新実装小噺 W   よくある冬の風景・実装家族 俺の名前はあきとし虐待派だ。 俺が実装と言う生物に、興味の無かった小学生の時に、公園に住む実装一家を叩き潰した時の話をしようと思う。 よく知らないと言っても、ニンゲンに害を及ぼす、汚い、リンガルで話しが出来る。位の事は、親父から聞いていた。 親父が、その都度、俺に教えていた様だが、興味も無いから馬耳東風、聞き流していた。 知識としては頭の端に有ったのか、無かったか、そんな程度。 小学校5年の2学期の終業式の日、帰り道、数人の連れ(友人)と実装の住む公園の前を通った。 (当日の通学路の工事等の事情でそこを通らなければ、学校から自宅へ帰る事が出来なかった為) 相変わらず嫌な臭いが立ち込めている。 『早くこの場を通り過ぎよう』そう思ってその場をダッシュした。 が.......いつまで経っても嫌な臭いが消えない。 『いつまで続くんだこのくせぇ〜臭い』そう思いながら、通知簿や冬休みの宿題プリントの入ったカバンの中を覗くと......。 汚い仔実装が俺方を見て「テチャ!」と言って、≪ニヤッ≫と笑い気味の悪いお愛想をしやがった。 『やられたぁ〜。これが親父の言っていた託児というやつかぁ〜。汚ねぇ〜なぁ〜』俺はがっくり項垂れた。 親父が以前、託児について言っていた事を思い出した。 次の瞬間、「お前を殺す!」そう言って俺はカバンをひっくり返し仔実装を地面に捨てた。 仔実装の奴は腰をさすりながら「テチ!テチ!」俺に対して文句を言って来た。 防犯ブザーに搭載されているリンガルを起動して此奴が何を言っているのか、聞く事にした。 仔実装は俺の顔を睨みつけて......。 「オイ!ニンゲン可愛いワタチに何て酷い事をするテチ!何も食べる物が入って無いテチ!責任を取ってワタチを飼うテチ!」そう言って凄い勢いで俺に文句を言って来やがった。 「何を下らん事言ってやがる!俺の通知簿や冬休みのプリント、カバンを糞まみれにしやがって!これで俺は親父に怒られる。だが、その前にてめえを殺してやるから覚悟しろ!」 そう言って地面の砂を蹴り上げ仔実装に掛けてやった。 すると仔実装は、自分が、置かれている立場も考えずに虚勢を張った事が、余計に俺を怒らせたという事に気づいたらしい。 『殺される!』と思ったのか急に甘えた様な態度をとりやがった。 「テチャァ〜ン!責任取れなんて冗談テチィ〜ィ、どうか怒らないでテチィ〜ィ」と愛想笑いを浮かべて2度目のお愛想をしやがった。 「なんだかてめえの態度を見ていると、益々腹が立って来た。苦しめてから殺してやる」 そう言って、尖った木の枝を折って木の先で仔実装を「テピッ!」「テパッ!」体を穴だけにしてやった。 口からは、涎の様な物を垂らして、穴の開いた傷口から血液流れ出し、内臓も傷口からはみ出して来た。尻からは糞を垂れ流してやがる。 だが仔実装は未だ死なかった。虫の息ではあるが......。 「おかしい!これだけ穴だらけにされていて、未だ生きているなんて、実装ってなんて生命力をしてやがるんだ」 実装に対して興味が無かったから、偽石の事なんか覚えていたか、いなかったか。 「ニンゲンさんお願いテチ、そんな怒らないテチィ〜、お願いテチからワタチを......。ワタチを殺さないテチ〜、未だ死にたく無いテチィ〜」そう言って仔実装は、俺の前に這って来て縋って来た。 「気色悪!」そう言って俺は仔実装の頭を木の枝で突き刺すと≪パキン!≫という音がして仔実装が動かなくなった。 