挨拶がてらに頭を撫でる、嬉しそうにする仔実装達。

そして見分けがつくように1,2,3と番号のついた首輪を仔実装につけた。

それは名前をもらったような気分になれた、喜び首輪を撫でたり、うっとりする。


「これから宜しく、今日はもうこんな時間だ ご飯を食べてお風呂にしよう」


エサ皿にお腹一杯に食べられるだろうフード、そして温めのミルクが用意された。

それを一斉に頂きますと礼儀正しく言い食べ始める。

仔実装達はショップとはまた違う味に舌鼓を打ちながら、テチテチ仲良く食べる。

食べた後はお風呂、男にお風呂と運ばれたのは洗面所。

すでにお湯が溜まってる、そこに男が何かを入れるとお湯がアワアワになる。

仔実装達に歓声があがる、見た事もないお風呂だ、当たり前だろう。

しかし躾を破らず服を畳んで綺麗に置き、皆で我先にと入っていった。

お風呂は暖かく、アワアワに包まれ気分が高まっていく。

ある仔は泡を投げ、ある仔は泡を顔につけ、またある仔は頭にいくら盛れるかと泡を積む。

特に5女はお風呂が大好きだ、姉妹の誰よりもはしゃぎ、泳いだり跳ねまわっている。

楽しく遊ぶ仔実装達を咎める事無く、男も微笑みながら見ている。

仔実装達にとってはまるで夢のような時間であった。


お風呂の時間も終わり、水槽の中で遊ぶ仔実装達。

男がそろそろ寝る時間だよ、と告げると一斉に水槽へと並ぶ。


「今日もシアワセありがとうテッチュン♪ゴシュジンサマ♪」

「明日もシアワセ見つけるテチィ♪」

「「「「「おやすみなさいテチ!ゴシュジンサマ!」」」」」


きっちりと躾けを崩さず挨拶を全員で行い、皆で寝床に潜り込んでいく。

部屋を暗くし、夢の中に吸い込まれていく仔実装達。


「明日も…シアワセ…テチュ…♪」


そう呟いた仔実装はそのまま安らかな眠りについた。




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仔実装達の水槽に、朝日が入り込む、一日の始まり。

寝床から這い出してきた長女が背伸びをし、起きてきた。

…何かが無いような…何だろう…違和感を感じて体や頭あちこち触るが何も分からない。

男が部屋に入ってきたので、挨拶をした。

にこっと笑い、男が何かをつける。

そうするとショップと同じく仔実装達が大好きな音楽が、部屋全体を包んでいく。

長女が他の皆を起こし、他の仔実装達も寝床から出てきた。


「「「「「おはようございますテチ!」」」」」


水槽の前でおあいそしながら男に挨拶をする仔実装達。

男も同じく、挨拶をしながら餌皿に昨日と同じくフードを盛る。

皆でワイワイといただきますをし楽しく食べるショップと変わらぬ風景…。

新しい環境にも次第に緊張が無くなり、昨日よりも楽しそうだった。



「さぁ今日から一緒に遊ぼうか」

「テチ!ゴシュジンサマと一緒に遊んでもらえるテチュ!」

「やったテチューン♪ 楽しく遊ぶテッチューン♪」


楽しそうにはしゃぐ仔実装達、それを見ながら机に瓶を置く。

何かには光るものが見える、何か怪しく光る石のようなもの。

そして男はポケットから紙を取り出し、眺める。



「えっと長女の君は踊りが好きなのかな?」

「はいテチ!皆踊り得意テチ!だけどワタチが一番大好きテチュ♪」


そういうとまた皆で、ショップと同じ大好きな音楽が流れる中で踊り始める。


テテーチ、テテッチューン♪ テッチューテッチュウー♪ テッチーテッチー♪ テッチューン♪


両手を頬につけ腰をフリフリ、その場で回って1回ジャンプ。

その後は皆で手を取り手を前後しながら自分達も前後、最後はそのまま輪になりくるくる何度か回り

フィニッシュはケースの前に向かっておあいそをする。


終わって笑顔の仔実装達に男が拍手をする。

褒められたのを分かって照れながらテチテチ笑う仔実装達。

そこに男がずいっと水槽に近づいた。


「じゃあもっと踊ってもらおうか」

「テ?」


男は長女を掴むと小さなカプセルのようなものに入れ、水槽に置く。

仔実装1匹が入り少し余裕があるくらいの幅。


「テチ?ゴシュジンサマ、これなんテチ?」

「はは、いいから踊ってよ」


言われるままに流れる音楽と一緒に踊る。

