タイトル:【虐】 葉老師の密かな楽しみ ~炸裂・超実一○二芸!~ 後編
ファイル:葉老師の密かな楽しみ ~炸裂・超実一○二芸!~ 後編.txt
作者:ジグソウ石 総投稿数:41 総ダウンロード数:669 レス数:2
初投稿日時:2018/07/06-21:19:14修正日時:2018/07/06-21:19:14
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 ※人間と実装石の会話は全てリンガル使用済みとしてお読みください。

 —————— 前回のあらすじ ——————

 実装石を騙してインチキ技を教え、その結果不幸になるのを見るのが大好きな老人——————葉老師。
 彼はいつものように公園で野良実装を相手にインチキ技を教え、それによって実装石たちが不幸な目に遭《あ》うのを見て楽しんでいた。
 そうして帰ろうとしたとき、禿裸に襲われそうになっている実装石の親仔を発見。最後にこの家族を騙して遊ぼうと思いついたのだが……。

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「邪魔じゃ」

「デブォェア!?」

 軽く足払いをかけて転ばせ、そのまま禿裸を遠くへ蹴り飛ばす。そしてワシは野良実装の親仔に近づき、目の前に座り込んで話しかけた。

「お主たち、大丈夫じゃったかな?」

「ニ、ニンゲンさん、助けていただいてアリガトウデス」

 親実装がぺこりと頭を下げる。
 ふむ、ちゃんと礼が言えるあたり、なかなか善良そうな実装石ではないか。これならウソ技を教えるのにちょうど良さそうだ。

「お主、生活に困っておるようじゃな。特にここは敵が多そうじゃ」

「……ニンゲンさんの言うとおりデス。このコウエンはジッソウの数が多いからいつも食べ物の取り合いになるデスゥ。さっきみたいにハゲハダカにされたやつが仔を襲おうとすることもしょっちゅうデス」

「ふむ、ならばワシの教える技を習ってみんかね? それを覚えれば、恐ろしいマラ実装からでも仔を守ることができるようになるだろう」

「デデッ!? ほ、ホントウデスゥ?」

「ああ、もちろん(嘘)じゃとも」

 そうして、再びワシはまんまと実装石の親仔を騙すことに成功した。
 実装石というやつはなぜか人間の言うことをすぐに信用するので、こういう遊びがしやすくて本当に助かる。

「さて、それではレッスンを始めようかの」

 ワシはその辺にあったベンチに腰掛けると、道具の入ったリュックサックから2体の実装石人形を取り出した。
 1体は中実装ほどの大きさで、柔らかい粘土でできている。もう1体は粘土の人形よりも一回り小さなものだが、超合金製なので見た目よりもかなり重い。

「この2体の人形をよく見ておれ。大きいほうがお主たちを襲いに来た敵、小さいほうがお主自身じゃ」

「デ、デスッ」

 ワシは大きいほうの人形を地面に置くと、もう1体の人形を手にして自分の胸の高さまで持ち上げた。
 そして小さいほうのを逆さまにひっくり返して頭のほうを下にすると、下にある粘土人形の頭に向かってそれを思い切り投げつける。

「ふん!」

 —————— べちぃ! —————— という音がして、粘土人形の頭がぐちゃりと潰れた。柔らかい粘土に硬い金属をぶつけたのだから当然の結果といえるが、人形の材質を知らない実装石にとっては
上から落ちたほうが下にいたほうを一方的に潰したという事実しか伝わらない。

「見たか。こうして上空から頭突きを食らわせれば、マラ実装の頭であろうと卵の殻のように砕くことができる」

「デェェ……」

 親実装は目を丸くして(元々丸いが)ワシを羨望の眼差しで見つめている。どうやら完全に信じたようだ。

「これぞワシの編み出した秘奥義『実翔破』じゃ。これを身につければどんな実装石であろうと恐るるに足らん」

「で、でもワタシはそんなに高く飛べないデス。どうしたらそのワザが使えるようになるデスゥ?」

「ふぉっふぉっふぉ、確かにいくら実装石が鍛えたところで、この高さまで飛び上がるのは難しいじゃろうな。そこで……これじゃ!」

 そう言ってワシが懐から取り出したものは、実装石の服と同じ色をした刺々しい粒————コンペイトウだった。
 さっきのやつを騙すのに使ったガラス製の偽物とは違い、実際に食べられるものだ。ただ、その成分が本物とは少し違っている。

