タイトル:【虐】 社会人日記X
ファイル:社会人日記X.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2301 レス数:5
初投稿日時:2019/06/15-16:23:48修正日時:2019/06/15-16:23:48
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あれから数十年後

僕は車椅子に座っていた。

癌だ、また感情を押し殺して生きてきた結果がこれだった。

僕は実装石の虐待を繰り返してきた。何年前か忘れたが実装石にふりかけると食べたくなるようなスパイスの調合を研究した。
ボロ家で実装石を何匹も連れて行き、スパイスの調合を研究した。そしてやっと完成した、実装石にふりかけると共食いするようなスパイスを。
公園に行って、集まった実装石達にふりかけると壮大な共食いが始まった。僕はその時の光景を今でも忘れられない。楽しかった。

アーシャとも結婚した、虐待師として完璧だと思った時に僕はアーシャにプロポーズをした。アーシャが20の時だ。
プロポーズした後、1つになった。とても幸せだった。僕はやっとアーシャと1つになれたと泣いた。
あの時は本当に幸せだった、結婚して海外に新婚旅行に行った時はアーシャに本物のスーパーブラックホークを撃たせてあげた。
アーシャが「外道がぁー」と言い銃を撃っていると周りの外国人が「ゲドゥガー」と言って撃ったのを見て一緒に笑った。

あのボロ家は解体した。新しい家を建てた。僕とアーシャは必死にお金を稼いだ。
ストレス解消に実装石を二人で虐待する生活が続いていた。その日はカレーをよく食べていた。

友人はメイド実装石計画をやっと完成させた。仕事を辞めてブリーダーになりメイド実装の大量育成に成功した。今は社長だ。
ペット用、老人の介護用と幅広い活躍が出来たメイド実装石は世間の注目を浴びた。特に介護が人気だった。
介護の場所では老人のいいケアにもなったらしい。メイド実装と生活して元気になった老人もいるとか、虐待も含めて。
さかなちゃんは人生を全うして死んだ、老衰だった。葬式の時に友人が泣き叫ぶ横に妻となったスミレさんが一緒に泣いていた。

子供も出来た、名前はとしあきにした。アーシャはとしくんと言って可愛がっていた。
5歳の時に僕のメイド実装石「コーラ」を撲殺してしまった。一生懸命調教したのに最後は呆気なかった。
僕は怒るに怒れず、近所の公園で虐殺をしてた。幼少の頃の虐待の記憶もあり子供には絶対に手を出さなかったが代わりにアーシャが叩いた。

中学生の時に息子が小遣い欲しさにアーシャのスーパーブラックホークをオークションで売ってしまった。
僕は盛大に怒った、愛するアーシャが物凄い泣いて僕は初めて子供を叩いた。大泣きした、家族で大泣きした。
アーシャはとっくにスーパーブラックホークで実装石を撃つ事を卒業していたが、大切にしていた銃を売られて大泣きした。
それから数日間家の空気が悪かったが僕は息子に金を渡し、としあきはアーシャにスーパーブラックホークをプレゼントした。
アーシャは物凄い喜んでいた、また家族で大泣きした。今となっては良い思い出だ・・・

その時僕は癌になっていて取り返しがつかなかった、最悪だった。血を吐いた時は幸せが一気に崩壊した瞬間だ。
僕は感情を押し殺して生きてきたので、家族にはずっと黙って薬を飲んで生活してた。余命宣告とかは無かった、実際には言われないんだ。
とにかく腹が痛くなったりした時もあって、段々押し殺すのが限界になった。家の中で苦しそうにしていた時にアーシャにばれた。
アーシャは一日中泣いていた、何でもっと早く言ってくれなかったのかと。僕は答えた、悲しませたくなかったと。
でも結局隠しても隠さなくてもみんな悲しんだ、また僕は感情を押し殺して生活した結果こんな事になってしまった。