少々狭いが楽しそうに踊る長女、それを見つめる男。

周りにいる姉妹達もその周りで楽しそうに一緒に踊る。

しかし仔実装だ、2,3回踊ると疲れで流石にへばってきた。


「テェ・・テヘェ…ゴシュジン…サマ、疲れたテチ…ちょっとオヤスミ…」


そう言って疲れた長女が座ろうとした、その時。


「テビュアアアアアアアアアア!!!!!!!」


思いもしない長女の叫びに、外にいる姉妹達も一斉に驚く。

カプセルのような中で痛みに絶叫する長女の姿を見て、目を丸くしまだ頭の処理が追いついていないのか。


「いや、何を勝手に踊り止めてるんだ?止めていいよなんて言ってないよ」

「テテェ!?…でももう疲れたテチ…休ませてほし……テギャアアアアアアア!!!」


言い終えるか終える前か、またも絶叫を上げ痛みに飛び上がる長女。

涙を上げ、痛みが酷かったのかあれだけショップ時代に禁じられていた糞を漏らし始めている。


「あ~あ、何やってるんだい だから踊れっていったじゃないか…
 君は踊りが好きなんだろ? だから寝る時間まではここで踊り続けてもらうよ?」


その言葉に同じく目を丸くして、信じられないと言った顔をする。

このカプセルは、任意のタイミングで電気を流すことが出来る虐待グッズ。

遊びで流すことも出来れば、自動でセットし流す事も出来る代物であった。


「嫌テチ!嫌テチ! 何か悪い事したなら謝るテチュ!だから出しテチィィィ!!」


涙を流して嫌がる長女、だが男は笑いながら再度電気を流す。


「デジャアアアアアアアアアア!!!!テジイイイイイイテジュゥ!!!!!」

「ほら、わかっただろ?早く踊れ、踊らないなら…」

「わ、分かったテチ!踊るからやめてテチューーーー!」


味わった事のない痛みが余程嫌だったのだろう。

また仔実装は踊り出す、狭い狭いそのカプセルの中で。

3女がカプセルの横で止めて欲しそうに必死に叩くが、傷つける事すら叶わないだろう。

次女と4女が水槽の前に駆け寄り、男に叫ぶ。


「止めテチー!止めテチュー! オネエチャが!オネエチャがイタイイタイしてるテチュー!」

「ゴシュジンサマお願いテチィ! イタイイタイ止めテチー!」


2匹で泣きながら水槽を叩いて懇願している。

だけど男は2匹を見ながらニヤニヤ笑っているだけだった。

カプセルの中で踊る長女は先ほどの笑顔はなく、必死な形相で踊り続けている。


「さて、次は2番…お前か、次女の番だな」

「テテェ!?」


その言葉を聞いて次女が叩いていた壁から離れて隅へと逃げだそうとする。

だが仔実装の走りなどたかが知れている、尚且つ水槽の中で逃げるところ等ありはしない。

男は逃げる次女の後ろ髪を掴んで持ち上げる、次女は離せとイゴイゴ暴れるがどうする事も出来ない。


「えっと…次女は”歌うのが好き”か…じゃあ同じように」

「止めテチィィ!!!テジュ!テジイイイイ!!!出すテチ!出すテチィ!出しテチューーーーー!!!!」


長女と同じくカプセルへと入れられる次女。

先程の光景を見ていたせいで狭い中暴れるがケースが倒れる事も叶わない。


「暴れるなよ、歌うのが好きなんだろう?」

「う、歌うのは好きテチィ!でもこれは…テベエエエエエエベ!ヂィィィィィィ!!!!」


またもや言い終わる前に電気を流され絶叫する次女。

電気を流し終えると、ハァハァと息遣いを荒くして泣き顔で男を見上げる。

男がまた電気を流そうと何かをする仕草をすると…。


「テテェ! テテチュー!テッチュー!テッチュウー!」


慌てて立ち上がり歌い始めた。

先程叩いていた3女はどちらを助ければいいかと分からず2つのケースを交互に見ながら泣いている。

他の姉妹達は思いもしなかった虐待の光景に


「テェエェェェエ!助けてテチーーー!ママー!!ママーーーー!!!!」
とケースの隅に走るもの

「テェェェエン!テェエエエン!!!怖いテチィ…!怖いテチィ!助けテチュウ…!!!」
とその場で塞ぎ泣くもの

「う、嘘テチィ…!こんなの嘘テチィ! …夢テチュ!これはアクムテチュ…!」
とまだ目の前の光景が信じられず現実逃避するものもいる。


流れている音楽とは裏腹に、キレの無い踊りと恐怖に怯えた歌声の中、男が次のターゲットを探す。