「デデッ!? コンペイトウデスゥ!」

「待て待て、慌てるな。よく似ているがこれはコンペイトウではない。お前たちにとっては毒ともいえる『ドドンパ』という薬じゃ」

「デェッ? ど、毒デスゥ!?」

「いや、毒といっても死ぬようなものではない。ただ、もの凄い勢いで股から糞が噴き出すだけじゃ」

「デ……し、知ってるデス。前にギャクタイハのニンゲンが他のジッソウたちにコンペイトウを配っていたと思ったら、それを食べたオトモダチはみんなおソラに飛び上がっておホシサマになったデスゥ」

「知っておるなら話は早い。そう、それと同じ薬じゃ。これを食えばお前も実装石には到底不可能な高さまで飛び上がることができる」

「じゃ、じゃあワタシもおホシサマになっちゃうデス!」

「ふふふ、その心配はいらん。このドドンパは『実翔破』が使えるギリギリの高さまでしか糞が噴き出さんように成分を調整してあるのじゃ」

「デ……デェェ……」

「嘘だと思うなら1つ食べてみるがいい。『実翔破』をくり出すのにちょうどいい高さまで飛び上がったら、落ちる前にワシが受け止めてやるから安心せい」

「わ、わかったデス」

 親実装はワシの手からドドンパを受け取ると、しばらく逡巡《しゅんじゅん》した後、意を決したようにそれを口の中に放り込んだ。

「先にパンツは脱いでおけ。パンツがあるとそれが邪魔になって飛び上がれん」

「わかったデス」

 親実装がパンツを脱ぎ、尻を地面に向けていきみ始める。
 そんなことをしなくてもすぐに薬が効いてきて強制的に糞が噴き出すのだが、まあそのあたりはどうでもいい。

「デッ……デゥゥゥゥゥ…………」

 親実装の腹がゴロゴロと鳴りだし、顔が青ざめてくる。そしてそろそろかと思った次の瞬間————

 —————— どぱん! ——————

「デェェェェェェェッ!?」

 大きな音とともに親実装の総排泄孔から糞が噴き出し、その体がワシの胸の高さあたりまで舞い上がった。
 手を汚したくないので糞が途切れるのをしっかりと確認してから、飛翔の最高点で親実装を両脇から抱きかかえるようにキャッチする。

「どうじゃ、大丈夫だったじゃろう」

「デェェ……こ、コワかったデスゥ……」

「まあ、実装石にとっては恐ろしい高さじゃろうな。しかし、大事な仔を守るためじゃ。親としてそれぐらいの恐怖に打ち勝てんでどうする?」

「デッ……!」

 『仔を守るため』『親として』という台詞が効いたのだろうか、親実装は恐怖を忘れて決意のこもった眼差しになった。これなら本番でも怖じることなく『実翔破』を使うに違いない。

「このドドンパをお主に渡しておく。『実翔破』を使わねばならぬ敵が襲ってきたなら食べるとよい」

「ニンゲンさん、イロイロとアリガトウデスゥ」

 そうして師匠と弟子、感動的な別れのシーンを演出していたそのとき、

「テヒャァァーッ!?」

 突然、仔実装の悲鳴が響いた。
 声のしたほうを見てみると、そこには親実装より二回りも大きなマラ実装がいた。なんと、都合よく最高の相手が現れてくれたではないか。
 本来なら別の大きな個体を買収してこの親仔を襲わせるつもりだったのだが、その手間が省けたわい。

「おお、これはいかん。このままではお主の仔たちがあのマラ実装に犯されてしまうぞ」

「デッ……! や、やめるデス! コドモたちから離れろデスゥゥーッ!」

 親実装が自分よりも大きなマラ実装に向かって突進していく。
 だが、体格が大きく勝負に影響するのが実装石同士の喧嘩というものである。日々の餌にも事欠いている個体が自分よりも大きなマラ実装に勝てる道理がなかった。