「こいつ死んだのか」 だが冷静になった次の瞬間、親父に殴られている自分の姿が脳裏に過った。 『親父にどう言い訳しよう。帰り道は、実装に気ぃ〜つけーよ!今、寒い時期やから託児されるからのー!というのはこの事だったんだ』 今朝、家を出がけにも「ちゃんと話を聞かんかえ!あきとしぃ〜!鞄の中を……」と言いかけていたのを「はい!はい!しつこいなぁ〜!解っていますってぇ〜!」 って言って親父の話を遮ってしまったからなあ〜。 そう思ったら後は、恐怖が波の様に押し寄せてくる。 俺の親父が、道を歩いていたらやくざでも怯えて避けて通る位、怒らせたら怖いからなあ〜。 今年の秋祭りの時なんか、絡んで来た3人のやくざ半殺しにして、病院送りにしたからなあ〜。 親父が怖い癖にいつもこんなミスをやらかす自分に嫌気が刺す。 その夜、案の定.......。 (播州の浜手弁で) 「あんだけ注意せえー!言うたやろがえ!帰り掛け気ぃ〜付けよお!言うてよ!それでもワレ、人が折角忠告したんりょんのによお-。 「ええ加減にしとってぇ〜なぁ〜!解っとぉ〜わぁ〜!」言う捨て台詞抜かして、出て行きやがったのおー! 通知簿や冬休みの宿題、糞まみれにして持って帰って来くさって、わしにどつかれる覚悟して家の敷居、跨いだんやろのー!ほんまにワレええ根性さらしとおのー!」 (とりあえず汚い標準語?で) 「あれだけ注意しろと促したよなぁ〜!帰り道は実装に気をつけろってよぉ〜!だがてめえ、人が折角忠告してやっているのによぉ〜 『しつこいなぁ〜!解っていますってぇ〜!』って捨て台詞吐いて出て行ったよなぁ〜! 通知簿や冬休みの宿題、糞まみれにして持って帰って来やがって、俺に殴られるのを覚悟の上でこの家の敷居、跨いたんだよなぁ〜!てめえは全くいい根性しているぜ!」 そう言って俺は凄い剣幕の親父に殴られそうになった。 「父ちゃんゴメンして!」そう言って、逃げ回る俺を見て、爺が上手く取り成してくれたので説教だけで済んだ。 「どつかん代わりに!お年玉なんかやらへんからな!それから正月なんかあらへんでのぉー!元旦から勉強せーよのぉ〜!解ったのおー!」 殴られるより遥かにましだが、無茶苦茶な事を言うなぁ〜。 しかし『それは無理でしょ』なんて言える様な雰囲気でない。二つ返事になってしまった。 「おのれあの公園の実装石皆殺しにしてやる」と言ってもどうやって始末したらいいやら。 次の日、俺は仲の良い連れ5人に昨日の事を話して、公園の実装に復讐する手伝いをしてもらう事にした。 連れは実装について知っている事を詳細に説明してくれた。 鞭の様にしなる竹を沢山持って公園の前にやってくると、夥しい数の段ボール箱が置いてある。 『そういや昨日、段ボール箱こんなにようけ(沢山)あったけぇ〜。全く気が付かったなあ〜』 そう思っていると連れが......。 「なんでぇ〜。渡りをして来やがった奴が沢山いるなぁ〜。殺しがいがあるなぁ〜!」 「じゃあ〜。あきとし君!君の仇打ちの手伝いをしてやろう。糞蟲出てこいやぁ〜!」(高田延彦風に)と怒鳴り声を上げて、竹鞭を振り回し、下に生えている雑草を切り飛ばしながら、公園に入って行った。 明らかに質の悪い少年達にしか見えない。(自分で言うのも何だが......。) 大声で威嚇しながら公園に入って行ったのに、実装達は逃げるどころか.......。 「ニンゲンさんデス!何か食べ物下さいデス!」 「私の可愛い仔を飼い実装にして下さいデス!」 ニコニコ笑顔でそんな事をほざきながら「デス!」