…3女より先に首輪の番号が目についたのは4女だった。

現実逃避を始めている4女、それを掴み上げる。

持ち上げてもテチテチと、まだ現実を掴めていない様子なので砕いた金平糖の欠片を口に入れる。

最初何処を見ていたか分からない様子ではあったが、その欠片の甘さで次第に目にも光が戻る。


「…アマアマテチュ!美味しいテッチュウーーン♪ ウマウマテチィ♪」

「ええっと4女は…そうか食べるのが大好きなのか~」

「そうテチュ!ワタチは食べるのが大好きテチ♪ アマアマ大好きテッチュ~~ン♪」


現実逃避して戻ってきたのはいいが、現状がまだ把握出来ておらず目の前の甘さだけにしか反応が出来ていない様子。

男が箱から何か輪っかのようなものを出す。

それを甘さを堪能して恍惚をした顔をしている仔実装の口に突っ込こんだ。


「デブボァ!…!……!!」


喉の方まで指を突っ込まれ、苦しさでジタバタ暴れまわる。

男が指を抜くとデホデホと咳込み、ようやく苦しさから解放された。


「な、何テチュ…ゴシュジンサマ突然やめて欲しいテチ…」


涙目でこちらを見上げる仔実装、そこには美味しそうな匂いがするフードがあった。

昨日食べたであろうフードよりも俄然いい匂いが漂ってくる、その香りに鼻をピスピスと音を立てる。

涎を垂らしフードを見つめる…しばしその匂いを堪能した後に男を見上げた。

そして食べてもいいよと許し出すように男が頷くと、4女が大喜びでフードをその両手で男の指から掴み取る。

両手にいっぱいのそのフードの匂いは、近くで嗅ぐと比べてものにならないくらいの美味しそうな匂い。

目を輝かせながら涎を垂らし、耳をピコピコ大興奮させ


「いただきますテチュ~~ン♪」


ガブリとかぶりつく、口に入った瞬間に分かる芳醇な香りと深い甘みのある味。

4女の実生の中で味わった事のない味であった、テチテチ喜びながらクチャクチャ噛む。

そしてよく味わった後に飲み込もうとした時だった。


「ギャヂィィ!?デズェァ!?」


訳の分からない声を出した後に、血と共に飲み込もうとしたフードを吐き出す4女。

床にべちゃっと食いかけと吐瀉物が落ちて広がる。

4女がびっくりした顔であちこちを見回す、飲み込もうとした瞬間に酷い痛みが走ったのだ。

何かにやられたのではないかと辺りをキョロキョロと見回す。

何も無いことを察したのか、今度はフードを脇に抱え空いた手で首周りを確かめるが何も異常はない。

唾を飲み込む、……何も異常はない、テチィ?と手を顔の前やり首を傾げ訳が分からない様子。

そんな時に再度あのいい匂いが漂ってきた、まだ味わって飲み込めてない事に気づく4女

食べるのが姉妹の誰よりも好きな4女は再度両手で掴み、笑顔でフードにかぶりつく、そしてまた


「テェギャ! ヂィィィ…!」


口の中で味わったのはいいが、やはり飲み込む時に酷い激痛が走り吐いてしまう。

4女が痛みを暴れた後に何かに気づいたように男を恐る恐る見上げる。


「ようやく気付いたか?気づくの遅いな~」


男が笑いながら4女を見ていた。

4女の口に入れられた輪っかは、同じ虐待グッズのものである。

基本食べる事が大好きな実装石、食べ物を食べようとして喉を通そうとする際に輪っかが広がり、内側の大量の細かな針が出てくる仕組みである。

最初はダイエット用に開発されたものだったで、当たり前だが可哀そうだと余り出回らなかったグッズ、いつの間にか改良され虐待用になっていた。

食べるのが大好きだった4女は悩む、まだ朝ご飯も食べていないのだ。

男の顔とフードを交互に見ながら悩む…、しかし喉元過ぎたのか匂いに負けたのかまたフードを口に入れてしまう。

しばし口でフードを食べるが飲み込む時の激痛でまた吐いてしまう。


「あはははは!こいつは躾終わったはずなのに馬鹿なんだなぁ…」


男が笑う、時間が経つと繰り返してしまう4女に。

その内美味しいものが食べたくても痛みで食べれない事に怒り出す4女

涙を浮かべ、フードに対しまるで威嚇するかのような顔で体を震わせ見つめている。


「なんでテチィ…!なんでテチュ!美味しいフードさんが食べたいテチィ…!!食べたいテチュ……!!」


