食用石(前篇) 黒髪市にある「スーパーふたば」では、新装開店セールとして食用仔実装(以降=食用石)1匹200円で展示販売が行われる。 糞抜き(腹の中は空っぽの状態)食用石であるが、髪の毛はあるし服も着ている。 一つ違うのは総排泄口を事前に焼き潰している事と偽石を抜き取り、固形スープに入れて飴玉の様にコーテイングされている事である。 その作業は、製造元からスーパーに卸す時、丁寧に糞抜きをして腹の中を空にした状態で、ネムリを飲ませて眠らせて新開発の冷凍ガスで凍傷させ潰している。 つまり火で炙って焼潰すのと同じ要領である。 その方が『仔実装は火で火傷した』と思わず、余計なストレスがかからず、肉も新鮮で美味しいと言われている。 一方偽石は、企業秘密で公表出来ないが、特殊な技術でコーテイングしているので、食用石が受けるストレスがどんなものであっても、割れる事はない......らしい。 更に、食用石の胃から糞袋に掛けて、分厚い風船に空気を一杯入れて膨らませているので、「お腹空いたテチィ〜!」と言う事がない。 『売れ残りは製造元が回収します』のうたい文句だから、スーパーに取っては大量に仕入れても懐は痛まない。 店頭に並べられた食用石は、『自分達は飼い実装になる為に売られている』と思っている。 「店内には内蔵を抜いて偽石処理をした、禿裸のパック詰め食用石も別途販売しています!皆様どうぞご利用下さい!」の放送も流れている。 今日は、午前10時からの特別販売商品として20匹の食用石が仕入れられ、まず様子見に15匹がケースに入れられた。 店頭に並べられると同時に、飼い物に来た主婦に「テチュ〜ン!」「テッチュ〜ン!」媚びを売ったが、しかし誰も振り向きもしてくれない。 「ど......どうしてテチィ!こんな.....こんな可愛いワタチが、御愛想しているのにテチィ!どうして無視するテチィ〜!」と信じられない様子だった。 『可愛いワタチが無視された......』ショックで脱糞しようとしたが、脱糞する事が出来ない。 「どうしてテチィ〜!うんちが......うんちが!出ないテチィ〜!」いつもと違う体の変化に食用石は焦り出す。 媚びを売っても無視され続けた事で凄いショック受け、更に脱糞出来ないと言う追い打ちを掛けられ、普通なら≪パキン!ポテン!≫となって死んでしまうのだが、自分は生きている。(いわゆる未知の領域である) 偽石を強力にコーテングされている為、死ぬ事も出来ない。(所詮仔実装には理解出来る訳もない) 「そ......そんな事もあるテッチ!ワタチの美しさが解らないバカも居るテチ!」そう思い直して、媚びを売り始めたが全く効果無く、主婦達は食用石達をスル―し続けた。 やがて、正午になった。 昼食の為、弁当を買いに来たOLに「テチュ〜ン!」と媚び始めると.......。 「あら!こんな店で仔実装売っている。御愛想して可愛いじゃない!」そう言ってくれた。 「こ......今度こそ新しいゴシュジンサマが出来るテチィ♪」やら「優しそうな人テチィ〜♪あの人がゴシュジンサマテチ♪」と期待に胸を膨らませたが、弁当を持ったOL達は、見向きもせず会社に帰って行った。 「な......何故置いて帰ってしまうテチィ〜!飼って欲しいテチィ〜」「連れて行って欲しいテチィ〜!帰らないでぇ〜!」本日2度目の≪パキンタイム≫だが、飴玉コーテイングは完璧で偽石を割る事すら出来ない。 当然、サラリーマン達は、弁当が目当てなので食用石など見向きもしない。 店内の加工済の食用石は、1パック600円がどんどん売れて行くのに1匹200円の食用石が、さっぱり売れない。 