「デス!」近寄ってきた。 すると「二......ニンゲンさんワタシ達をお迎えに来たデスか?」と7匹の仔実装を連れた実装が声を掛けて来た。 「このニンゲンさんからは、昨日託児しや次女のニオイがするデス!ワタシの次女の飼い主デス!ワタシ達をお迎えに来たデス!これで寒い冬ともお別れデス!暖かいおうちの中で冬を越せるデス!」 と同族に自慢する様に話出した。 親実装の周りに居る仔実装共も一緒になって......。 「やった〜!飼い実装テチ!」 「ニンゲン宜しくテチ!」 「ねえチャ!と一緒に美味しいごはんを食べて暮らせるテチ!」 「今日から、お前達らはワタチ達に奴隷ニンゲンと呼ばれるテチ!」 「いいテチねぇ〜!奴隷ニンゲン!て呼べるテチって!オイ!奴隷ニンゲン、今日の夕食は、お寿司とステーキ、金平糖にするテチ!」 「妹達、奴隷ニンゲンは言い過ぎテチよ!せめて召使ニンゲン位に留めておくテチ!それから次女ちゃんの召使ニンゲンテチだから、次女ちゃんを通して命令をしてもらうテチ!」 長女らしいのがそう言った。 奴隷ニンゲンでも召使ニンゲンでも人を見下し、自分達がこき使う積りなら同じ意味だろうが。 「まあまあ、ワタシの子供達はしっかり者ばかりデス!奴隷ニンゲンは失礼だから召使ニンゲンなんて、それじゃあ〜!召使ニンゲンに今日から私達の世話をさせてやるとするデス!」 「オイ!召使ニンゲン、ワタチ達をお前のおうちに連れて行くテチ!」 「一体何だ!こりゃ?こいつ等、俺に飼ってもらえるとか、何を意味不明な寝言、言っているんだ。おかしな奴らだぜ」 横に居た連れが「こいつ等の中には、自分達の立場を弁えず、ガキを託児したら託児された奴、つまりお前が、自分達の奴隷になったと決めつけられている訳よ。 お前がこいつ等の頭の中で勝手に奴隷にされたという事だ」 「へえ〜!俺達が殺しに来たのに、迎えに来たと思っているのか?本当おめでたい奴」 「ぐずぐずしていないで早くお前のおうちに連れて行くデス!みんなお腹が空いてイライラしているデス!早く連れて行けデス!早くご馳走を作るデス! ワタシは次女の親デスから、直接お前らに命令出来る立場デス!解ったデスか?」 俺は実装一家を睨みつけて、思い切り竹鞭を振りかざし親実装の顔面を叩いた。 「デ.......デボア〜ァァァァァ!痛い!痛い!ゴ......ゴシュジン様に何て事をするデス!次女に言いつけてお前を折檻してもらうデスゥ〜!」 「喧しいわ!誰が奴隷ニンゲン?誰が召使ニンゲンだと!黙って聞いてりゃいつの間にてめえが、俺のご主人になったんだぁ〜! てめえが、俺に託児したあのガキなあ、竹で全身に穴だらけにして一足先に地獄に送ってやったわ!今日来たのは、俺のカバンの中を糞まみれにしたガキを放り込んだ、てめえらを殺す為に来たんだ。 てめえらのおかげで親父に怒鳴られるし、金は貰い損ねるし、しかも正月から勉強させられるんだ!バラバラに切り刻んで殺してやるから覚悟しな!」 「次女が殺された?」 びっくりする親実装に俺は動けなくする為に蹴飛ばし、転けた所を両足を踏み潰して 「ヒデブゥ〜!痛い!痛い!足が......ワタシの美脚を潰すなんてぇ〜!」 親実装は、足を潰された痛みか悶えながら悲鳴を上げた。 「何が美脚だ!豚足のくせによ!今からてめえのガキを1匹、1匹、苦しめてから残酷な方法で殺してやるからそこで見とけ、一番最後にてめえは始末してやる!」 一緒に来た連れは「あきとし!俺たちは、他の実装共を皆殺しにするから、お前はその一家を皆殺しにしろ!」 