わなわな震えフードとにらめっこする4女を笑いながら、今だ苦しみながら踊る長女と歌う次女のいる水槽へと戻す。

そんな時長女と次女を助けようとしていた3女が水槽に向かって、いや男に向かって糞を投げた。

男は思わない行動に少し驚く、まさかこんな早く糞蟲行動を起こす奴がいるとは。

いや少し違うかもしれない、3女は真っ先に長女と次女を助けようとしていた。

だから助けられない、何も出来ない事に対してこんな事をした男に怒りを感じて自分なりになんとかしようとしているのではないか。


「オネエチャ達を助けるテチィ!こんな事やめるテチューーー!!!」


泣きながら絶叫する3女に少し感心した、こいつは糞蟲行動と言うより愛情強い個体なんだろう。

引き続きパンコンした股から糞を取り出し水槽の壁、いや男に向かって投げ続ける。

必死に泣き震えながら…きっとショップでこういう行動は厳しく咎められてるはずだ。

それが助けを求め、止めてと必死に懇願しても止められないのをどうにかしようとこういった行動に出たのだろう。

久々に見る姉妹愛に珍しいものを見たな、という気持ちが芽生えた、だがそれだけだった。

3女に手を伸ばすと拙いと思ったのか逃げ出そうとする、しかしすぐに捕まってしまう。


「主人に対し投糞は一番の重罪だぞ?ショップで習わなかったか?」


その言葉に体を大きくビクっと震わせる、きっとそのことは3女も把握しているだろう。

男が震える3女を他所に紙を見る。


「お前の好きな事は…ボール遊びか……いやこいつだけはこれでいいか」

服を剥ぎ取る、3女は大事なものを取られ奪われまいと必死な形相で服を掴んで抵抗する。

奪うのは簡単だが、しばしその抵抗で遊ぶ男。


「テェェ!テヂィィ!!返すテチュ…!これは大事なものテチューー!!」


必死な抵抗にも関わらず、男が力を入れると服はすぐに奪われてしまう。

手の中でジタバタと泣き叫びながら服を返せと喚き散らす。

そんな3女を机の上で四つん這いにし、股を広げる。

テェ!?と恐怖から一転して、顔を赤らめ興奮したのか鼻をピスピスさせる3女。

そんな仔実装の股を広げ、男がまた似たような輪っかを総排泄孔に入れる。


「テギャ!テェ…?テチュ?」


思っていたのと違う事に頭を悩ませる3女。

男から解放されたが、どうにも股に違和感がある。


「テテェ?何テチ?何テチ…?」


股を必死に手で探るが何も見つからない。

男は3女をそのまま水槽へと戻す、しばし股を気にしていたが休もうとしていた長女が絶叫をあげると3女も気づく。

カプセルを叩くが仔実装の力では動きもしないし、傷一つ付けられない。

しばらく叩いて、何も出来ない事に泣き始めまた男に向かって投糞をしようと踏ん張ろうとしたその時。


「テギャアアアアアアアアア!!!!テチィ!テヂイイイ!!!!ヂュゥゥゥゥゥ…!!!
 お股が!お股が痛いテヂュゥゥゥゥ!!!!!」


男がつけたのは先ほどと似たコンセプトのものである。

実装石は糞をするとストレス解消にもなるし、快楽を得るという話がある。

しかし糞を垂れ流し、尚且つ糞を投げてくると言ったものを解消しようとした強制用グッズだったが虐待用グッズにいつのまにかなっていた。

顔を真っ赤にし先ほどのように固まった糞は出ず、水のような緑の汁を総排泄孔から垂れ流す3女。


「いだいデジィィ…!お股がヤゲルテジュュュ…!」


力を入れたら不味いのか、静かに泣く3女…だったが。


「デギャアアアアアアアア!!!!!テヒ!テヒィィィィ…ヂィィィィィ…」


実装石は元々強いストレスを感じたら自然と出てしまうような体なのだ。

痛みと恐怖、そして引っ込めようと頑張る気持ちとは裏腹に体は出そうとする。

膨らんだ糞が顔を覗かせようとする度に、総排泄孔が広がり中の無数の針が飛び出て内臓に傷をつける。


「テェェェ…!外れるテチィ…!外れるテチュ!!外しテチィィィ!!! テェェェェン!テェェェン!」


総排泄孔から垂れ流されるちょろちょろとした水のような糞。

下手に動くとまたあの痛みがくるのが怖いのか、恐怖で余り大きく体を動かせなくなった3女。

もしかすると本能で糞をする実装石にとっては、一番の拷問かもしれない。

抑えられない突然の糞の訪問に、その都度絶叫する3女に残っている仔実装達も恐怖する。

