マラ実装のマラは再生するのか?ふとその事に疑問が湧き俺は荷物をまとめて公園に向かった。 マラ実装は実装石にチンコが付いてる比較的希少な存在であるが、その性行為に死が伴う程に苛烈な事と仮に生き残ったとしてもまた性の捌け口にされていつ死んでもおかしくない状態にさせられる。 しかもマラ実装は通常の実装石と違い力があり、産まれたてのマラであっても実母の成体実装を組み伏せて犯し殺す事例があるくらいだ。 なのでコミュニティを形成している実装石の間ではマラは間引く事が常識となっている。 だがたまにその間引くを免れたマラや間引きを知らぬ親や様々な理由でマラを公園にリリースしたモノによる襲撃事件はたまにあり、時折公園が崩壊している事がある。 希少ではあるが極端に見かけない訳でもない。 現にこうして公園に到着すると都合良くマラ実装が殺人的な性行為に勤しんでるもんだ、いない。 あ、あるぇ〜?おっかしいぞぉ〜?こういう時って都合よくマラ実装がいるものでしょう? まぁいいやと切り替えた俺は公園のある場所へと向かう。すると俺に気付いた数匹の実装石が近付いてくる。 『テチー、ニンゲンさんテチー』 『あ、ニンゲンテチ。飼ってテ、テチャアアアアァァァァァァァァ』 『チププ、醜い糞蟲なんて誰が飼うテチ。この高貴なワタチこそ飼いに相応しいテチ。そこのニンゲン!特別にワタチを飼テベッ!!!』 『プニフー、ニンゲンさんぷにぷにして欲しいレスぅ』 『ダメテチ、あれは「ギャクタイハ」テチ。逃げるテチ』 俺は行く手を遮る2匹の子実装を1匹はロングキックで彼方に蹴飛ばし、如何にもな糞蟲を踏み潰して進む。 トイレに着き中に入る。だがトイレはガランと静まり返っていた。 こりゃ当てが外れたかなぁ…と思いつつ念の為に個室を一個一個確認していくと一室から『デーデー』と呻き声が聞こえた。 これは!と思い勢いよく扉を開けると扉は何かの衝撃で止まり『デベッ!!』と言う声がした。 ビンゴ!出産間近の成体実装だ! 『何するデス!デデッ!ニンゲンデス!?悪いけど他を当たってデデデッ!!』 「はーいお邪魔しますよー、出産中でしょ?続けて」 無理矢理個室にお邪魔した俺は出産中の実装石の頭を掴み、持ち上げ扉を全開にし元のポジションに直した。 『あの…ニンゲンさん。今取り込み中なので他所でお願いしたいんデスが…』 「あー、大丈夫大丈夫、用事があるのはお前だから」 『デデッ!!遂にワタシも飼い実装にデッ!!!産まれるデスッ!!!!』 『テッテレー』 そういうが早いか総排泄肛から実装石が産まれる。 「よーし俺も出産の手伝いしてやるからお前は気にせず続けて続けて」 そう言いながら持ってきたリュックからゴム手袋を履き水道水の入ったペットボトルを数本出すと産まれてきた実装石の粘膜を優しく取っていく。 「これは…違う。これは…違う。これも…おっ!当たりか」 全部で8匹中2匹マラ付きがいた。コイツらは持ってきた蟲籠に入れる。 念の為に蟲籠を幾つか用意しててよかった。 『デー…デスゥ…ありがとうデス、ニンゲンさん。それでワタシを飼って』 「そんじゃ達者で。コイツらは貰っていくよ」 『デ!?』 そう言うが早いか俺は蟲籠に入れたマラ実装を持ってサッサとその場を後にする。 『…なんだったんデス?』 荒らしの去った後のような感覚に襲われるが、まぁ厄介モノのマラの処理を肩代わりしてくれたと思い産まれた残りの6匹と共にその母実装は自分のハウスへと向かうのだった。 生まれたばかりのマラ実装を持ち帰った俺は早速2匹を水槽に入れると買い置きしていた実装フードを適当に餌入れに置く。 水槽はそれぞれ2個、別々にしてある。 これはマラ同士でどっちが挿れられるかの争いの後、片方が死の性行為によって命を落とさない為の処置である。 ただこのままだと別の理由でこの2匹は死んでしまうかもしれない。 『やいクソニンゲン!早くワタチの為に仔実装を用意するテチ!それと寿司とステーキとコンペイトウもテチ!』 そう、性の捌け口の為の実装石である。 生憎俺は飼育している実装石を切らしていた。 