僕は会社で倒れ救急車に運ばれて現在病院で入院中だ。横にはアーシャがいる。ずっと病院にいてくれた。
食事も受け付けなくなってきて僕は大分痩せていた。もう僕は激痛もあり、生きる事を諦めていた。一思いに死にたかった。
カレーも作れないし、もう僕には何も残ってなかった。虐待のスキルしか残っていなかった。
まあ、元から自分の命はどうでもよかったし運命に従ってこれでいいかなぁと思うしかなかった。十分に生きたと思う。

高校生になった息子は真面目に育ってくれた、こんな事になって申し訳なかった。
息子も僕のカレーが好きだった、僕はせめてもの遺産としてとしあきにカレーの作り方を全て教えた。息子は泣きながらメモを取っていた。
そろそろ僕は死ぬかもしれない、以外と自分の死って分かるもんだ。僕はアーシャにこうして欲しいと伝えた。
アーシャはゆっくりと頷いてくれた。アーシャは可愛いなぁ。君が居なかったら、僕はどうなってた事か。

「ありがとうアーシャ」

寝静まった病院内、僕はアーシャに車椅子を押され見つからないように外に出た。外には車が停まっており「実装石館」のワゴンに乗ってあの公園に行った。
数十年経った今でも残っているのは、僕が公園の管理人として管理する資格を貰っていたからだ。金も払った。
息子に車椅子を押してもらい車椅子で実装石を轢き殺した、息子も僕も血だらけだ。M36を持っていたが、引き金を引く力がもう無かった。
アーシャは近くで泣いていた。僕と息子は車のライトに当てられて、夜中に寝静まった実装石を轢き殺していた。僕が考えた虐殺方法だ。

「父さん、楽しいかい?」 「ああ、楽しいなぁ」

息子も虐待が上手かった、僕の飼っていたメイド実装石コーラを積み木で何度も殴っていた。いい虐待師になるだろう。
勝手に僕の銃を持って行ってこの公園で遊んでいたことは知っている、アーシャがよく陰で話してくれていた。
ガラガラと車椅子の車輪が音を立てて段ボールに突っ込む、轢き殺す。僕はもう首に力が入らなくダラリとしてしまった。
実装石の悲痛な叫びが聞こえる、相変わらずうるさい。リンガルも用意して貰えば良かったなぁと思った。

子供の頃、虐待されて生きてきたがまぁまぁいい人生だったと思う・・・実装石には感謝しなくてはいけない。中々楽しかった。
アーシャには僕の遺体の横に実装石を入れて焼いてくれと伝えておいた、僕はせめて最後まで虐待師として死にたかった。
そしてアーシャに僕の遺灰で弾を作って、実装石に撃ってくれと伝えておいた。

僕は持っていたアーシャの大事な銃を落としてしまった。

僕は車椅子に座ったまま死んだ。実装石の肉片と、赤と緑の色に染まって。





俺の名前はとしあき。カレー屋「アーシャ」の店長だ。「アーシャ」の意味は「希望」だ。

父さんが死んだ後高校を卒業して調理学校に行って免許を取って卒業した後インドに行ってカレーの勉強をした。
爺ちゃんが許可をくれて俺は母さんの実家「実装館」の一階にカレー屋を開いた。
父さんのレシピのカレーが一番人気があり、俺の考えたカレーはイマイチ売り上げが悪かった。

母さんは二階でまだ働いている、相変わらず実装石の虐待グッズを売っていた。売れ筋は母さんの作った「対実装石弾」だ。
父さんが死んだ後長い間悲しんだがほぼ毎日あの店で働いている、買い物に来る父さんを待っているかのように。
母さんは「アーシャ」と言う名前を捨てて「のぞみ」になった。
代わりに俺に「アーシャ」をくれた。店の名前にしようと言ったら断られたが、俺はどうしても「アーシャ」が良かった。

母さんは親父との過去は本当に楽しかったらしく、父さんが死んでからよく父さんの昔話をしてくれた。
結婚した後母さんは父さんに近くの港町に連れてかれた、そこに父さんの師匠がいたとか。
高校生の父さんは砂浜で海に入り自殺をしようとしてた所、師匠に助けられて父さんはカレー屋でしばらく働いたらしい。
少し元気になってから俺が産まれる前にあったボロ家に帰ったそうだ。だからカレー作るのが上手かったと。
偶然カレーを食べに来てた父さんの会社の社長が父さんを気に入り、ボロ家から会社が近かったので就職も決まったそうだ。