汚れていく水槽、恐怖に怯える仔実装や永遠と歌や踊りをする仔実装。

昨日までのシアワセな風景はもうすでに無かった。

水槽を見ると次女が喉が枯れそうなのか声が枯れ始めていた。

仕方ないので、カプセルの蓋を開けスポイトの先を差し込む。

次女がそれを口に差し込まれると、先から水が出てきた。


「テジィ…!オミズテヂィ…♪」


嬉しそうにゴクゴクと飲むが、何かに気づいて一気に吐き出した。


「テベ!テジュ!ジュボ…!ヂュゥゥゥ…」


水だと思ったのはそこに転がる3女の糞のような軟便だった。

喉が渇いた次女は匂いにも気づかず飲み込んでしまう。

吐き出したもので一気にカプセルの中身が臭くなる、次女はまだ泣きながら今飲み込んだものを吐き出す。

男はそれを見て笑いながらカプセルを閉じる、そして座り込んで吐き出す次女に電気を流す。


「テギャアアアアアアアアアア!!!!ヂヮァァァァアワァヮヮ!!!!」


痛みに叫ぶ次女は電撃が止まるとまた必死に、糞で少し潤ったであろう喉で歌い出す。

臭いや苦みに耐えながら痛みが来ないよう、必死に。

そして男は引き続き紙を見る。


「ええと…5女はお風呂が大好き…か」

「テェェエ…テェェェ…ママ助けてテチ…!ワタチはシアワセになりたいテチ…!」


塞ぎこんで泣いている無傷の奴が5女だ。

後ろ髪を掴み持ち上げると必死に助けを求めている。


「テェェェ!? 止めテチ!助けテチ!オネエチャアァァ!!!ニンゲンサンーーー!ママーーー!ママーーーー!!!」


きっとニンゲンとはあのショップの店長の事だろう。

もう知っているものを全員呼んで必死に助けを求める、何度も何度も。

男は5女の服を剥ぐ、3女と同じように服を取られまいと必死の抵抗をする。


「止めテチィィ!オベベ取っちゃ嫌テチィィ!! お願いテチューーーー!!」


取られまいとする小さな小さな抵抗を楽しみながら、男が5女の大事な大事な服を奪い取る。

大事なものを取られた5女は、男の手を必死で叩き反抗するが仔実装の力ではマッサージにもならない。

奪った服を机に雑に投げ、男が箱から何かを出した。

5女にはそれが何かは分からなかったが、今まで姉妹達がやられたのだ、きっと酷いことをされる何かだ。

そう思い必死に逃げようとするが掴まれているのでは逃げようがない。

泣き叫ぶ5女に男が持っていたものを背中に当てた、そしてスッと下す。


「テェェェェェエエエエ!!!テベエエエエ!!!!!」


5女の背中に赤い中身が露出する、持っていたものはピーラーだった。

痛みと恐怖で糞を漏らしながら、ママやオネエチャ、ニンゲンサンと必死に助けを呼ぶ。

男が手を緩めと5女が落ちそうになる。


「イタイテチャァァァ!怖いテヂィィ!オネチャ!オネエチャ!高くてコワイテチ!!!ママ助けテチィ!イタイイタイ嫌テチィ!!ママー!!!」


痛みは嫌だが男が持ち上げているこの高さ、逃げようと下を向いた仔実装は痛い事をしてくる男の親指にしがみつく他無かった。

だがその間にもピーラーで5女の体の皮膚を剥いていく、抵抗する5女の体が徐々に赤く染まる。

そして体の前面は髪を持ち上げまた剃っていく、苦痛を耐える5女の表情はまるでしわしわの梅干しのよう。


「ヂジャアアアアアア!!!!チギ!テジュゥゥ…!!!!!」


もう助けを呼べないほどの痛みに耐えているのか、誰にも助けを呼ばなくなり叫ぶだけの5女に男がピーラーを止め机に下す。

頭以外は雑に剥かれた5女は痛みで休める箇所が無く、机の上で転げまわっている。

だが若干落ち着いたのかヒィヒィと息を整えている時に男が何かを持ってやってきた。


「5女ちゃんごめんな~、仲直りの印にこの昨日と同じアワアワのお風呂に入ろうね~」

「あ、アワアワテチィ…? フゥフゥ…ワタチ…フゥ…お風呂だい…ヒィ…ヒィ…大好きテチュゥ…嬉しいテチィ…」


昨日と同じあの楽しかったアワアワのお風呂がある、入ればきっとこの痛みも治してくれる。

そう思った5女はに頭部分を持ち上げられ、お風呂に投げ込まれた。


「テギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」

