王様と実装石(7) 「」 06/11/30(木)01:49:22 No.3883[返信]
「あれほど見てはならぬと言ったのに・・・愚かなやつめ。今からお前は、地獄の業火に投げ込まれ」「テチャァァァ!いつの間に帰っていたテチ!」「・・・人の話を聞けよ。今からお前は、生まれたことを後悔するほどの責め苦を味わうであろう。くっくっくっ…。」恐怖に顔を歪める仔実装。「だいたい、見られたくないなら、わざわざ鍵を預けるなテチ!」「実装石のくせにうるせえぞ。」仔実装の正論を、有無を言わせずはねつける王様。さすがです。おびえる仔実装を閉じ込めたまま、部屋の扉が、ばたん、と閉まりました。その夜、扉の奥からは、一晩中仔実装の悲鳴とうめき声が聞こえてきました。