従業員は「店長、食用石が全く売れませんねぇ〜」と言ったが「なぁ〜に!これからだよ!これから!」そう言って微動だにしない。 日が西に傾き出した。現在時刻は午後4時30分だ。 今度は、主婦が子供を連れて買い物に来た。 数人の子供達は、店内に入らず食用石の前でガラスケースに顔を近づけ、携帯リンガルで話をしている。 「ニンゲンさん!ワタシ可愛いテチィ〜♪飼って♪飼って♪」と一生懸命お願いする。 親が店内から出て来ると.....「お母さん!食用石買って!買って!200円だから!ね」とお願いする。 「生きている新鮮な食用石を料理を食べてみたい!お願いします!」手を合わせた。 『200円位の額なら買ってやろう』そう思い「これは飼うんじゃないよ!食べる為に買うんだよ!」と念押しして1匹買って帰った。 その親子が、食用石を買って帰ると、それを見た他の子供達が「買って欲しい!買って欲しい!」と親にねだった。 ねだられた親は「しょうがないわねぇ〜」と言いながら次々と食用石を買って帰った。 残り5匹をケースに入れて仕入れた食用石は、全部ショーケースに並んだ。 結局、食用石は20匹中19匹が売れ、店は定時の19時30分に閉店した 売れ残りは「ど......どうしてテチィ〜!こんな.....こんな可愛いワタチが売れ残るなんて......信じられないテチィ〜」がっくりしてショックに打ちひしがれた。 「で......でも明日が有るテチィ〜!明日になれば、ワタチの魅力が解るゴシュジンサマが来てくれるテチィ!」そう自分に言い聞かせた。 ..................................................................................................................................................... 女の子に買って貰った食用石は「ワタチは念願の飼い実装石テチィ♪可愛いワタチは、1番にショーケースから出して貰ったテチィ! あの優しそうなゴシュジンサマに一杯甘えさせて貰うテチィ♪暖かいお風呂、ふかふかお布団、沢山のおもちゃ、沢山の子供を産んで楽しく過ごすテチ! そうそう美味しいごはんも捨て難いテチィ!お寿司、ステーキ、コンペイトウ、考えただけでもワクワクして困っちゃうテチ!」と妄想を巡らせていた。 これから自分が、どんな恐ろしい目に遭うとも知らず「テチ!テチ!」バカ顔さらして薄ら笑を浮かべているうちに、女の子の家に到着した。 「何テチ!思ったより小さな家テチねぇ〜もっと大きな大きな豪邸を想像していたテチが!まっ!良いテチか!ワタチがこの家の実権を握ってしまえば 今は、ゴシュジンサマと呼んでいても、すぐに奴隷ニンゲンと呼んでこき使ってやるテチ!どうせワタチ専用の部屋と言っても、あの2階全部でも小さい 小さいテチ!その内大きな御殿に立て替えて、ワタチ専用のお風呂、天蓋カーテンのゴージャスな寝室に作り替えてやるテチ!そうと決まれば、直ぐにこの人間達を 奴隷ニンゲンとしてこき使ってやるテチ」と息巻いていた。 だが、家に入ると食用石の入っている小箱は≪ポン!≫とテーブルの上に放り投げられた。 「い.....痛いテチィ〜!お前達奴隷ニンゲンが、ワタチを投げるなんて無礼千万テチィ〜!許さんテチィ〜!」と激怒した。 暫く経って箱から出されても怒りは収まらず、「テチ!テチ!テッチ〜!」と捲くし立てた。 「あらぁ〜.......一体この食用石何て言ってるのかしら?敏美(女の子の名前)敏美、ちょっとあなたのリンガル持って来てぇ〜!」