「デヒャァッ!?」

 案の定、親実装はマラ実装の一撃で吹っ飛ばされた。というより、マラ実装が振り返った瞬間にその巨大なイチモツが顔面を直撃したのだ。

「テェェーン! ママァ、たすけテチィィ!」

 マラ実装が仔実装を抱きかかえ、自分の顎先まで反り返ったイチモツの先端にその小さな体をあてがう。このままでは仔実装はヤツのオナホと化してしまうだろう。

「デ、デゥゥ……」

 親実装は鼻血を流しながらもなんとか立ち上がり、再びマラ実装のほうへと向き直った。仔を助けるためにはもはや一刻の猶予もない。
 ついに親実装はワシの渡しておいたドドンパを取り出し、それを口の中へと放り込んだ。やつを倒すためには『実翔破』しかないと思ったのだろう。そして——————

 —————— ぶぱん! ——————

「デェェェッ!」

 ほどなくして総排泄孔から糞が噴き出し、親実装の体がその勢いで宙に舞った。ただ1つ先ほどと違うのは、親実装が飛翔の最高地点で体を真下に反転させたことだ。

「デァァァァァァァァーーーッッッ!!!!!」

 凄まじい気合とともに、親実装がまるで流星のごとく頭から落下していく。これぞまさに実装石最大の秘奥義、『実翔破』に他ならない。
 もしもこのまま親実装の頭とマラ実装の頭が正面衝突すれば、親実装は自分の頭が陥没するのと引き換えにマラ実装を倒し、仔を守ることができるだろう。だが——————

 —————— べしゃん! ——————

 何かが落ちてくることに気付いたマラ実装が後ろに1歩退がっただけで、親実装が放った捨て身のダイビング頭突きは見事にかわされた。
 もちろん親実装は一石だけで盛大に自爆し、その頭蓋を砕いて即死した。そう、この『実翔破』という技には、相手に少しでも動かれたら命中しないという致命的な欠陥があるのだ。

「ブフォッ!」

 親実装のあまりの間抜けぶりと、地面からスケキヨ状態で生えている死体の姿に思わず噴き出してしまう。
 何が起こったのか分からないといった感じのマラ実装は一瞬頭の上に『?』マークを浮かべたものの、すぐに気を取り直して掴んでいた仔実装を犯し始めた。

「ゲブェ……ゲボォッ……ゲブェボェ…………!」

 マラ実装が両手を上下させるたび、自分の体よりも長いモノを突っ込まれた仔実装の口からマラの先端が出入りするという、実に醜悪な光景が繰り広げられる。

「ゲボォ……(パキン!)」

 そして仔実装はマラ実装が果てるよりも先に、呼吸ができない苦しみのあまり偽石を崩壊させて絶命した。

「デフッ……デフッ……デフゥッ……♪」

 マラ実装は仔実装が死んでもなお、ただの肉オナホと化したその体を貪っている。
 ワシは無惨に死んだ実装石に同情するような心は持ち合わせていないが、この見苦しいマラ実装が嬉しそうな顔をしているのも非常に不愉快だ。このまま絶頂を迎える前に、こいつにも少々痛い目に
遭《あ》ってもらうことにしよう。

「ええい、いい加減にせんか鬱陶《うっとう》しい」

「デフッ?」

 マラ実装の首を乱暴に掴んで持ち上げ、イチモツから仔実装の死体を抜いて茂みの中へと放り投げてやる。すると絶頂寸前でオナホを奪われたマラ実装は激昂し、ワシの手をぽふぽふと殴りつけ始めた。
 この糞蟲めが……すぐに地獄の苦しみを味わわせてくれる。

「うむ、この方法でいくかのう」

 ワシは鞄の中から直径5ミリほどのストローを取り出すと、目の前で揺れている肉棒の先端にぶすりと突き刺した。

「デヒュゥッ♪」

 人間なら尿道にこんなものを突っ込まれれば普通は痛いはずだが、マラ実装はむしろ快楽を感じているようだった。
 とはいえ、これは予想していたことなので気にしない。こいつが二度とこのマラで快楽を得ることができなくなくなるのはここからだ。

