大きな凧と仔実装(11/08) 「」 06/08/27(日)22:43:45 No.2099[返信]
凧が雲に突入するなり、2号は雲を掴もうと腕を伸ばすが、手ごたえは無い。
「テチー・・・」しょぼくれる2号。刹那、凧の周囲で、轟音とともに光が幾筋も走った。
雷だ。「テギャァァァッ!!」2匹とも腰を抜かしてこんもりとパンコンしてしまった。
再び凧のすぐ傍で雷光が煌めく。次の瞬間、3号のかごから火が上がった。雷が触れた
のだ。感電は免れたものの、驚き、手足をバタバタ振り回して泣き出す3号。
「落ち着くデチ、糞を火元にぶつけて消火するデチ!」姉の2号が叫び、自分の糞を
3号のかごに投げつけ始めた。その糞の一部が3号の顔にかかる。「テチィィ!お姉ちゃん
ナニするデチカ!怒ったデチ!」3号は、自分の糞を掴むと、火元ではなく2号に向かって
投げつけた。「レベェ!この糞虫!姉に糞を投げつけるとは何事デチカ!!」文字通り
火急の時に、あろうことか姉妹で糞の投げ合いを始める2匹。