今日一番の響き渡る大絶叫がしたと思ったがその後は続かない。

男が泡のお風呂から持ち上げると、すでに5女は気絶していた。




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部屋にまた夜が来た。

暗くなった部屋にはまだ明かりが点いているところもある。

TVだ、ショップと同じTV。

あの時は、将来の私達だと思っていていたシアワセな飼いになった実装石達の生活、夢だった飼いの生活。

だが今はシアワセなんか無く、たった一日でボロボロになっている。

踊りが好きだった長女は、疲れ果てて足の靴には血が滲んでいる。

歌が好きだった次女は、喉から血が出て泣きながら水を少しずつ少しずつ飲みながら嘔吐ている。

4女は食事が出来ず、男が最後に置いていった皆が食べるようのフードも恐る恐る食べては痛みで絶叫し転げまわっている。

5女は体以外が全身包帯塗れだ、あんなに大好きだった楽しみにしていたお風呂を痛みで気絶してしまう程もう見るのも嫌になっているだろう。

3女は総排泄孔に入れられた輪っかのせいで、大好きなボール遊びが出来なくなってしまった。

出来ないどころか今でも痛みで絶叫し、他の姉妹達を驚かせる。

夜、皆が寝ようとしている時も3女が痛みで悲鳴を上げる。

気絶している5女以外は、それが恐怖で中々寝付けなかった。

そんな中、TVの明かりだけが点いた部屋の中で誰かが呟く。

呟いた声で5女も目を覚ましたようだ。


「もう嫌テチィ…お腹いっぱいいっぱいご飯食べたいテチュ…でもご飯食べるの怖いテチュゥ…」

そう言って食べるのが何より好きだった4女は、グウグウ鳴るお腹が憎らしく、泣き始める。

目の前にある大好きなご飯、美味しいごはん、それさえも憎らしく思えてきた。

必死に小さな手で何かを取ろうと何度も何度も引っ掻くように、泣きながらもがいている。



「ワタチも、アンヨイタイテチュ…もう踊りたくないテチィ…大好きだったテチュ…大好きだったんテチ…ヂィィィィィ…」

長女の足も赤や紫や黒に近い色…仔実装の限界を超えて踊っているのだ。

踊りを踊る為の可愛い小さなアンヨ、ママやニンゲンサンも褒めてもらった大好きな踊り。

テェェェン、テェェェンとあれだけ大好きだったものが奪われたように我慢の限界を超えて泣いてしまう。


「ワダヂモ、ウダエナイデジ… オウダ……、…ゴエダズドゴロガ、イダイダデジ…」

もう仔実装の声とも思えない次女、歌ももうあの頃の綺麗な声は出ない。

好きだった歌、自慢だった自分の美声、もう出ないんじゃないかとも思ってきた。

皆もママも色んなニンゲンサンに褒めてもらった大好きなお歌、そう考えると、どんどんと涙が目から零れ始めた。



「ウンチしたいテチュン…ポンポンイタイイタイテチュ…でも出そうとするとオマタがイタイタ何テチィ…何とかしてテチィ…ママ助けてテチュ…」

3女も長女と次女を助けようとして躾を破って必死だったのだ。

何になんでこうなってしまったのだろうか、上手く歩けないし目の前のボールで大好きな遊びも怖くて出来ない。

ふとした事で出てしまう、自分の体、実装石と言う体の仕組みが憎たらしくなる。

考えないようにしても、ウンチが出てしまう、気持ちよかった排泄行為が怖くて怖くて仕方ない。

大泣きしたくても怖くて出来ない3女が静かに、静かに涙を流し声を殺しながら泣く。



「もうお風呂コワイテチュ… アワアワコワイテチュ… お風呂入るとイタイタテチ…」

5女は体の痛みが一番酷いだろう、回数こそ少なかれ気絶するほどの痛みなのだ。

好きだった暖かいお湯に触れるのが怖い、自慢の亜麻色の髪を洗うのも怖い、今自分の痛みを癒してくれてるはずの体を巻いているものが怖い。

体をキレイキレイに洗ってママやオネエチャ達に褒めてもらうのが何より好きだった。

ふいに褒めてもらった思い出が頭を過る、ショップの頃のいい思い出、最初にこの家で入ったアワアワ風呂…思い出す度に胸を締め付け涙が出てきて泣き始めてしまう。



皆大好きだったものが嫌いになり始めている、あの男のせいで。

だけど大好きだった思い出が思い出されて、余計に悲しくなり水槽の中で皆大声で泣いた、部屋全体に響くくらいに。