と呼ぶと女の子は携帯リンガルを持って来た。 スイッチONにして聞くと......。 「おい!奴隷ニンゲン、お前達ゴシュジンサマのワタチに無礼を働くとは何事テチか!ぶっ殺されたいテチか!ワタチに跪いて土下座しろテチ!」と凄い形相で睨み付けた......が。 「はあ〜!何、寝言言ってんの!あんた「誰か買ってテチィ〜」て店頭のケースの中で半泣きだったじゃないの!誰がゴシュジンサマですって!誰が無礼ですって!あんたは食用で買われたの 何時の間に飼い実装気取りになってんの!聞きしに勝るとはこの事ね、食用石なんて本当に大馬鹿ねぇ〜何回も言うけどあんたは、私達に食べられて終わりなの! 後、30分もすればあんたは死んでんのよ!」そう逆襲した。 だが所詮バカはバカ「未だ無礼を働くテチか!今度はゴシュジンサマに対して下剋上を起こすテチね!打ち首にするテチィ!おい!敏美とやら包丁を持って来るテチ!」と言い返す。 敏美は「お母さん、この食用石最高!こんな大馬鹿早く殺してしまいよ!あれ見せたら驚くんじゃないの?」 「ホント、敏美の言う通り真性の大馬鹿者ねぇ〜!誰があんたみたいな躾もされて居ない様なバカ食用石飼うのよ!食用実装石よ私達に食べられる為に連れてこられたの!少しは自分の身分を弁えなさいよ!」 そう言ってトレーに入れて冷蔵庫で保存していて「たぁすけぇてぇ〜ニンゲンさぁ〜ん」ぼそぼそつぶやく、禿裸食用石を取り出した。 「この様に内臓をくり抜かれて、火が通り易い様にあんたを調理するのよ!」そう言って禿裸食用石を買って来た食用石の前に置いた。 「テッ!テッチャァ〜!ワタチが......こんな可愛いワタチをこんな姿にしてしまうテチか!」 3回目の≪パキンタイム≫だったが、偽石コーテイングが、完璧にされているので死ぬに死ねない。 「何が可愛いよ!豚みたいな醜い顔をして、太い手足、飛び出した大きな太鼓腹にその上不細工な2頭身の子豚が、舐めた事言ってんじゃないわよ!ねぇ〜敏美」 「そうね、豚は豚らしくお母さんに(敏美の)バラバラにされてしまいなよ!」と吐き捨てる様に言われると......。 「テッ!ニンゲンさ.....ん、冗談テチ!冗談!こんな可愛いワタチを食べるなんて......嘘テチね♪」と必死にその場を取りつけろい、助かろうとした。 「嘘ついてどうするの!立場も考えず下らない妄想をするから、死期が早まるのよ!」そう言って刺身包丁を取り出した。 「テッチャァ〜御免なさい!許して下さいテチ〜」はっきりと自分の立場を理解した食用石が、逆に跪いて土下座した。 「問答無用!」そう言うと着ている実装服を≪バリバリ≫と破り捨て、「テッチャァ〜オフク!オフク!破ったら駄目テチィ〜オロロ〜ン、ああっ!もう着れないテチィ〜」悲しそうな顔をして破られた服を、ぼんやり見ている食用石に対して 次は≪ブチィ!ブチィ!ブチィ!≫髪の毛を全部、引き抜いてしまった。「い......痛いぃ〜!ワタチの髪の家が、大事に.......とても大事にしていた美しい髪の毛が......どうして......どしてテチィ〜!」 「海に自生している昆布やわかめの方がよっぽど美しいでしょ!それにもうすぐ殺されるのに髪の毛なんかいらないわよ!」 更に次は≪ドバァ〜!≫≪パ―ン≫腹を裂かれ風船が破裂した。「い.....痛いてちぃぃぃぃぃ〜」包丁で腹を突き破られた上に、不要な臓器を引っ張り出された。 「てぇぇぇぇぇぇぇ〜」食用石の出す悲鳴もだんだん小さくなり弱って来た。 母親は、レシピ本を見ながら「えぇ〜っと!ぬるま湯で体を洗い次は、ボールに水を張って、キンキンに冷えた氷水に入れて、かき混ぜながら身を締めると......」