「解った!」 俺は、自分の目前をトテトテ逃げやがる、仔実装の首を竹鞭で「チボ!」≪パキン!≫切り飛ばした。 「ありゃあ〜!やっちまったなぁ〜、痛めつけて殺すつもりが一撃で殺してしまったわ!」 そうぶつぶつ言いながら俺は、次に俺の後ろに廻り込み逃げようとする、召使ニンゲンと抜かしやがった体の大きな仔実装(長女)に狙いをつけた。 召使と言いやがった仔実装の両足を竹鞭で「テッチャ〜!」切り飛ばすと、顔面から転倒して、鼻血?の様な液体を出しながら、 両手を使って「痛いテチ!痛いテチ!」と這って逃げる所を右手、左手の順に切り飛ばし、仰向けにして......。 「召使ニンゲン位に止めて置けって?もう1回言ってみろよ!召使ニンゲンってよぉ〜!」 「テッチャ、殺さないでテチ!殺さないでテチ!」 「早く召使ニンゲンと言えよ!」 「テ......!助けてぇ〜!助けてぇ〜!」 「言う事を聞かねえのなら!」 「ケチャ!」 俺は大きな口を開けて泣き出した仔実装の口に、尖った竹鞭を突き刺しグリグリ何度も口の中をかき回した。≪パキン!≫ これで2匹目、親をひっくるめて後、6匹だ。 だが、やっぱり仔実装は動きが鈍い。 残りの仔実装5匹は、未だ俺の目の前に居る。 立っているのでは無く、必死で逃げているのだろうが、「こいつ等、蟻より動くのが遅せえなぁ〜!」そう言って一番手前に居る(逃げて居る)仔実装の脳天に竹鞭の先を≪グサッ!≫突き刺した。 「テピッ!」≪パキン!≫頭に竹鞭を刺したまま≪ポテッ!≫と倒れて死にやがった。 『甚振って殺したいと思っているが、こうも簡単に死んでしまうとは……。口先だけの生物なんだな実装って』 そう思うと甚振って殺すより一撃で始末するのも面白いと思った。 「そうだ。奴隷ニンゲンと言った彼奴以外は一撃で仕留めるか」 ≪ビシッ!≫「テピャ!」≪ビシッ!≫「チパッ!」≪ビシッ!≫「テプ!」≪ビシッ!≫「チべッ!」 あっという間に4匹の仔実装を始末した。 竹の鞭なんて何本も持って来ているから1匹殺す事に取り換えた。 竹鞭も色々な硬度があるから、軽く振って打ち首状態になる者も居れば、頭が≪グシャ!≫と潰れてしまう者そうかと思えは、頭だけ狙った積りでも、全身が吹き飛んで細切れになる者も居た。 『後は、俺を奴隷ニンゲンと言った彼奴のみだ。どうやって殺してやろうか』 俺は、一番軽い竹鞭で此奴を始末する事にした。甚振らなきゃ損だからな。 すると、俺の後ろで両足を潰されて倒れていた親実装が「子供達ぃ〜!全滅してしまうデスゥ〜!助けてデスゥ〜!せめて最後に残った仔だけでも助けてデスゥ〜!」と懇願して来やがった。 「嫌だね!お前のガキは、全員始末する!」 「おーい!あきとしぃ〜!こっちは全部片付いたぞー!」と連れが俺の方に声を掛けて来た。 あれだけあった段ボール箱が全て叩き潰され、実装共の死体がゴロゴロ転がっていた。 「俺たちは、こいつ等の死体を片付けるからよぉ〜!ゆっくり甚振ってやれ!」 「おおー!」 俺がよそ見している隙に最後の1匹は、親実装の陰に隠れた。 「五女、ママの陰に隠れるデス」 こそっと呟いていたが、見え見えなんだよ。 最後の仔実装は親の腹の下に潜り込もうとしていた。 親も必死で懐に仔実装を入れようとしていたが、俺は親実装を思い切り蹴飛ばし仰向けにした。 蹲っている仔実装が丸見えになった。 「ママァ〜!」そう言って親実装の所に行こうとしている仔実装に「おい!」