事情は察してほしい。 「ちょっと待ってろ準備してやるから」 『サッサとするテチ、ダメニンゲン!これだから使えないドレイは』 俺はテチテチ五月蝿いマラ実装の要求をスルーし目測でマラのサイズを確認する。 『テチー、これ美味しいテチー。テ?』 もう一匹の餌に齧り付いてる方はよく見えなかったから持ち上げてマラのサイズを確認する。糞蟲の方より少し小振りだ。 そう言えばマラのサイズでも気性が変わるというのは聞いた事があるなぁと思い出しながら2匹のマラサイズを確認し終えると餌食ってた方を元の水槽の餌場に戻してやり、また外に出る。 ーーー40分程で帰宅し水槽の様子を確認する。 マラの小さい方は唖然とした顔をしてもう片方の水槽の方を見ている。 つられて俺も糞マラの方の水槽を見ると下部が真っ白い液体に満たされていて糞マラが溺れてた。 『ぶくぶくぶくぶく』 今にも溺死しそうな糞マラの水面から覗かせている竿を掴み引き上げ、常備してるプラスチックバケツに一時避難させる。 その間に精子で満たされた水槽を持ち上げる。精子のせいでちょっと重くなった水槽には実装フードがぷかぷかと浮いていた。…どうやって捨てようコレ? 成体用の水槽だからトイレや風呂場で捨てるのもどうかと思いとりあえず外に出る。 入り口近くに水槽を一旦置いてから周囲を確認すると…いた。子連れの実装石だ。 何か悪さをしようとしているのだろう周囲を伺う親実装と視線が合う。俺は手招きしこちらに来るよう招き寄せる。 『デスデス、ニンゲン。ワタシ達を呼んだからにはワタシ達を飼ってくれるって事デス。毎日ワタシ達にステーキとコンペイトウを用意するデス!』 『やったテチ!飼いになれるテチ!』 『レフー蛆ちゃん飼い蛆レフ。ぷにぷにを要求するレフ』 『な…なんか嫌な予感がするテス…』 「ちょっとここで待っててくれないか?」 そう言い残すと俺は家の中に戻りある物を持ち出す。 『デスゥ!遅いデス!呼び付けて置いて待たせるとはどういう事デス!これは謝罪と賠償とコン、デスゥ!?』 なんか宣ってるけど無視して親実装の口に漏斗を挿し込み、その状態で持ち上げ庭に移動させておいた水槽の前に連れ込み仰向けに寝かせる。 両足で両脇をガッチリとホールドし移動させておいた水槽を持ち上げ水槽の中身を漏斗にドンドン流し込む。 『デボッ!?デボボボボボボボボボボボ』 『ママー!ママに何するんテチか!このクソニンゲン!!』 『おねちゃ、ぷにぷにしてレフ』 『…ハアァァァ…ハイハイぷにぷにテスね〜親指ちゃん、ちょっと蛆ちゃん借りるテスよ、あっちでぷにぷにしましょうね〜蛆ちゃん』 『やったレフー、おねちゃ大好きレフー』 母親の惨状を目の当たりにし、三者三様の反応を示す仔実装達。一通り流し終えるとスッカリ母実装は腹がパンパンにはちきれんばかりに太り、両目緑になっていた。 『テ゛ー…テ゛ー…テ゛ー…』 息も絶え絶えという様子の母実装を持ち上げ周囲を確認し誰もいないのを確認してから家の前の道路に放り投げる。 『テ゛ヘ゛ッ゛!!?』 一瞬の出来事に目を白黒緑にさせながら自分に起きた出来事を確認する。 『ママー!大丈夫だったテチ!?』 そんな母に駆け寄り心配そうに目を覗き込む親指。 『もう終わったテスか?』 親指の声から状況を把握した中実装が通りの向こう側から顔を覗かせる。 『な゛…な゛…ご゛っ゛つ゛ぁ゛ん゛デ゛ス゛…』 そう呟いた母実装の元にどこから飛んできたのか一羽の鳥のような物が飛来し母実装の腹の上に着地する。 『デ パ ァ』 その瞬間大量の白濁液が母実装の口から子達へ噴射される。 『テチー』 『テチャー』 『レピー』 『ルトー』 阿鼻叫喚の中、何もなかったかのようにその鳥のような何かは空へと羽ばたいていく。 残った精子を庭の水道で軽く濯ぎ、外装を軽く拭いてから自宅に上がる。 自室に戻り水槽をセッティングしようと思い歩を進めると足元にネチャッとした感触を覚える。 いやぁな予感に足元を見ると糞マラがせっせとマス掻きしてバケツどころか至る所に精子を飛ばしている。 