独り言を言いながら作業を続けていった。 ボールに水道水を入れ、冷蔵庫から氷を沢山いれたボールに食用石をトングで掴んで、入れた。すると......「テッチャーァァァァァァ〜!冷たあぃぃぃぃぃぃぃ〜!」 「あら!まだ元気じゃない、じゃあもう一丁」≪チャポン!≫「ゴボッ!ゴボッ!ゴボッ!」咽ぶ食用石を更に≪カラーン!カラ―ン!≫冷たい氷水の中で掻き混ぜられると言う拷問を浴びせる。 暫く氷水に入れたたまま、今度はトレーの中で酢と醤油で隠し味の元を作って、そこに氷水に漬けた食用石を水切りして漬ける。 「テ......い......痛い、痛い.......て」酢と醤油が傷口を猛烈刺激して痛みが走るが、体力の限界、弱り切っている食用石は、叫び声を上げる事すら出来ずぼそぼそ呟くだけである。 酢と醤油のたれの中に入れられたまま10分ほど冷蔵庫で寝かされる。 次にスープ作りだ! 真空パックの食用石にも偽石コーテイングした固形スープが付いている。 それを沸騰した鍋の中におたまに移して味噌を掻き混ぜる要領で溶かす、すると冷蔵庫の中で食用石とは別のトレーで味付けされている禿裸食用石は、イゴイゴもがく様に苦しそうに「てちゃぁぁぁぁ〜ぁぁ」と弱々しく声を揚げて苦しむ。 「頃合いね!」そう言うと冷蔵庫から禿裸食用石を取り出し、鍋の中に≪ドバ!ドバ!≫落して行く。 「てちゃぁ〜」「てちぃぃぃ〜」「て......」「熱いよぉ〜」それと死ぬ間際の悲鳴????を上げると同時に偽石が割れ、死ぬと同時に美味しい実装鍋の具材になって行く。 「さあ!いよいよよ!」冷蔵庫から腹を裂かれた食用石が、取り出され目の前に偽石入りの固形スープを持ってこられる」いよいよ最後の時だ。 「何故!何故!皆から可愛がられて当然、大事にして貰って当たり前のワタチが、どうしてこんな酷い目に遭うテチ」心の中でそう思っていた。 ≪チャポン!≫こいつの偽石は、躊躇う事無く沸騰した湯に入れられた、≪パキン!≫「テッ.....」その悲鳴に似た最後の叫び声???を上げて死んだ。 茹で上げられた食用石達は、一旦鍋から出されて、まな板の上で一口サイズに切り刻まれ、少し濃いめに味付けされたスープの中に入れられて、ネギ、エノキ、白菜、糸蒟蒻と一緒に炊かれた。 「みんなぁ〜!御飯ですよぉ〜!」 敏美を含む、両親と兄の4人が鍋を囲んで、実装鍋に舌鼓をうった。 たった1匹だが、例の食用石の肉は、普通のパック食用石と違って、生きの良い状態で氷水で締められているのと、殺されると言う恐怖を味あわせているので、歯ごたえがあり噛めば噛むほど肉汁が出て絶品の味だ。 父親や兄は「今日の実装鍋いつもと違う、出汁も美味いし最高だ!」と喜びながらむしゃむしゃ食べた。 「そんなに好評なら今度は、少し大目に買って来るわ!」母親もニコニコしてそう言った。 「具材を食べてしまったら、卵を入れておじやにするからね!」 ここの家族以外に18件の家で最高に美味い実装鍋が食べられているだろう。たった1匹入れただけで、これ程までに美味しくなるのだから、食べた人は当然買うし、LINEやインスタグラムで情報が流れ 噂が噂を呼び、食用石はバカ売れするだろう。 .................................................................................................................................................................................. そんな人達が、美味しい実装鍋をたべている頃、スーパーでは、店長と製造販売元の販売担当者が打ち合わせをしていた。 