キャッチボールと実装石(1/2) 「」 06/08/22(火)02:01:46 No.2050[返信]
8月○日(晴れ)
今日はタケシと公園でキャッチボールをした。投げ合いの途中、タケシの
投球が高すぎて、ボールが脇の草むらに飛んでいってしまった。次の瞬間、
「テギャァァアァーッ!!!」と、けたたましい悲鳴が聞こえてきた。
「しまった、人に当たったかな」青くなってボールの落ちた場所へ走ると、
ボールに潰された蛆実装と、それに取りすがり髪を振り乱して泣きわめく親実装
がいた。親実装がこちらに向かってギャンギャン叫ぶ。「何てことするデス!!
うちの子が何をしたっていうんデス!!はやくお医者さんを呼ぶデス!!!」
リンガル機能付携帯電話の液晶に、取り乱しながらも僕を責める言葉が
羅列される。その必死な様子に気おされ、僕も慌てて救急に電話しようとした。
「おーい、ボールあったかァ?」その時、タケシも向こうから走り寄ってきた。