父さんは死ぬ間際まで実装石の虐待師だった、母さんは遺言通り生きたまま実装石を父さんが入った棺桶に入れて釘を打って火葬した。
母さんは父さんの遺灰でエアガンの弾を1つだけ作り、1人で公園の何処かの実装石に撃ちに行った。
父さんはなぜここまでして実装石を虐待したかったのだろうか?
母さんに聞いても分からないとだけ答えた。だが、虐待している時はとてもいい笑顔だったらしい。

そろそろ開店時間だな、店を開くか。仕事が終わったら、ちょっと遊びに行ってくるか。
父さんが教えてくれたスパイスの調合の一つに、虐待用の面白いスパイスがある。

「ああ・・・実装石を虐待したいなぁ」

父さんは言っていた。実装石の糞の香りと、スパイスの香りは紙一重だ。と。

おわり





あとがき

最後まで読んで下さりありがとうございました。
13年前に好奇心で投稿した自分のスクを見て、勝手にこの話を完結させたいと思い投稿し続けていました。
実装石を虐待する絵やスクは当時の自分には衝撃的な物でした、皆様のスクは面白楽しく読ませて頂きました。

今年、久しぶりに実装石を思い出し暇だったのでいろいろなスクを読みました。ほぼ全部読みました。
自分の書いたスクを発見し、内容も何も考えていないみっともない「社会人日記」「社会人日記2」を読み返しました。
この続きを書きたいと思い、私と同じように暇な方の暇つぶしになればと思い投稿してました。ほぼ自己満足です。

本作のコンセプトは「実装石に関わる主人公の生活」でしたので人間の描写がかなり多すぎました。「6」なんか良い例です。
主人公とアーシャのプロポーズの話や、初夜、結婚生活など完成してますがこの場にふさわしくないので投稿はしません。
やはり虐待の為のヒャッハーな、読みやすいスクでないと楽しめませんからね。コンセプトを失敗しました。
自分でスクを作成していて、「何か違う」と思いました。

「実装石虐待」の社交場なのに、肝心な虐待をおざなりにしたスクなどを投稿して誠に申し訳ございませんでした。
このまま続けても面白くは無いと思いますので、ここで完結とさせて頂きたいと思います。。
実装石の虐待を愛する紳士様方に深くお詫び申し上げます。

暇つぶしで投稿してましたので本日で実装石虐待スクから卒業します。
そしてこんなスクを暇潰しで読んで、暇を紛らわせる事が出来たら幸いです。
もう二度と投稿はしません。改めてクソみたいなスクを読んで下さりありがとうございました。 by元耳かきエロスク作者

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1 Re: Name:匿名石 2019/06/15-20:59:02 No:00006023[申告]
ありがとう
俺は好きだったよ
ここで人生の最期が書かれるキャラって愛誤派か、クソしょうもない社会派ぶったやつが書いた虐待派というか人間sageか、実装石が結構強い設定で女子供が犠牲になるみたいな胸糞悪いのかで虐待師が天寿を全うしていい虐待人生だった…!って亡くなっていくような話は見なかったし
2度と書きませんなんて卑下せずにいつか気が向いたらまた書いてください
2 Re: Name:壇 実 2019/06/15-21:28:19 No:00006024[申告]
「マンモス西」と「外道があ」で、「あ、ご同輩だ!」と。
この強烈な個性を封印するのはもったいないので、再起動希望。

 
3 Re: Name:匿名石 2019/06/15-23:54:40 No:00006025[申告]
また13年経ったら投稿してよ
4 Re: Name:匿名石 2019/06/16-14:35:28 No:00006026[申告]
楽しく読んでいたのですけど。
辞めるのはもったいないです。
又、気が向いたら投稿してください、
5 Re: Name:匿名石 2019/07/02-01:47:24 No:00006043[申告]
面白かった
引き止めないが、また面白いスク見せてくれよとは言いたい
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