 —————— バキッ……バリボリッ……バリン……! ——————

 実装石の偽石が砕けるような音が下のほうから聞こえる。さっき火傷させた実装石を騙すのに使った偽のコンペイトウを、ワシが足で踏みつけて砕いているのだ。

「ふふふ……」

 かなり細かくなったとはいえ、陶器の破片はむしろコンペイトウの形をしていたときよりも刺々しくなり、鋭い突起があちこちから飛び出していた。それを地面の砂と一緒くたにかき集め、
マラ実装のイチモツに刺したストローにサラサラと注いでいく。

「デデッ?」

 陶器の欠片と砂が尿道の奥までぎっしりと詰まったところで、イチモツからストローをすぽんと抜いてやる。そして自分の体に何が起こったのかを手っ取り早く分からせてやるため、ワシはマラ実装を
地面に下ろすと同時に、やつのイチモツを強く握り締めてやった。

 —————— ギュムッ ——————

「デッッギャァァァァァァァッ!!!!!」

 竿の部分をぎゅっと握られた途端、マラ実装がもの凄い悲鳴を上げた。よしよし、どうやら成功したようじゃな。
 今、こいつの尿道にはさっき注ぎ込んだ砂がぎっしりと詰まっている。さらに砕いた陶器の破片や小石が無数に突き刺さり、それがクサビとなって砂を排出できないようにしているのだ。
 もちろんこのまま射精しようとしても、詰まった砂が邪魔になって精液が尿道を通らない。それどころか奥から押される力が加われば、陶器の破片がさらに尿道を傷つけるだろう。

「ふぉっふぉっふぉ、これで貴様は二度と射精による快楽を味わうことはできん。人間でも痛みのあまり転げ回るという尿道結石の地獄、存分に味わうがよい」

「デッ? デェェッ!? デギィィィィッ!?!?!?」

 一般的に知能の低いマラ実装の言葉はリンガルでも翻訳できないことが多いが、それを抜きにしても何を言っているのかまるで分からない苦しみ方だ。
 マラ実装はそのイチモツが雄のような力を与えるのか、通常の実装石に対して圧倒的な強さを誇る。しかし実装石どころかただの尿道結石になってしまったこいつからは、
もはやその力さえ失われてしまったに違いない。

「では、さらばじゃ」

 ワシは激痛で悶え苦しんでいる元・マラ実装をそのままそこに放置することにした。
 今までさんざん他の野良実装たちを苦しめてきたこいつがこの先どんなリンチを受けるか、それを考えるだけでも楽しみだ。2日ほど経ってからまた様子を見に来れば、無惨にマラを食いちぎられた死体か、
もしくは首だけになった姿ぐらいは見られるかもしれない。

「レェェン……ママ……オネチャ……」

「ん?」

 その場から立ち去ろうとしたワシの耳に、甲高くも悲しげな声が聞こえてきた。死んだ親実装が残した仔の片割れ、蛆実装だ。
 蛆実装は地面から逆さに生えた親実装の死体を前にして、滝のように涙を流しながらレフレフと泣いていた。
 蛆実装というものは自分の親が死んだことさえ理解できず、その死肉を美味い美味いと言いながら貪るほど知能の低い者が多い。そんな中、親が死んだことを悲しむことができるこいつは
そこそこ優秀な個体といえるだろう。

「ふむ……」

 ワシは蛆実装を指でつまみ上げると、その後頭部を沈みかけている夕陽のほうに向けてみた。だが頭の内部に詰まっているものが影となり、こちらを向いている目のほうまで光が透けてこない。
 このように頭を太陽にかざしたとき、光が透けて見えないやつは親がちゃんと母乳を与えていた個体だ。こうして頭の中に栄養嚢《えいようのう》が形成されている蛆実装ならば、
これからの育て方次第で仔実装に変態できる可能性がある。

「ほほう……この蛆、なかなか見所があるようじゃのう」

「レ? ニンゲンさん、ウジチャになんのごヨウレフ? ママもオネチャもいなくなって、ウジチャひとりぼっちになっちゃったレフ……」

「そうじゃな、お前の母はお前たち姉妹を守るために頑張ったようじゃが、実に悲しいことになってしまった。しかしこのままではお前もすぐに飢えて死ぬか、他の悪い実装石に食われてしまうぞい」

