タイトル:【愛エ観察】 快楽のカルマ
ファイル:快楽のカルマ.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2872 レス数:0
初投稿日時:2008/07/20-13:10:14修正日時:2008/07/20-13:10:14
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快楽のカルマ

 今日は待ちに待った町祭りの日だ。ほとんどの住人は神輿や祭りの手伝いに行ってしまったが、
私は家の裏にある公園に向かう。待ちに待った日であった。
 公園に着いたが、実装石は見当たらない。今日は暑いので、植え込みなどに隠れているのだろう。
家沿いの植え込みに入り、フードを少し撒くと、実装石たちがチラホラとやってきた。
私はその中から比較的汚れていない個体を見つけ、抱えあげてベンチに向かう。
飼い実装を期待してか、親を心配してか、その実装の仔がテチテチと付いて来る。
他にも興味を持った実装石が十匹ほどやってきた。ここの実装石は糞蟲度が低く、
媚びはするものの、デーデーわめくことは無い。


 私はベンチに座り、実装を赤子のように抱く。実装は私に害意が無いと認識したのか、
体の力を抜き、期待に胸を膨らませる。
 実装の耳の裏をくすぐると、心地よさそうに鳴く。ここまで来ると、周りの実装石たちが
嫉妬で声を上げ始める。私は構わずに、耳の裏から首筋に掛けてを撫で上げる。
実装の瞳は心地よさに潤み、顔を高潮させ始める。
 腰の辺りをさすると実装は恥ずかしそうに目を背けるが、私はそれを許さない。
頭を片手でしっかり持ち、しっかりと自分と目を合わさせる。実装が恥ずかしさと緊張に耐え切れず息を吐くと、
私はその瞬間、実装の服の中に手を滑り込ませ、わき腹を愛撫する。実装は思わず声を上げた。


 周りに目をやると、実装石たちもある種の気まずさを感じているのだろう、嫉妬よりも
戸惑いの色が見て取れる。仔達は気まずそうに目を覆い、蛆だけが普段どおりレフレフ鳴いている。
 実装は心地よさより性的快楽を認識し始めた。自然に頭巾と服を脱がし、パンツ一丁にする。
両手で体を愛撫すると、実装の瞳はいっそう潤み、口元からはヨダレが垂れる。
私は実装の口元に手をやり、唇にあたる部分と舌をクニクニと刺激する。実装は擬似的に
ディープキスの感触を味わい息が荒くなる。周りの実装石は足をもじもじさせている。
 パンツを見ると、愛液と少量の排泄物が、薄緑色に染みを広げていた。パンツを脱がし、
股を開かせて周りに見せ付ける。最初は嫌がっていたが、体の愛撫を続けると、足の抵抗が弱まる
一瞬がある。私はそれを見逃さずに孔に指を這わせる。実装はビクンと震え、甘い声を漏らす。
瞳からは色づいた涙をこぼしていた。


 もう実装は完全に体を私に明け渡した。私は特に器用なわけではないが、実装石のことを調べ上げ、
その弱い所を知り尽くしていた。実装は立て続けに絶頂を迎えた。
 実装の瞳が光を失いつつある。快楽による偽石崩壊の兆候だ。私は注意深く実装の様子を見ながら
今までで最も激しく責め立てる。実装石は昇天寸前でかなり強烈なアクメを体験した。
失神して泡を吹いている実装を静かに置く。仔達は慌てて親にすがりつく。他の実装石は
失神の原因が苦痛ではないことを理解していた。しかし、その瞳は嫉妬に燃えてはいなかった。
彼女達は明らかにドン引きしていた。
 この日与えた快楽によって、実装の生はある一点において頂点を迎え、完成した。
 
 
 私は公園沿いの部屋の窓から観察をし続けている。あの日以来、実装は呆けたように
巣の中に座っていることが多くなった。ただ、手だけは排泄孔を弄くっていた
仔達が泣き喚いても反応が鈍く、困惑して糞などを食していた。実装はたまに思い出したように動き出し、
水を飲み、葉をかじる程度だった。
 やがて、仔達は愛想を尽かし、ダンボールから実装を追い出して全てを運びいずこかへ去ってしまった。


 実装は今日も静かに自慰を続けている。気味悪がった住人の呼んだ駆除人が来つつあるとも知らずに。
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スク初投稿です。読んで頂きありがとうございました。

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