男にもそれが聞こえてくる、だが咎める事はない。

むしろ心地よいBGMとなってるなと思いながら寝床に着いた。




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次の日もまた同じような始まりだった。

日が差し込むと死んだように寝てる仔実装達の水槽にあの曲が聞こえてきた。

大好きだったショップの音楽だ、それが聞こえると男がやってくる。

長女と次女は嫌がるも無理やりカプセルにいれられ踊らされる。

踊っていれば痛みはないが、疲労でやはり疲れて電気を流されてしまう、その度に上がる絶叫。


4女は食事を嫌がっていたが男にむりやりスポイトで流し込まれ、吐き出し喉の痛みを訴え助けを求める。

その際になんとか喉の奥の輪を取ろうと、必死に手を口に入れたり、首を必死に掻き毟るが何も変わらない。


5女も目を覚まし起き上がってきた、痛みも引いたのだが昨日と変わらぬ状況、悲鳴に恐怖し隅で震えていた。

最中に男に捕まり、癒えたであろう包帯を剥ぐ、実装石は痛みも石に栄養があれば治りは早い。

もちろん皮膚の再生も早いのだが…下手に包帯をつけたままだと癒着してしまい、その痛みでまた5女が絶叫する。

そしてそこには男が用意したアワアワ風呂があり…あれだけ大好きだった5女が嫌がる様になってしまった。

気絶するような痛みなのだ、当たり前だろう。

男は指にしがみ付いて落ちまいとする5女を笑いながら軽くゆすったりし楽しんでいる。

その度に、テェェェン、テェェェンと男にとって心地よい泣き声を出す。

そして大きく揺すられ落ちる5女…昨日と同じく大きな悲鳴を上げて静かになる。

男が拾い出すと舌を出して痙攣をし、気絶している5女がいた。


3女はいつくるか分からない痛みに怯えている。

立ち上がり移動しようとしても恐怖からか、余り股を閉められずガニ股のように歩く。

それでもお腹は空く、フードに恐る恐る齧りつきその美味しさにテェ~ン♪と喜ぶが、直後に総排泄孔が開いたのか絶叫をあげ股を押さえ体を震わせていた。



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そしてまた夜はくる。

音楽は消え、TVが映し出すのはシアワセそうな他の実装石達。

意識がある仔実装達はフードを持ちながら、それを水槽の壁にかぶりついて見ていた。

ショップの時にはこんな気持ちで見る事は絶対に無かった、あれが将来の自分達と信じて疑わなかった。

今ではあのシアワセが手に入るならどんな事でもしたい気持ちでいっぱいだった。

……羨ましかった、妬ましかった、どうしてあれに慣れなかったんだ。

ショップで厳しいほど先生に躾けられた、ママにも怒られた、それでも我慢して姉妹皆で勝ち取った合格…でも……なんで…どうして…

そんなTVとは間逆に見ている仔実装達は昼間とは違い、静かに、静かに泣き始める。

その背中では3女が我慢していた糞が出てしまいそうになったのか、苦しみと痛みで大絶叫していた。


何度目の朝だろう、変わらぬ朝。

あの音楽が流れる朝、大好きだったショップの音楽。

あれが流れるとイタイ事が始まる、しかし流れない事は無い。

だから仔実装達は大好きだったあのショップの音楽が、大嫌いになっていた。

流れると一斉に仔実装達は逃げ場のない水槽の隅や寝床に、泣き叫びながら逃げようとする。

すでに水槽には最初にあったような遊び道具はなく、汚く汚れた寝床のみ。

3女が好きだったというボールは残されているが、誰も触ろうともしなかった。


長女の好きな踊りは、数えきれないくらいに踊った、だけど誰からも喜ばれない、誰も褒めてくれない、もう今や大嫌いなものになっていた。

次女の好きな歌は、もう喉も掠れ余り声も出ない、だが歌わないと痛みがくる、声を出すのも嫌でしょうがない。

3女の好きなボール遊びは、動けば糞が出る体は何処で強烈な痛みがくるか分からない、大好きなのに怖くて動けない。

4女の好きな食事は、今や水しか飲めていない、フードは美味しいが食べれば嫌になる程の痛みを味わう、最初の頃と比べ大分痩せてしまった。

5女の好きなお風呂は、皮膚が再生しようとしても包帯と癒着し、また肉が顔を出す