と言って竹鞭を振った所、声に反応してしまい俺の方を向いた仔実装の両眼に竹鞭が当たった。 「テ......。テッチャ〜ァァァァ〜!!痛い!痛い!お目目が、お目目がぁ〜!真っ暗テチ!何にも見えないテチィ〜!」 目が見え無くなった仔実装は、パニックになってしまい俺の前をぐるぐる廻り出した。 「五女ぉ〜!こっちデスよぉ〜!ママはこっちデスよぉ〜!」 大声で叫んだが、勘がとろそうな仔実装が1度に3つの事が出来る訳が無い。 (勘がとろい仔実装が目も見えないのに@、その声に反応してA声がする方向に行けるB訳が無いという意味) 「ママァ〜!真っ暗で何も見えないテチィ〜!」 「じゃあ〜!片付けるかぁ〜!」 右手を≪ビシッ!≫「テッチャァァァ〜!痛い!痛いテチィ〜!」切り飛ばし。 左手を≪ビシッ!≫「テッチャァァァ〜!」左手を切り飛ばした。 「痛い!痛い!テチィ〜!誰かぁ〜!誰かぁ〜!助けてテチィ〜!」 本当に勘がとろいのか鈍いのか自分が、今どこを切られて痛いのかが解っていない様だ。 そして≪ビシッ!≫≪パキン!≫ あれだけ騒がしかったのが公園内に静寂が訪れた。 仔実装の首が綺麗切り取られ俺の前に落ちている。 首を落とされた胴体は2〜3歩、歩いて≪ポテッ!≫と倒れた。 「ご......五女ぉ〜!全員殺されたぁ〜!ワタシの子供が全員殺されたぁ〜!どうしてデス!どうしてワタシは子供と一緒に幸せになりたかっただけデス!どうしてお前はワタシ達の幸せを奪うデスかぁ〜!」 「喧しい!てめえは、俺に迷惑を掛けて幸せになろうとしただろう。汚いてめえのクソガキを俺の鞄に放り込みやがって!だから俺に仕返しされてガキを皆殺しにされた。 てめえのおかげで俺は、不幸になったんだ!これからてめえを殺しやる。地獄でガキ共と対面さしてやるからよ!有難く思え!」 「ワ......ワタシが殺される?ちょっと!ちょっと待つデス!どうして?どうして?ワタシが殺されないといけないデス?ワ......ワタシは、お前に殺された子供の分も生きないといけないデス! 生きる義務があるデス!だから死ねないデス!殺される訳にはいかないデス!だから......だから......殺さないで欲しいデス!生きたいデス!生きたいデス!生かして欲しいデス!」 「訳の解らん事を言うなよなぁ〜。今回てめえのガキが皆殺しにされたのは、てめえが俺に託児をしたからじゃねぇか〜。 てめえさえ託児をしなければ、俺はこんな事しに来なかったし,ガキも死なずに済んだんだぞ。一番の原因はてめえなんだよぉ〜!ガキを利用して飼い実装になろうとしたからこんな目に遭う。 一番悪い事をした奴を、何故生かして置く必要がある?一番殺されなければならないのは、てめえだ!」 「嫌デス!し……死にたくないデス!死にたくないデス!」 「喧しい!」 俺は、此奴の手や足等偽石が無い場所を徹底的に竹鞭で叩いた。 此奴が託児をしなけりゃあ〜楽しい正月を迎えられたのによ。 両手、両足を跡かたもなく潰して此奴に思い切り痛みを与えた。 多分、何故自分がそんな目に遭うんだ位にしか思っていないだろう。 実装共の死体を片付けた連れが集まって来た。 「ずいぶん痛めつけたなぁ〜。此奴の偽石は多分頭にあるわ。そろそろ始末したらええんとちゃう?」 「嫌デス!殺さないでぇ〜!ニンゲンさ-ん!お願いデス!助けてぇ〜!死にたくないデスゥ〜!」 「それじゃあ〜!逝くかぁ〜!」 ≪ビシッ!≫「デッ!」≪パキン!≫ 大騒ぎして助命嘆願してきた割には、あっさりと死にやがった。 FIN