イラっとする感情を一旦棚に置き水槽をセッティングし、バケツを持ち上げる。中から『テチャッ!?』という声が聞こえたが無視して水槽に中身を乱暴にぶち撒ける。 『テチャァアアア!?テベッ!!』 勢いよく水槽の底に投げられ呻き声を上げる糞マラ。 『何するテチ糞ドレイ!ワタチにこんな事するなんてどうなるかわかってるんテチか!!』 糞マラの喚き声を無視して買ってきた物を放り込む。 『テチャア?テチューン!オナホテチ!!』 そう文字通りの実装用のオナホだ実装石の臭い付きの、ただしゴム製。 シリコン製の場合マラ実装が満足した後食い殺す事があるため簡単に噛み切れないようにしたものだ。 サイズは成体用だけどこの糞マラの場合はこれで十分だろう、恐らく20cmくらいある。 一般的な生まれたての仔実装はだいたい10cmくらいだがコイツはマラなのもあるのかもしれないがそれより少しデカい。更にマラは自身より更にデカいサイズである。 とりあえず糞マラの精子で汚れた靴下と部屋の清掃の為に雑巾を取ってくる。ついでにバケツも洗ってしまおう。 バケツの中には白い液体が薄らと溜まっていた。 部屋の清掃を終えて改めて2匹の特徴を確認していく。 大人しく一石でボール遊びしてる方はパッと見では普通の実装石にしか見えない。 『テチ?』 持ち上げてパンツをズラしてマラのサイズを確認する。 生まれたばかりの子供みたいな小さいサイズのマラがチョロンと付いてる程度だった。出産直後は確か8cmくらいあったと思ったけど気のせいだったんだろうか…? 『テチューン///』 一丁前に恥ずかしがってる小マラ実装を優しく水槽に戻してからその小マラに俺は告げる。 「俺の言う事には絶対に従え、そうしたら何不自由なく飼ってやる。それとトイレはこのオマルでしろ、それ以外でやったら折檻する。わかったな?」 それに対してこの小マラは 『わかったテチ』 と素直に返事が返ってきた。 ちょっと拍子抜けする…と思った矢先『おトイレするテチ』と言うが早いか小マラがパンツを脱ぎ出しオマルに跨り気張り始める。 そういやコイツ、パンツを脱がせた時も特に汚れている様子はなかったなぁ…まさか当たりか。 そう目星を付けながら糞マラの方を見るとオナホに一心不乱に腰を打ち付けていた。 『テッテッテッテッ、テッテロケー、テッテロケー』 …んー?いや待て待て待て。 まさかと思い糞マラの両目を確認する…やっぱりだ…両目とも緑になってやがる…自分の精子プールで孕んでた。 如何にデタラメ生物といえどここまでデタラメだとは思わなかった…改めて呆れてを通り越して諦めみたいな感情が湧き立つ。 まぁでも当初の予定通り実験はするがその対象が完全にこの糞マラのみに絞り込めた、小マラの方はここまで一切躾らしい事をしてないのにアッサリ素直に言う事を聞く。 これはかなり価値のあるレアな賢いマラ実装だろう。今でも10万は硬いだろうが上手く躾ければ50万にも100万も夢じゃない。 まぁ俺自身は余り金に不自由してる訳でもないから助手として使えそうならそのまま手元に置いておくつもりだ。 何にせよ、俺のやりたかった実験であるところのマラは無くなっても再生するのかの実験に付き合ってもらう為にある程度成長してもらう必要がある。 その時までせいぜい飼い生活を満喫するがいいさ糞マラよぉ! 月日が経ち糞マラも成体へと成長した。 小マラはどーにも優しすぎる性格だった為ある程度躾を施し実装オークションに出品した。 なんと70万にもなった。 躾といってもほとんど手が掛からなかった為いくつかの礼儀や公園デビューの心得と野良との接し方と捨てられた時の為の野良での生活の心得を教えた程度だ。 小マラの事はとりあえず置いといて本命の糞マラだ。 一切躾もしなかったが甘やかしもしなかったのに何処に出しても恥ずかしくない立派な糞蟲へと成長した。 体長80cmに対してマラが100cm超えというとんでもないサイズに育ってしまった…。 今じゃ水槽では飼えないから庭に大きな穴を掘りその中に大型獣用の檻を準備するハメになった。 