「店長さん、食用仔実装は、1匹売れ残りましたが、初めてにしては、良い線いきましたね」 「今日は、新装開店セールでチラシには、牛乳等日配関係を特価にしていて、食用石販売を掲載していなかったので20匹に押さえたのですが、子供さんが来られた途端に売れ出しました。 明日、日曜日のチラシの1面に食用石を掲載して目玉にしたいですね。と言う事で明日特価にして販売します。2匹で350円を考えているのですが、どれくらいの食用石を分けて貰えますか?」 「いくらでも良いですが、運搬用の通箱には100匹しか入りません。ので一旦様子を見られて、好評でしたら追加注文して戴いたら良いかと、こうやってお聞きした店には、予備在庫として もう1ケース私どもの会社で出荷準備しておきます。ですから追加分100匹は、連絡を戴ければいつでもお届けしますので!」 「じゃあ!午前に100匹持って来てください。残り100匹は様子を見ながら判断します。でも私共の他のチェーン店には1円でも負けたくないですし」 「了解しました」 「それでは、売れ残りは返品として伝票切らせて戴きます」 「いえ!こいつは明日売りますので置いといて下さい」 「それは止めて置いた方が、1日過ぎれば食用石の肉の質は、各段に落ちて不味いです。こちらで引き取らせて、廃棄します」 「殺してしまうのですね」 「そうですね、売れ残りは弊社で飼育している実装の餌になります」 販売担当者は、あえてリンガルをONにしたまま一連の話を売れ残りに聞こえる様にしていた。 「テッ!二......ニンゲンさん、あ......明日迄待って欲しいテチ!殺すなんて言わないでぇ〜!」食用石も死にたくないから懇願する。 「し.....死にたくないテチィ〜!店長さん!店長さん!もう1日、もう1日......チャンスが欲しいテチィ〜!売れる様に努力するテチィ〜!一生懸命お愛想するからぁ〜!」涙をポロポロ流しながら頼んだ。 「でもよぉ〜!最後の1匹になってから必死に売れようとしていなかったじゃねぇ〜か!明日売りゃあ良いと言った様な態度だったよなぁ〜!それに鮮度が落ちた肉を販売したら店の信用にかかるだろうがぁ〜! それによぉ〜その赤と緑の涙のシミ汚ねぇ〜よなぁ〜!そんな不潔な品物を販売出来る訳ねぇ〜だろう!」店長も冷たくあしらった。 「じゃ!そう言う事で売れ残りは、引き取らせて戴きます!」業者はそういって残った食用石1匹を掴んだ。 「それでは、有難うございました」 「ご苦労様、明日も宜しく!」 食用石は、通箱に抛り込まれて「テチャ!痛い!」蓋を閉めれられた。 「テ......嫌テチィ〜!死にたくないテチィ〜!助けて!助けて!」通箱の蓋を≪ポン!ポン!≫叩いて助けを求めた。 「うるせぇ〜なぁ〜!」そう言ってリンガルを切ると「テチ!テチ!」余計に騒々しい。 「死ね!ボケ!」そう言って通箱を開け、騒いでいる食用石の首を掴み≪ボキ!≫と追った。 「テッ!」≪パキン!≫食用石は、白目を剥いて、口から涎を垂らして死んでいった。 「ホント汚ねぇ〜よなぁ〜!明日は、忙しいんだ手間とらせんなよ!」販売担当者は注文書を見ながら「え〜と!明日は、スーパーふたば、アオン黒髪店、スーパー案山子屋、スーパー黒髪堂の配達か! 明日も、忙しくなりそうだ、最新の機械を使って、下処理をしても製造コストは1匹30円だもんなぁ〜!会社はボロ儲けだぜ!もっと給料を上がればなぁ〜!」そうぼやきながら帰路を急いだ。 to be continud