(カー君殺害事件) 都内某所にある双葉公園。今日ここでは実装石の駆除イベントが行われる。 双葉公園での駆除イベントは民間ボランティア自由参加の形式となっており、 業者以外にも多くの一般市民が駆除に協力する為にコウエンに集まっていた。 その中にはとしあきもいた。 としあき「ああー緊張してきた。俺に野良実装の駆除なんてできるのかなあ」 このとしあきは大分県民である。ゴールデンカムイの尾形にクリソツと自称する大分県民。 以前大分県民故の実装知識の無さから実蒼石を食べてしまい逮捕された事がある。 裁判の結果は有罪。としあきには50万円の罰金と公園での害獣駆除に参加する事を命じられた。 としあき「おお、始まったな。プロや虐待派の人は手際がいいいなあ。 俺も頑張らないと、アムロいきま〜す」 野良実装「デシャアアアア!」 としあき「うわああ野良実装コワイ!」 としあきは実装石への知識を半端に得てしまい、『赤子を骨ごと食べつくす』『実装石になってしまう病気がある』 といったトンデモ情報を信じ込んだ為に実装石の駆除に手こずっていた。 実装石の強さは思い込みで変動するのだから人間が強気に出れば楽勝なのだが初心者にはそれが難しい。 一匹も実装石を駆除できないまま時間が過ぎていき、としあきは焦る。 最低一匹は自分で駆除しないと再度裁判にかけられ今度は愛誤罪で確実に懲役コースと言われていたのだ。 としあき「な、何とかせねば!でも野良実装コワイ・・・あ、カラス」 実装石の数が残り僅かになると、どこからともなくカラスがやって来て生き残りの実装石をつつき始めた。 カラス「カ-、アホアホ」 野良実装「デギャアア」 としあき「カラスも頑張ってるのに俺は何やってるんだ・・・。待てよ、カラスも害獣だよな」 としあきは裁判所からの指示が『公園での害獣駆除』であって実装石とは指定してなかった事を思い出す。 としあき「カラスなら怖くないぜ俺だってやれる!!くらえ、石投げ!」 近くにあった手頃な石を投げつけると、実装石に集中していたカラスは避ける事もできずあっさりと絶命した。 カラス「ギャース!」 としあき「ノルマ達成!」 ヒャッホーとはしゃぐとしあきだったが、彼の周りを怒りの表情を浮かべた人々が囲む。 虐待派「ヒャッハー!てめえ何してくれてんだゴラあ!」 としあき「え?」 虐待派「よくもカー君を殺してくれたなあ、訴えてやる!」 としあき「も、もしかして貴方のペットだったのですか!?」 虐待派「ちげーよ!でもカー君はここにいる皆のカー君なんだよ!」 としあきに怒鳴った虐待派や他の参加者の話によると、としあきが殺したカラスは近所の皆に可愛がられていたらしい。 駆除の度に助っ人にやってくるこのカラスを近隣住民はカー君と名付け可愛がり業者も雰囲気を察して駆除対象から外していた。 今回の事件の重要ポイントは以下の通り。 ・としあきは裁判所の命令で公園の実装駆除を命じられ、命令文書には『公園で最低一匹の害獣駆除をせよ』とあった。 ・としあきは害獣一匹という表記をカラスでも問題ないと解釈した。 ・カー君は近隣住民と駆除業者から保護されていたが、野良のカラスであり個人や公共のペットではない。 ・野良のカラスは法律上害獣にカウントされるが、実装駆除の間は見逃される事は駆除のマナーとしての基本である。 果たしてとしあきは動物愛護法違反及び実装愛謝罪で有罪になってしまうのか? ギルティオアノットギルティ! (あとがき) 実装石を駆除する時、他の害獣がいても基本見逃されてますよね。 もしこれを他人が見ている前で駆除してしまったらどうなるんだろう。そう思って書いたのがコレです。 そんな訳でこの話にはオチはありません。としあきが有罪か無罪かは元ネタの法律バラエティ同様 弁護士によって解釈が違うって事で。
1 Re: Name:匿名石 2018/01/22-04:31:28 No:00005142[申告] |
まだ刑務所行かないあたりしぶといなw
もうちょいボリュームが欲しい、文章の軽快感は良いと思う |
2 Re: Name:匿名石 2018/01/25-20:25:26 No:00005144[申告] |
狩猟鳥でもあるカラスは、狩猟期間中ならば狩猟免許無しでも投石やパチンコ、素手などで取ることは可能
しかし、公園は狩猟可能区域ではないのでこの行為はアウト それ以外の時期は獣保護法に基づいて、都道府県知事(地域によっては 市町村長)の許可を受ける必要がある 実装石の駆除が市街地でボランティアによって行われていることから 実装石は動物愛護法の適応されないドブ・クマ・ハツカネズミと同じ扱いだと考えられる そしてカー君に対する人々の対応から、この駆除イベントにおいて「害獣」 とされるのは上記のネズミ3種と実装石のみと考えられる |