コイツはコイツでどっかの物好きに提示したら良い値段で買い取ってくれそうだけど今回の主題はそこじゃあない。 マラが再生するかどうかだ。 一通り準備を整えて早速やってみる事にする。 『やいクソドレイ!何度言ったらわかるデス?早くこの高貴なワタシをここから出すデス!答えはハイかイエスデス!それから寿司とステーキとコンペイトウを用意するデス!』 改めて見るとマジでデカいなコイツ…実装フード食わすのも高く付くから途中から糞マラが排石した子を食わせてたけど、それだけでここまで育つのもなんなんだろうか…。 とりあえず偽石を取り出す事から始めよう、偽石サーチャーはあるけど今回もまずは自力で探し当てる事からにする。 『な、何するデス!高貴なワタシに触れるなど許した覚えはデヒャヒャヒャヒャヒャデッス〜ン///クソドレイもワタシのセイドレイなりたいデギャァアアアアアアア!!!』 なんか偉く気持ち悪い事言ってくるから思わず力一杯つねり上げてしまった、兎にも角にも偽石の在り処はわかり素早く目隠しさせる。 『デデ?何も見えないデス?何するデスかクソセイドレイ!早くワタデギャー!?』 「次セイドレイって言ったら殺す、わかったな?」 可能な限りドスを効かせた声でそう糞マラに声を掛ける。 『お前喋れるんなら早くこの高貴なワタシのギャー!!?』 「わかったか?次セイドレイって言ったら殺す」 『ま、待つデス!話せばわかデギャー!!?わかったデズゥ!悪かったデズ!だからワタシのマラ捻り上げないでデズゥ!!』 手を離しナイフを取り出し偽石を取り出す。 …なんでマラの鬼頭手前の裏筋のとこなんかにあるんだよ!これ発射した時に出るかもしれねぇだろ! そんな事を思いながら偽石をバケツに入れ強力実装活性剤もその中に入れる。 これは市販されている実装活性剤の中でも特に強力で偽石さえ無事なら干涸びて崩れ落ちそうな実装石でもたちまち復活するって代物だ。 単に水分不足で乾いてるから水分補給させてるだけなんじゃないの?ってツッコミたくなるけどそれなりに効果はあるんだろうと思う。 では早速決行しようか。 『な、なんデス?ワタシを動けなくさせてどうしようというんデス??』 両手両足を紐で縛り動けなくして横向きで倒す。そして先程偽石を取り出す為に使用したナイフでマラを根本から切断していく。 何をされているのかわからない糞マラはオロオロとしてばかりで状況をわかっていない。 やはりこの個体は目で状況を判断しないと自分に何が起こっていても何も感じない鈍感な個体のようだ。バカだバカだと思っていたけど正真正銘のバカだった。 切り取れたマラを病院とかで使われる銀の受け皿、膿盆の上に置き糞マラの目の前に置く。 『ははーん、わかったデスよバカニンゲン。そういうプレイがしたかったんデスね?なんてマニアックなんクソニンゲンデス』 くねくねと気持ち悪い動きをしながらなにやら恐ろしく悍ましい事を曰う汚物は無視して淡々と準備を整える。 準備がそして両手足の拘束を解き膿盆の目の前に座らせてから目隠しを取る。 『デデッ?なんデス?もうプレイは終わったデスか?』 そう言いながらこちらを見遣った後に妙な違和感に気付く。 恐らく今まで見ていた世界に違和感があるのだろう、中空を両手で掻き分けるようなポーズをした後、自分の股間に視線を移す。 『デ、デ、デ、デデキャアアアアア!!!???!?!?ないデスないデス!ワタシの立派なマラがないデスウウウウウウウ!!!!!どこいったデスかクソニンゲン!ワタシのマラはどこデスゥ!!』 そんな事をこっちに言いながら目を向けるから指で膿盆に置かれたマラを指差す。 余りにも立派で膿盆に収まりきらなくなっているそのマラは未だ衰えもせず逞しい姿を見せている。 『デギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア』 喉が裂かれんばかりに絶叫する糞マラ。 とりあえずこれはこれで面白そうだからコイツに取られないようにそそくさと檻の外に出し、鍵を閉め、偽石を確認する。 