剥がされる痛みも強烈だが、あんなに好きだったお風呂に入ろうとすると訳が分からないくらいの痛みが体を一瞬で駆け巡る。

半日は気絶し、気づくと包帯をされている、嫌で嫌でしょうがなかったが剥がすのも痛いのでどうしようも無かった。


姉妹達が好きだったものは男によって、嫌いなものにされてしまった。




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男はある日、外を歩いていた。

その手には紐を掴んでいる、紐の先には実装石がいた。

…あのショップで売れ残っていた姉妹のママだ。

ショップに行き、自分が売れたと知った時は思わず大喜びで叫んでしまった。

店長はなんとも言えない顔で見ていたが、きっと自分がいなくなるのが寂しかったのだろう。

しかもあの自分の仔供達を買っていったニンゲンサンではないか、これ以上の喜びはない。

ニコニコしながら男と一緒に家に向かう、これで立派な飼い実装なのだ。

仔供達はどうしてるかと男に聞く、元気にやってると言われまたニコニコする実装石。


「ニンゲンサン…いやゴシュジンサマ、これから末永く宜しくお願いしますデス」

「ああ、そうだな宜しくな」


そんな会話を玄関で交わし、家に入る。

初めてのニンゲンサンの家だ、改めて”飼い”になれたのだと感動した。

…仔供達よりも遅くなってしまったが、これからはずっとシアワセに生きていけるだろう。

しっかりして躾も出来ていた仔共達だ、だからきっとゴシュジンサマは気に入って自分も迎えに来てくれたのだろう。

躾もショップで誰よりもきっちり出来ていた仔供達の様子を思い出し、これからの生活に思いを馳せる。



「さぁ、ここが君達の部屋だよ」

「デェ!皆元気デス!?ママも一緒に飼い… …デェ…?」


目の前の水槽は地獄だった。

服も無く、髪もボロボロになった仔共達を見て信じられぬと震える実装石。


「ママ!ママ!来てくれたテチ!!!」

「助けてテチ!ママー!もうここ嫌テチ!ショップに帰りたいテチューーーーー!!」

「ママー!ママー!帰りたいテチュー!抱っこして欲しいテチィー!」


仔供達が必死な形相で、泣きながらこちらに向かって助けを求めている、叫んでいる。


何がなんだか分からないと言った実装石がわなわなと震えている、あの水槽の中で酷い姿になっているのが…ワタシの仔供達……?

目が釘付けになって震えていると、後ろで男が声を掛けてきた。


「じゃあ今日からよろしくな、ええっと…お前の好きなものは…ああ、なるほど」


そう言って男は水槽の中にいる仔実装達を見てにやりと笑った。






-終わり-

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1 Re: Name:匿名石 2023/02/26-06:30:23 No:00006875[申告]
面白かったデス
飼いになれば幸せになれるなんて勘違いもいいとこデス
この後は仔を殺されていく展開かな
2 Re: Name:匿名石 2023/02/26-08:09:41 No:00006876[申告]
ママの好きなものは子供たちかぁ…そうかァ…(‾ー‾)ニヤリ
3 Re: Name:匿名石 2023/02/27-02:30:27 No:00006878[申告]
実装石に神はいない!
4 Re: Name:匿名石 2023/03/01-14:29:48 No:00006883[申告]
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5 Re: Name:匿名石 2023/03/03-08:07:29 No:00006885[申告]
肉体と同時に精神も責めるという珠玉のスクだった、面白かった
親実装→仔実装ももちろんだが仔実装→親実装も残された最後の好きなもののはずなので
親実装だけ甘々な飼い生活をして仔実装に恨ませる…という最後もいいかもしれない
6 Re: Name:匿名石 2023/07/08-11:19:07 No:00007469[申告]
我が子を食べさせられるんやろなあ
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