「レェェ……」

「どうじゃ? お主、ワシの元で修行をしてみんか? 姉と同じように仔実装となり、ワシの授ける『超実一○二芸』を身につければ、一人でもきっとたくましく生きていけるようになるじゃろう」

「ほ、ほんとうレフ?」

「ああ、もちろん(嘘)じゃとも」

「やるレフ! ウジチャはオネチャやママのぶんまでシアワセにならないといけないレフッ!」

「そうか、ならばワシとともに来るがよい(ニヤリ)」

 なんということだろう、最後の最後でこんなにも面白い素材が手に入るとは。
 さて、次はどんなウソ技を教え込んでやろうかのう……。

「ふぉーっふぉっふぉっふぉっふぉ♪」

 夕暮れ時の公園に、ワシの高笑いが響き渡る。

 ワシの名は葉・敏明《よう・しゅんめい》、実装石が不幸になるのを見るのが大好きなただの老人である。
 これからもワシは実装石を騙し続け、やつらを地獄へと誘っていくことだろう。
 だが、ワシは何も悪くない。こんなバレバレの嘘を疑いもせず、人間の言うことを鵜呑みにする実装石が悪いのだ。


 本日の教訓——————疑うことは知性獲得への第一歩である。



 —————— 完 ——————

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 あとがき

 久々の新作になりました。
 心が実装虐待から離れていたわけではありません。ただ忙しかったのと、最初と最後のシーンだけがなかなか思いつかなかったのです。
 また気が向いたら新作を書きますので、気長にお待ちいただければ幸いです。

 今回のスクは普段から振り込め詐欺などで騙されがちな老人が、馬鹿な実装石を通じて『まず疑ってかかる』ことの大切さを訴えるという社会派な内容にしてみました(大嘘)。
 前編の元ネタは『闘将!!○麺男』に出てきた『百歩神拳』の修行シーン、後編に登場させたのは『新・カ○テ地獄変』という古い漫画に出てきた『虎翔』という技が元ネタです。
 同時期に連載された『空○戦争』ではなぜか『虎翔破』という名前に変更されていましたが、『実翔』より『実翔破』のほうが語呂がいい気がしたので拙作でもこちらを採用しました。

 技の内容は元ネタそのままですが、本家のほうは相手がその場から動いても空中で反転し、普通の飛び蹴りに変化できるので、今作で書いたような弱点は存在しないということになっています。
 まあ重心が頭にある実装石にはそんな器用な真似はできないでしょうし、そもそも手が頭の上まで届かないので逆立ちで着地することもできません。
 しかも人間では再現不可能な大ジャンプもドドンパを使えばいけるということで、これほど実装石を自爆させるのに都合のいい技もないと思って登場させたのですが……。
 元々この技は威力の描写もちょっとおかしいというか、ツッコミどころが満載なんですよね。
 食らった相手は両目がポーンと飛び出し、耳や鼻から噴水みたいに血を噴き出して即死するんですが、それって反作用を考えたら攻撃側も同じダメージ受けるだろうと。

 ちなみにこの技の破り方が面白いのは元ネタになった漫画でも同じです。なんせ相手の頭が直撃する寸前に自分の拳を頭上に掲げ、それで相手を自爆させるというもので……ほんと今作中の実装石を
笑えないぐらい間抜けなものでした。
 さらにそれを破る方法がその拳を手で払いのけるだけだったり、あの時代の漫画は今作の元ネタである『闘将!!○麺男』でさえ霞むほどハチャメチャで面白すぎます。
 私もあの時代の漫画家さんたちに負けないよう、読者の皆様が思わず「ゲェーッ!」とツッコミたくなるような作品を書けたらいいなと思います。

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1 Re: Name:匿名石 2018/07/06-22:00:18 No:00005417[申告]
とてつもない外道を見た
2 Re: Name:匿名石 2018/07/15-18:24:54 No:00005486[申告]
手口がトリッキーでバラエティ豊かで良い。
読みやすい文体で次々と出てくる虐待技の情景が目に浮かぶ。
個人的にはマラ実装の下りが特に良かった、虐待に使ったとは言え実装石が下卑た笑み浮かべて喜んでるのは許せん、虐待技も実に痛そうでナイス。

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