すると急速に活性剤の水位が下がり始め更には偽石がドス黒く変色し始めヒビ割れ始める。 マラ実装の多くはマラを失った瞬間にパキンする事が多いという事例は聞いてたからすぐに新しい強力実装活性剤の蓋を開けバケツに注ぐ。 『が゛え゛ず゛デ゛ズ゛!!が゛え゛ず゛デ゛ズ゛ゥ゛!!ワ゛タ゛ヂ゛の゛マ゛ダ゛を゛が゛え゛ず゛デ゛ズ゛ゥ゛!!!』 総数12本程消費しただろうか、その全てを吸い取りまだ崩壊を続けようとする偽石。 念の為に買っておいたお得用実装活性24本セットもフル投入してもまだ水位が下がるのでバケツを手に家の中へ戻る。 まだバケツの中には活性剤はあるがこれも時間の問題だろう、冷蔵庫の飲みかけのウィスキーを全部注ぎ、ウォッカのボトルも開けそれも全て注いでテキーラのボトルを開ける準備もする。 すると水位の変化が緩やかになり、遂には止まる。 様子を見に行くと全身茹で蛸みたいに真っ赤になった元マラ実装がフラ付きながら千鳥足でタコ踊りをしている。 『デヒーィイ、デヒャヒャ、ピャー』 と鳴いたが最後背中からひっくり返って大きなイビキを立て始める。 「よし、今の内だな」 そう思い男はまた強力実装活性剤を買いに走った。 それから俺は経過観察を続けた。 強力実装活性剤のお陰か翌日には極小サイズのマラらしき物が確認できた。 まだまだ予断を許さない状況だがとりあえずは強力実装活性剤と度数の強い酒に浸し続け一週間、20cmサイズまでマラが再生され、なんとかヒビ割れが無くなり始めてきた。 そうして改めて偽石を取り出しアロンアルファで周りをコーティングし、再度活性剤とアルコールのスープに偽石を漬ける。 偽石が割れるような負荷がかかる場合、予めアロンアルファでコーティングしておく事がセオリーだがそれだと偽石の吸収能力が落ちてしまう為、今回のような多大な負荷が掛かる場合にはやらないのが鉄則であった。 そうして更に一週間が経過し、マラがほぼほぼ元のサイズにまで戻ったのである。 ここまで戻せばシラフに戻しても問題ないだろうと思い、今日で元の公園にリリースしようと思う。 そんな事を考えながら糞マラの檻の前に置いてあった小皿を片付ける。 昼を少し過ぎた辺りで俺は糞マラを捕まえてきた公園にやってきた。 「そぉらよ!っと」 『デ?デギャー!!!  デギャッ!!』 あんまりにもデカく育ち過ぎたからオーバースローで投げ入れるのは困難と考えて一度中空に浮かせてから糞マラを蹴り飛ばす。 思いっきり背中から着地した糞マラはもんどり打ってその場を転げ回る。 「達者で暮らせよ」 俺はそう言ってその公園から離れていく。 『…なんなんデスか!あのクソバカセイドレイニンゲンは!この高貴なワタシを捨てるというのデスか!  全く、なんて恩知らずなやつです。まぁいいです、覚えているがいいですクソニンゲン。手始めにこの公園のセイドレイを孕ませてみんなで復讐しに行くデス!デヒャーッヒャッヒャッヒャッ!!』 周りには多数の実装石がいる事に気付き即興でそんな事を企むのであった。 ニンゲンがマラ実装を公園に解き放ったというのがすぐにわかり混乱が周囲へ伝播していく。 『デ!?デスゥ!!?あの糞ニンゲン、何考えてるデスゥ!?!!?』 『は、早く逃げるデスよ!』 『テチャー!!怖いテチャー!!!』 『ぷにふーぷにふー』 『もうこの公園も終わりテス!放棄するテス!』 が 『んんー?何かムズムズするデス』 それを合図に糞マラのマラが脈打ち出す。直後 『『『『『『『『ルッルトー』』』』』』』』 糞マラのマラが崩壊して中から黒い服を纏い長い銀髪の生物が産声を上げた。 黒い羽根をはためかせてその生物は空へ飛び立ち公園の空を旋回する。 遠くからその様子を双眼鏡で観察していた俺はその様子に満足しながら俺は帰路へ立っていく。 背中から聞こえる一際大きな実装石の悲鳴とそのあとに続く数多の実装石の悲鳴を残しながら。 処女作になります 不出来かとは思いますがここまで読んでいただけでありがとうございます また筆を取らせていただく機会がありましたら、どうぞよろしくお願い致します